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新著『学力は「食育」でつくられる。』 札幌・池上学園の池上公介理事長が上梓

食材や栄養バランス面から良い食事をするのみではなく、食生活にも注意を払うことで、子ども学力は大きく伸びるという。実際、寮に入り食習慣を改めたことによって、体調や性格が変わり、学力面でも驚くような飛躍を遂げる受験生を、毎年何人も見てきた著者による新著。偏差値35以下の生徒を一流大学合格に導いた著者が、脳に良い影響を与え、学力を支えるために大切な食材や栄養素、食習慣を奇跡の難関校合格ストーリーとともに紹介。教育者としての豊かな経験をもとに食育の重要性を説く1冊。

学力は「食育」でつくられる

『学力は「食育」でつくられる。』
幻冬舎 刊/池上公介 著/定価 1,300円+税

〈著者プロフィール〉
池上 公介(いけがみ・こうすけ)
1940年札幌生まれ。昭和60年(1985年)に札幌の中学浪人予備校が計画倒産し、中学浪人生が投げ出されたニュースに接し、その子どもたちを救おうと成績上位者から不登校や非行に陥った生徒に至るまでを対象とした中学浪人予備校「池上学院」を開校。
2004年、学校法人池上学園「池上学院高等学校」開校。不登校や高校中退者を積極的に受け入れる。
2009年、池上学院グローバルアカデミー専門学校開校。社会生活学科は全国唯一で発達障がい者支援を必要とする若者たちを就労に結び付けている。
また、学年、学力が異なるさまざまな生徒を広く全国から受け入れる総合学院として教育界における重責を担っている。 全国でも例を見ない「英語教師のためのプロ講座」はNHKで特番が組まれ話題を呼んだ。
ラジオ、TV等での「池上公介のワンポイントイングリッシュ」は今もファンが多い。教育、食育の講演は全国で感動を呼んでいる。一般社団法人・日本青少年育成協会理事、食と健康財団副理事長、北海道健康医療フロンティア理事。

就学支援金の不正受給、5人で91万円 運営会社が確認

株式会社立ウィッツ青山学園高校(三重県伊賀市)で就学支援金を不正に受給していた疑いがある事件で、親会社「東理ホールディングス」(東京都中央区)は12月21日、「四谷LETSキャンパス」(東京都千代田区)の5人の生徒に計約91万円の不正受給が確認されたと発表した。同社によると、5人はいずれも既に高校を卒業していて、支援金の受給資格がなかったという。東京地検特捜部は今月、同社などを家宅捜索し、詐欺容疑で調べている。同社は、四谷LETSのほか数カ所のキャンパスを、年内に閉める方針を明らかにした。

奈良の同立有志会 新ブランドの幼児向け教室を開講

体験会に参加した生徒が、自発的に学習に取り組む「ロジカルキッズプログラム」

体験会に参加した生徒が、自発的に学習に取り組む「ロジカルキッズプログラム」

同立有志会グループ(奈良県大和郡山市、中村尊裕代表)と株式会社アーテック(大阪府八尾市、藤原悦社長)は、同立有志会が提供する自立学習システム「Iシステム」と、アーテックが提供する「ロジカルキッズプログラム」を使った、幼児向けの新しい学習塾ブランド「同立有志会アーテック」を開講する。12月14日には、その第一弾として、同立有志会とアーテック共催の授業体験会が、同立有志会の大和小泉駅前校にて催された。

「ロジカルキッズプログラム」は子ども達の論理的に考える力を引き出す、アーテック社のオリジナル学習システム。論理的思考力だけではなく、空間認識力、推理力、忍耐力を引き出すことができる。すべての辺が同じ立方体で構成された「アーテックブロック」を使用し、その組み合わせの中で、生徒の納得するものを組み立てさせ、答えを導くプロセスを自然と学ばせる。

数や量的感覚を見た目で理解させやすい「アーテックブロック」

数や量的感覚を見た目で理解させやすい「アーテックブロック」

また、「アーテックブロック」は、全ての辺が同じ立方体で構成されていることもあり、数や量的感覚を見た目で理解させやすく、算数の学習時にも相性が良い。この思考力、応用力を楽しみながら養うことのできる利点を最大限活用し、同立有志会が提供する「Iシステム」と合わせて、従来の受験対策、学校の定期テスト対策だけには留まらない、新しい教育サービスを目指す。第1回目の体験会には、ウェブサイト、チラシ等の事前告知がほとんどなかったにも関わらず、多くの小学生と保護者が参加し、このプログラムの注目の高さがうかがえた。今後の展開にも期待したい。

就学支援金詐取、関与を否定 東理HD社長

国の就学支援金の不正受給事件で、運営する高校が詐欺容疑で家宅捜索を受けた東理ホールディングス(HD)の福村康広社長が12月9日、東京都中央区の本社で記者会見し「法律違反しているという認識はない」と述べ、不正受給への関与を否定した。福村社長は、同社傘下の「ウィッツ青山学園高校」(三重県伊賀市)が生徒3人分の支援金計約90万円を不正受給した疑いで東京地検特捜部の捜査を受けていることも明らかにした。

カドカワ N高校に続き、新事業を発表 東大合格に特化した「N塾」、全寮制で30人

カドカワ株式会社は、12月10日、ニコファーレ(東京都港区)にて、2016年4月に開校予定のネット上の高校「N高等学校」に続く教育系の新事業を発表した。今回発表されたのは、東京大学進学を希望する生徒を対象にした全寮制個別指導塾「N塾」だ。

N塾について語る川上量生氏(株式会社カドカワ代表取締役社長)

N塾について語る川上量生氏(株式会社カドカワ代表取締役社長)

この塾は、子別指導塾「坪田塾」との共同事業で、塾長は坪田塾を運営する坪田信貴氏が務め、2016年4月に開塾する。坪田氏は、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』を著書に持ちその指導方法には定評があるという。

初年度は男性のみ30名の募集。応募資格は、東京大学への進学希望者。高校卒業資格を保有していない15歳~85歳となっている。初年度以降は、応募資格の変更も視野に入れられている。

そして生徒は、栄養管理士による朝夕食付の寮で生活しながら、授業を受講する。費用は、月額6万円/年間72万円(受講費+寮費)。また、特待生制度があり、費用に関しても補助が受けられる。

また、提携校であるN高等学校に入学することで、高校卒業資格も取得することができる。2015年12月10日(木)から選抜試験募集開始(2016年2月5日(金)締切)し、2016年2月14日から試験が開始される。

IT人材を養成する専門スクールも開校

N塾に加えて新たに発表されたのは、即戦力となるIT人材を養成する専門スクール「バンタン プログラマーズ・ハイレベル・ハイスクール」(通称プロハイハイ)の開校も発表された。このプロハイハイは、N高等学校の提携通学コースとして用意され、2016年4月開校予定。

設立の背景には、IT業界の人材不足だけでなく、別業界においてもITやプログラミングの知識や技術が求められていることがある。そのような社会のニーズにあった能力・技術、そして、子どもたちの進路選択の幅を広げることが念頭に置かれている。

講師には、最先端で活躍する現役エンジニアなどを迎え、実践的な講義を平日週5日行うことにより、1年間で即戦力のプログラマを育成することを目標にしている。さらに、様々な提携企業へのインターンシップの場の提供、基本情報処理技術者の資格取得も可能となっている。また、プロハイハイの授業後にネットで高校過程の勉強をする。応募資格は、N高等学校生であること。定員は30名。来春に控えるN高等学校の開校とともに、その動向が注目される。

がっちり握手をする川上量生氏(株式会社カドカワ代表取締役社長)、坪田信貴氏(坪田塾塾長)

がっちり握手をする川上量生氏(株式会社カドカワ代表取締役社長)、坪田信貴氏(坪田塾塾長)

京都にて入試分析会・教育改革研究会を開催

11月27日、キャンパスプラザ京都にて、学習塾団体の「中高進学研究会」が、平成28年度入学選抜分析会・第4回新教育改革研究会を開催した。「中高進学研究会」は、学習塾が塾生に対して正確でミスマッチのない進路指導を実現するために、会員塾が必要とする進路指導情報を集約し 、共有化する場を提供することを趣旨として、2013年4月に京都府に設立された。

この趣旨のもと、同会では年間6回の入試情報報告会・研究会、さらには京都府の塾対象公立高校説明会を開催している。また公立高校の入試結果分析においては、京都府下全域の全数調査を実施し、その全容を資料としてまとめている。今後、他通学圏の公立高校合同説明会や私立中学・高校の合同説明会も開催すべく準備を進めている。

なお本年度より、今後の教育行政における教育制度改革の内容と、その塾業界に与える影響を継続的に分析・報告する企画も開始し、174塾の加盟塾と共に学びの場を共有する努力を続けている。

冒頭には同団体の代表の西川時代氏から挨拶があった。「お忙しい中お越しいただきありがとうございました。子ども達にとっては人生で一回しかない進路指導になります。
この資料が少しでも生徒諸君の進路指導上に役立つものになればと考えています」と述べた。

その後、五ツ木書房・大阪進研の模擬試験データ、同団体の加盟塾から提供のデータを基に作成された資料を用いて、主に公立高校の入試最新情報を踏まえた資料の活用法の説明が為された。

近畿圏を中心に多くの学習塾関係者が集う

会の後半には「高大接続改革」をテーマに、代表の西川氏から、高大接続システム改革会議の中間まとめに対する各団体の答申の紹介があった。

西川氏は「改革の流れに対して,批判側・推進側の表面的な意見だけを追い求めるということではなく、全国高等学校長協会やPTA連合会などが出している意見書を見比べ、その全体の方向性と問題点を確認してもらいたい。高大接続改革は、途中に紆余曲折があることと思うが、大学への予算化など実際に動き出しているものも多数あり、この方向性へ進んでいくのは間違いないと思う」と述べた。

会の最後には、同氏が閉会の言葉としてまとめる。

中高進学研究会代表 西川時代氏

中高進学研究会代表 西川時代氏

「以前、私は模擬試験会社様から頂戴する進路資料をあまり詳細には使わず、自分の経験値や感覚で目の前の生徒の状況を見ながら進路指導してきました。その感覚的な進路指導はある時期までは概ね問題もなく過ごせてきました。しかしながら、ミスマッチのない進路指導を強く意識し始めてからは、各社からご提供される進路資料の細かい部分にこそ重要な部分があることに気付きました。生徒諸君への進路指導の要は、単にデータにのみ頼る指導をすることではなく、我々塾人が個々の生徒の状況をどれだけ正確に把握し、最適な方向性を示せるかであることは間違いない。ただ、その判断をする際に私たちが経験値のみに頼るのではなく、資料を真摯に読み込み自身の思い込みなどを修正していく姿勢は大切だと思う。その想いを込めた進路指導は必ず生徒に届くと思う。

年内、一番お忙しい時期ですが、健康に留意されて、子ども達により良き進路指導をなされるよう、また来年度の募集に向けて大いなる飛躍をなさるよう祈念し、本年度のお礼も重ねまして挨拶と代えさせていただきます」年度内最後の第6回中高進学研究会は、2016年3月10日に開催される。

医療介護事業、アジア進出など新規事業を加速する名学館HDが27周年記念全国大会

表彰を受ける名学館掛川校の松下一徳オーナーと齋藤大樹塾長株式会社名学館ホールディングスは、11月8日、創立27周年を記念した全国大会を、東京・六本木の東京ミッドタウンで開催した。
大会では、同社の医療介護事業部の畑邉淳一事務局長が開会宣言に続いて、塾長や講師たち5人が「五つの誓い」を唱和し、第一部の幕が上がった。
特別講演には、株式会社エデュケーショナルネットワーク開発本部副本部長・編集長の上野伸二氏が登壇し、大学入試改革についての講演を行った。
大学入試改革の動向は、様々な情報が錯綜し、なかなかわかり難く、新中1年生向けには大学入試改革を見据えた模擬試験が各社から新たに投入されるなど、早くも熾烈な競争がはじまっている。そういった背景を踏まえ、改革の要点を抑えながら、わかりやすく伝えた。
実践研修には、名学館掛川校の松下一徳オーナーと齋藤大樹塾長が登壇。同校において、優秀な業績をあげているノウハウが惜しみなく披露された。
「素晴らしい名学館システムと、生徒一人ひとりに寄り添った指導を大事にすれば、必ず生徒は集まります」と松下オーナーが印象的に語っていた。
その後、2014年、15年度の季節講習の優秀校や年間優秀校、永年功労賞の表彰式がおこなわれたほか、若手講師による模擬授業大会の表彰もおこなわれ、表彰された清々しい姿の講師たちは、満面の笑みを浮かべていた。
佐藤剛司代表 第二部は会場を移し、同社の佐藤剛司代表取締役社長の講演をはじめ、豪華景品が懸かったビンゴ大会など、加盟オーナーやその社員たちの労をねぎらう企画も多数用意され、会場は大いに盛り上がっていた。
そして、10月にカンボジアにオフィスを開設したことが佐藤代表からサプライズで発表され会場を驚かせた。今後はアジア諸国にも事業展開を計画しているという。
佐藤代表は、「今後も人のため世のためよりよく生きられる世界を作っていきたい」と、教育に対する熱く変わらぬ想いを述べ、会を締めくくった。

「スマイルゼミ中学生コース」に「特進クラス」が新規開講

株式会社ジャストシステムが、デジタル教材「スマイルゼミ」の「中学生コース」に「特進クラス」を12月17日(木)より新規開講する。スマイルゼミは、専用タブレット上ですべての学習が完結するオーダーメイド型通信教育。すでに「小学生コース」と「中学生コース」を開講している。今回の「特進クラス」は、公立難関・上位校を目指す生徒をターゲットにし、これまでのスマイルゼミの機能をさらに発展させた。

スマイルゼミは、全履修者の、学習の始めから終わりまですべての行動・学習履歴を「学習グロースハック」を使って分析し、理解度や進捗に合わせて専用カリキュラムや教材配信、勉強法を提供する。その分析範囲は多岐に渡る。「学習をいつ始めていつ終わったのか」、「学習の順序、思考、結果」、あるいは、「息抜き、親とのコミュニケーションの頻度など」まで分析し、一人ひとりに最適な学習動線を作る。

それらに加えて、「特進クラス」では、中学3年生夏までに中学範囲の学習を終え、入試の実践演習に集中できるように設計されている。公立難関・上位校合格には、正答率30%以下の問題を得点できるかが合否を分けると同社は言う。その対策として、「基礎知識の習得」には、体感的に理解できる「アニメーションワーク」を行い、映像授業とともに応用問題の演習をする「統合型映像授業」で実践的なテクニックや実践力を身につける。

その「統合型映像授業」は、講師の授業を聞きながら、同時に直接タブレットに計算式や解答などを書き込め、授業を見たあとすぐに実践問題を行うことで、学習の流れを分断しないように工夫されている。もちろん、書き込んだ内容は、動画と一緒に保存されるので、復習にも使える。

また、定期テスト対策として、主要5教科に加えて、実技4教科もオーダーメイド対策教材を提供。そして、中学1年生から年3回の模試を行い、その結果を基にスマイルゼミが弱点を分析し、最適化された入試攻略プランをオーダーメイドしてくれる。

スマイルゼミ「中学生コース特進クラス」は、2015年11月19日から申し込みを開始。会費は、ひと月あたり10800円(税別)から。開講日は、中学1年生、中学準備講座(小学6年生対象)が2015年12月17日。さらに、2016年4月1日から中学2年生コース、2017年4月1日からは、中学3年生コースを順次開講する予定だ。

OKKが教育講演会と私立中高相談会を実施

東京都品川区大井町近隣の6つの塾が集まり、2002年に発足したOKK(大井町から教育を考える会)。「子供を奪い合うのではなく協力していこう」という趣旨に賛同した私学23校と共に、塾と私学という垣根を越えて活動している。

相談会実行委員長の阿部光雄氏

相談会実行委員長の阿部光雄氏

そのOKKが主体となり、「教育講演会&私立中高相談会」を11月3日に実施。保護者と生徒を合わせ200人ほどが集まった会場には、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。まずは日本音楽高等学校によるミニコンサートで和んだあと、相談会実行委員長を務めるトキワ松学園中学高等学校 教師の阿部光雄氏が「大学入試改革とともに教育そのものも変わっていきます。それに柔軟に対応できるのが私学なので、今日はぜひいろんな学校を回ってください」と挨拶した。

続く教育講演会では、入試過去問題集などを出版する株式会社声の教育社(東京・新宿)の三谷潤一氏が登壇。近年の受験者の傾向や、来年の受験に向けた具体的な対策などを語ってくれた。

三谷潤一氏

近年の受験者の傾向などについて講演する声の教育社の三谷潤一氏

三谷氏によれば、最近の受験者や保護者は単純に偏差値が高い学校がいい学校だという認識を、持たなくなったのではないかと話す。実際、東大に合格者を多く輩出している高校の過去問が、以前ほど売れなくなっているという。

それから、私立で受けたい学校があれば一度見学に行くべきであり、気になっている学校を実際に回ることで、自分が本当に行きたい学校がみえてくるとアドバイス。また、都立希望者が私立に変更すると成績が下がる傾向があるため、ぎりぎりまで都立を希望したほうがいいと薦めた。

さらに、入試問題の作問者は予想問題集と同じ問題が出ないよう注意しているため、予想問題集から出題されることはまずないが、問い方を変えて出すことが多く、実は予想問題集は入試問題の宝庫だと伝えた。

OKK大井町から教育を考える会の「私立中高相談会」の様子

OKK大井町から教育を考える会の「私立中高相談会」の様子

教育講演会のあとは、23の私学ごとに設けられたブースで個別の相談会が開催。昨年に引き続き、今年も参加したという男子中3生とその母親は「去年参加後、実際に学校を訪問してとても参考になった。今年は去年OKKで話せなかった学校と話せ、それぞれの特色がつかめて志望校を絞ることができた」と感想を教えてくれた。また、創心ゼミに通う女子中3生は私立も見ておきたいと参加。「個別に学校を訪問することなく、一度に何校もの高校と話せて便利」と語った。

年々参加者が増えているOKKの私立中高相談会。OKKの活動目的である「教育を通した地域貢献」ができていると、手応えを感じているようだ。

ING進学教室などが主催する「NIE作文大賞コンクール」 瑞穂で表彰式

多摩地域で進学塾ING進学教室(東京・立川市、岡田弘行代表)などが主催する「第6回 NIE作文大賞コンクール」の表彰式が11月29日、瑞穂町駒形富士山の「町郷土資料館 けやき館」であり、大賞に4人、特別賞に5人が選ばれた。

NIE作文大賞コンクールで大賞、特別賞を受賞した皆さん=「瑞穂町郷土資料館 けやき館」で

NIE作文大賞コンクールで大賞、特別賞を受賞した皆さん=「瑞穂町郷土資料館 けやき館」で

同教室は、新聞を教材として活用するNIE(Newspaper in Education)の取り組みを重視。新聞記者による講演を聞いた感想や、新聞を読んで感じたことを文章にまとめるコンクールを開いている。今回は小学3年から中学3年まで612点の応募があった。
大賞には、青梅市立第四小5年の成井義貴さん、昭島市立清泉中1年の松本楽冬(がくと)さん、羽村市立羽村第二中1年の河村葵子(きこ)さん、あきる野市立東中2年の幡野悠人さん――の4人が選ばれた。

特別賞は、福生市立福生第五小6年の羽深航大さん、青梅市立吹上中1年の加藤凪紗(なぎさ)さん、あきる野市立秋多中1年の知名修大(しゅうと)さん、羽村市立羽村第二中2年の松本まいかさん、東大和市立第四中3年の徳木大輔さん――の5人が受賞した。同教室などが主催する「第13回エッセイ・作文コンクール」の表彰式もあった。