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OKKが教育講演会と私立中高相談会を実施

東京都品川区大井町近隣の6つの塾が集まり、2002年に発足したOKK(大井町から教育を考える会)。「子供を奪い合うのではなく協力していこう」という趣旨に賛同した私学23校と共に、塾と私学という垣根を越えて活動している。

相談会実行委員長の阿部光雄氏

相談会実行委員長の阿部光雄氏

そのOKKが主体となり、「教育講演会&私立中高相談会」を11月3日に実施。保護者と生徒を合わせ200人ほどが集まった会場には、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。まずは日本音楽高等学校によるミニコンサートで和んだあと、相談会実行委員長を務めるトキワ松学園中学高等学校 教師の阿部光雄氏が「大学入試改革とともに教育そのものも変わっていきます。それに柔軟に対応できるのが私学なので、今日はぜひいろんな学校を回ってください」と挨拶した。

続く教育講演会では、入試過去問題集などを出版する株式会社声の教育社(東京・新宿)の三谷潤一氏が登壇。近年の受験者の傾向や、来年の受験に向けた具体的な対策などを語ってくれた。

三谷潤一氏

近年の受験者の傾向などについて講演する声の教育社の三谷潤一氏

三谷氏によれば、最近の受験者や保護者は単純に偏差値が高い学校がいい学校だという認識を、持たなくなったのではないかと話す。実際、東大に合格者を多く輩出している高校の過去問が、以前ほど売れなくなっているという。

それから、私立で受けたい学校があれば一度見学に行くべきであり、気になっている学校を実際に回ることで、自分が本当に行きたい学校がみえてくるとアドバイス。また、都立希望者が私立に変更すると成績が下がる傾向があるため、ぎりぎりまで都立を希望したほうがいいと薦めた。

さらに、入試問題の作問者は予想問題集と同じ問題が出ないよう注意しているため、予想問題集から出題されることはまずないが、問い方を変えて出すことが多く、実は予想問題集は入試問題の宝庫だと伝えた。

OKK大井町から教育を考える会の「私立中高相談会」の様子

OKK大井町から教育を考える会の「私立中高相談会」の様子

教育講演会のあとは、23の私学ごとに設けられたブースで個別の相談会が開催。昨年に引き続き、今年も参加したという男子中3生とその母親は「去年参加後、実際に学校を訪問してとても参考になった。今年は去年OKKで話せなかった学校と話せ、それぞれの特色がつかめて志望校を絞ることができた」と感想を教えてくれた。また、創心ゼミに通う女子中3生は私立も見ておきたいと参加。「個別に学校を訪問することなく、一度に何校もの高校と話せて便利」と語った。

年々参加者が増えているOKKの私立中高相談会。OKKの活動目的である「教育を通した地域貢献」ができていると、手応えを感じているようだ。

ING進学教室などが主催する「NIE作文大賞コンクール」 瑞穂で表彰式

多摩地域で進学塾ING進学教室(東京・立川市、岡田弘行代表)などが主催する「第6回 NIE作文大賞コンクール」の表彰式が11月29日、瑞穂町駒形富士山の「町郷土資料館 けやき館」であり、大賞に4人、特別賞に5人が選ばれた。

NIE作文大賞コンクールで大賞、特別賞を受賞した皆さん=「瑞穂町郷土資料館 けやき館」で

NIE作文大賞コンクールで大賞、特別賞を受賞した皆さん=「瑞穂町郷土資料館 けやき館」で

同教室は、新聞を教材として活用するNIE(Newspaper in Education)の取り組みを重視。新聞記者による講演を聞いた感想や、新聞を読んで感じたことを文章にまとめるコンクールを開いている。今回は小学3年から中学3年まで612点の応募があった。
大賞には、青梅市立第四小5年の成井義貴さん、昭島市立清泉中1年の松本楽冬(がくと)さん、羽村市立羽村第二中1年の河村葵子(きこ)さん、あきる野市立東中2年の幡野悠人さん――の4人が選ばれた。

特別賞は、福生市立福生第五小6年の羽深航大さん、青梅市立吹上中1年の加藤凪紗(なぎさ)さん、あきる野市立秋多中1年の知名修大(しゅうと)さん、羽村市立羽村第二中2年の松本まいかさん、東大和市立第四中3年の徳木大輔さん――の5人が受賞した。同教室などが主催する「第13回エッセイ・作文コンクール」の表彰式もあった。

勉強も課外活動、全力で取り組む子供たちをジャストシステムがバックアップ

「スマイルゼミ」などを展開する株式会社ジャストシステムは、勉強とスポーツ、あるいは芸術文化活動などの課外活動に励む小中学生を支援する取り組みの一環として、「全力キッズ応援制度」を新設する。

支援対象は、学校の学級や部活動、学校外のクラブチームといった団体。選出された団体には、卒業まで同社が提供している通信教育「スマイルゼミ」を卒業まで無償貸与する。
それに加えて、課外活動の目標を1年以内に達成すると、その内容に応じて活動資金を10万円から100万円、もしくは同等額相当の用具などを寄贈する。

この制度を設立した背景には、やり抜く力や自制心、チームワークが身につく課外活動も、子どもたちの自立心を育むための教育として非常に大切だと考えている同社の方針がある。

応募方法は、勉強と課外活動の両方について、団体単位で1年以内に達成したい目標と団体の経歴などを「全力キッズ応援サイト」から提出して応募する。そして、その目標内容や実績で選考され、今回は、最大10団体の選出を予定している。

スマイルゼミとトロフィーを持つ松下龍馬君

スマイルゼミとトロフィーを持つ松下龍馬君

発表会には、「全力キッズ」の松下龍馬君も登壇した。今年からスマイルゼミを使って勉強している松下君は、2015年8月全日本ジュニアテニス選手権14歳以下男子シングルス優勝や、同年4月の14歳以下国別対抗ワールドジュニア世界大会アジア/オセアニア予選日本代表に選出されるなど、ワールドワイドに活躍するテニスプレイヤーである。松下君は、「遠征で学校に行けないことも多くてなかなか勉強する時間が取れませんでしたが、スマイルゼミは自分のペースでできるので大変役立ちました」と語り、「ITF400番台(U18の世界ランキング)になることと、英語と数学のテストで100点を取ることです」と、1年以内に達成したい目標を掲げた。

第1回募集期間は、2015年11月19日(木)~2016年2月21日(日)まで。応募は、「全力キッズ応援サイト」(http://zenryoku-kids.jp/)から。今後は年2回、募集を行っていく予定。

香川・徳島の教育のグローバル化、ICT化をけん引 AIC鷗州グループとUSS学進グループが業務提携

株式会社鷗州コーポレーション(広島県広島市、宇津田敬二社長、以下「AIC鷗州グループ」)と株式会社ユナイテッドオーシャンホールディングス(香川県高松市、内田統夫代表、以下「USS学進グループ」)は、12月1日、両社のコンテンツやリソースを活かしながら香川県と徳島県の教育のグローバル化とICT化をけん引し、幼小中高で一貫した先進的な教育を地域に提供するため、業務提携基本契約を締結したことを明らかにした。

今回の提携により、高大接続システム改革に伴う2020年度以降の大学入試改革で求められる「思考力・判断力・表現力」を引き出すための教育コンテンツの提供を徳島・香川の両県ではじめる。具体的には、小学生向けの英語教室「AIC Kids」や、バイリンガル幼稚舎「AIC附属幼稚舎」、そして世界トップ大学の進学を目指す「AICインターナショナルハイスクール」や、中学・高校生向け英語教室の運営を協同でおこなう。また、高校生を対象とした大学進学準備プログラムの開発や提供をおこなう。

中高生向けスマホ学習塾の「アオイゼミ」の葵 KDDI、マイナビ、電通デジタルHDなどから総額2.8億円の資金調達を実施

日本最大級の中高生向けライブ学習サービス「スマホ学習塾 アオイゼミ」を運営する株式会社葵(東京・新宿区、石井貴基代表)は、11月25日、KDDI株式会社によるコーポレートベンチャーキャピタル「KDDI Open Innovation Fund」、株式会社マイナビ、株式会社電通デジタル・ホールディングス、日本政策金融公庫などを調達先として、総額2.8億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

アオイゼミのライブ授業のイメージ

アオイゼミのライブ授業のイメージ

アオイゼミは、ライブ配信の利点を活かし、受講する生徒が実際に教室にいるのと同じように、リアルタイムに講師に質問したり、ほかの生徒とコミュニケーションを図りながら学習を進めることができる。アオイゼミを受講する生徒からは、「いつでも見られる学習動画は、いつでも見ない」や、「ライブ授業は配信時間が決まっていて、全国の学生と一緒に学べるからモチベーションが上がり、習慣化できる」といった声も寄せられている。

今回の資金調達を受け、同社はさらなる経営体制の強化を図る。10月には前年同月比で200%以上の成長を果たし、平日の19時から配信されるライブ授業に、連日3000人を超える生徒が全国で受講している。この急激な生徒増に対応するため、新しい配信システムの構築や、個々の生徒に最適な学習コンテンツを薦めるレコメンド機能などを盛り込んだ学習管理システムを強化するとともに、学習コンテンツの拡充を図るため、大手予備校で指導経験のある人気プロ講師の採用を進めながら、新規科目の開講やコンテンツ数を増やす。

また、今回の資金調達にともない、葵に出資するKDDI株式会社の運営するコーポレートベンチャーキャピタルおよび、事業会社の株式会社マイナビとはそれぞれ、「auスマートパス」や「マイナビ進学」と連携して、双方のサービス向上のための相乗効果を狙う。

スマホが塾になる

神奈川のステップ、学童保育に参入

神奈川県の学習塾大手のステップは2016年4月、学童保育事業に乗り出す。「ステップキッズ」の名称で、藤沢駅近くのビル内に開設する。まず各曜日で小学1年生を30人、2年生を25人募集する。2年目には3年生、3年目には4年生も受け入れる方針だ。学校の授業終了後、午後7時まで子供を預かり、午後8時までは有料で延長を受け付ける。学童保育では塾講師が理科実験や国語、算数などを低学年向けにアレンジして教育プログラムを提供する。料金は週1日の利用で月額1万5千円、週5日で4万9千円。

ベネッセ海外に賭け 2000億円投資、中計に盛る

ベネッセホールディングスは10月30日、2020年度までの中期経営計画を発表した。投資枠が5年間で2千億円と過去最大規模で、海外に賭ける。幼児向け通信教育講座「こどもちゃれんじ」を中国、韓国、台湾で展開しているが、今後、さらに中国での開拓に力を入れる。北京や上海など4つにとどまる営業拠点を、6倍の24に増やす。周辺の商業施設にベネッセの教材を体験できる店舗も開設し、会員獲得の支えとする。15年10月の中国での会員数は83万人だが、21年までに5倍弱の400万人に増やす。

全教研、プログラミング教育のイベント 国内外で開催

株式会社全教研(福岡県福岡市、中垣一明代表)は、今年から「プログラミング道場」のブランド名でプログラミング教育に積極的に投資をおこなっている。去る10月18日(日)には、阪急百貨店博多店内にて、小学生向けのプログラミング特化型の日帰りキャンプ「Code CAMP」を開催。会場内は定員を越える来場者があり、予想以上の反響に同社の担当の秦氏は「手応えを感じた」という。
Code CAMP

当日の内容は、ロボット型や車型ロボットのミッションに各々が取組みというもの。中でもダイセン電子工業製の車型ロボットを用いたミッションでは、同社が用意するコースを参加した生徒が自らのロジックや走り方を考えてミッションを果たすというもので、楽しみながらSTEM教育を自然と体験させるイベントとなった。今後も「Code CAMP」は順次、開催し、11月10日、12月9日にはマレーシアでも予定している。

《問い合わせ先》
株式会社全教研 管理本部企画推進室
〒810-0042 福岡市中央区赤坂1-15-9
Tel:092-718-0080(担当:秦〈しん〉)

【PR】新しい学びのカタチを支えるNTT東日本の「ひかりクラウド スマートスタディ」

この7月に、東京外国語大学大学院総合国際学研究院の岡田ゼミで、NTT東日本が提供する学習塾・学校向けのICTトータルパッケージの一つである「ひかりクラウド スマートスタディ(デモ版)」を活用したアクティブ・ラーニング型の授業を実施した。その後のアンケートでは、「アウトプットの機会が少ない」「持ち運ぶ資料の多さ」等の「不満解消」につながったという意見が大半を占め、学生からも好評を得ている。そのNTT東日本が提供するプラットフォームの中身に迫るとともに、これからの学びの形を考察したい。

ひかりクラウド スマートスタディを用いたアクティブ・ラーニング型の授業風景

ひかりクラウド スマートスタディを用いたアクティブ・ラーニング型の授業風景

インフラ整備から学習進捗度の管理まで

NTT東日本が提供する「ICTトータルパッケージ」は、学習環境に必要な光回線、Wi‐Fi、クラウド、端末管理からサポートまでをパッケージ化したサービスである。
 パッケージの要でもあるマルチデバイス対応の学習支援クラウドサービス「ひかりクラウド スマートスタディ」は、利用する端末の制限が無いうえ、インターネット接続環境があればどこでも利用が可能だ。遠隔地でもレポートや資料をやりとりできるので、留学中の受講者とのやりとりもスムーズになる。
 さらに、複数参加型の「ライブ」授業だけでなく、授業の様子を収録した動画や、学習内容に関連する参考動画などの、オンデマンドによる「ビデオ」配信も可能だ。テキストや静止画ではわかりにくい内容も、動画と組み合わせることで理解度を高めることができる。
 また、保存されたビデオから用途に応じて選び、自分のペースで繰り返し視聴できるため、受講者は必要なところを好きな時に好きなだけ学習することができる。講師側も、ビデオをどこまで見たかといった学習の進捗状況を管理できるため、授業をスムーズに進められる。
 授業はオンライン上に設置する「ホワイトボード」に、あらかじめ準備した教材(スライド)を映し出しながら進めていく。受講者は、「ドローツール」を利用すれば、タブレットから直接メモや解答を書き込むことができる。また、講師への質問を文字によるチャットや音声ファイルで送信することもでき、講師も受講者からの質問にチャットで個別に返信できるため、講師と受講者の双方向によるコミュニケーションが実現する。
 講師の判断で質問内容や回答を講義中に他の受講者たちと共有することも可能だ。
「質問・アンケート」の機能では、選択式や、○・×で回答できる設問の作成ができ、受講者の理解度を確認しながら授業を進められる。受講者たちの回答状況はグラフ化して確認することができるうえ、その結果を受講者たちと共有することもできる。
「ライブラリ」の機能では、これまで紙で配付してきた教材や資料、書籍などを電子化することにより、1台の端末で、あらゆる教材や書籍を持ち運ぶことが可能となる。デジタル教材は、ダウンロードしておけば電車の移動中など、どこでもすぐに読めるようになるため、予習・復習にもおおいに活用できる。
「ワーク/テスト」機能を使って受講者に課題を提供すれば、正誤判定、学習履歴の蓄積はもちろんのこと、掲示板を利用して質疑応答もできる。そして、蓄積した学習履歴を参照し、受講者一人ひとりにあわせた指導が可能だ。
 これらはほんの一例に過ぎないが、「ひかりクラウド スマートスタディ」は、様々な学習支援ツールとマネジメント機能が統合された学習プラットフォームになっている。

新しい学びのスタイルが生まれる

東京外国語大学の岡田昭人教授

東京外国語大学の岡田昭人教授

今春、東京外国語大学の岡田ゼミでは、実証実験として、「ひかりクラウド スマートスタディ(デモ版)」を用いたアクティブ・ラーニング型の授業を3回にわけて行った。関連する教材や動画を「ひかりクラウド スマートスタディ」で事前に配信し、授業当日は、配信された教材などを活用して学生が事前学習してきたことをベースに、ディスカッションやプレゼンテーションを中心とした発信型の授業を行うというものだ。岡田ゼミの岡田昭人教授は、「ひかりクラウド スマートスタディ(デモ版)」でプレゼンテーションの論点を整理するための独自のワークシートを事前に配布した。このワークシートは、学生が考え方のパターンを段階的に学ぶためのもので、最終的にはひとりで論理を構成できるようになることが狙いだ。
 この授業を行う背景について、岡田教授は、「これからはVUCA(ブッカ)(※Volatility:変動性、Uncertainty:不確定性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性の頭文字を取った言葉)の時代であり、過去の知識や経験では解決できない問題が発生することがある。だからこそ、これからの時代を生き抜くためには、創造性やコミュニケーション性、娯楽性の力が必要になるが、今までの教育・学習方法では身につかない」と語る。さらに、「日本の大学は、ひとりの教員に対して受け持つ学生が多く、フォローが行き届かない面がある。しかし、このシステムを導入することによって、これまで以上に一人ひとりの学生をフォローすることができ、新しい学びが生まれている」と、その効果を語った。

新しい授業を行うための心強い味方

「ひかりクラウド スマートスタディ(デモ版)」の「ライブ」機能を使って、岡田教授自らギターライブを中継するなど、ウィットに富んだ試みも行われた。ただ一方的に授業を配信することに留まらない、講師と受講者の双方向コミュニケーションは、互いの距離を縮め、モチベーションを高めることで、より深い学びにつながる可能性を秘めている。
 文部科学省も、2020年までに大学や高校において、積極的にアクティブ・ラーニング型の授業を実施することを目標として掲げており、教員には新たな授業スキルの養成と定着が求められる。また、タブレット端末の導入、Wi‐Fi環境などのインフラ整備など、教員の負担が増大する可能性も高い。しかし、教員一人ひとりにできることは限界がある。そういったあらゆる課題を解決してくれるNTT東日本の「ICTトータルパッケージ」は、学校や学習塾などの教育機関にとって強い味方になるだろう。

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中学・高校で実践できるグローバル教育プログラムの特別説明会 東京・広尾で11月20日に開催

一般社団法人グローバル教育研究所(東京・港区、渥美育子理事長)は、グローバル教育を中学校や高等学校で実践できるプログラム「地球村への10のステップ」の導入事例や、具体的な活用法に関する特別説明会を、学校の校長・副校長・教頭を対象に11月20日、東京・広尾にある同研究所の日本本部で開催する。

地球村導入説明会チラシ同研究所の理事長であり、米国をはじめアジア各国で25年以上、時代をリードしてきたグローバル企業の人材育成に携わり、7年前から企業と子供のグローバル教育を追及、実践してきた渥美育子氏が講師を務める。「グローバル教育」という言葉が声高に叫ばれる今、日本企業が何としてでも雇いたいグローバル人材の能力とは何か? 中学校や高等学校といった学校教育の現場において、何をどう教えられるのか? 一流企業に就職し、日本にとって貢献できる人材となりうるか? といったことを中心にレクチャーする。

今年3月に「地球村への10のステップ」を導入した東京・新宿区の海城中学校・高等学校の中田大成教頭先生は「今回の学びを通じて得た大きな気づきは、多様性の中における独自性が必要であり、同時に、世界のスタンダードを作る、みんなが納得できる最適解をそこに探し出していくときには、やはり哲学や倫理学といった人間としてどう生きるべきかを学ぶ本学、リベラルアーツのようなものが必要だ」と語る。

既に全国各地で導入が始まっている「地球村への10のステップ」に実際に触れ、事例や活用法を探ってみてはいかがだろうか。

〈「地球村への10のステップ」特別説明会 開催概要〉

開催日: 2015年11月20日(金) 18:30〜20:30
場 所: 一般社団法人 グローバル教育研究所
|    東京都港区南麻布5−10−37 ESQ広尾4階(地図
定 員: 20名
参加費: 無料
対 象: 中学校・高等学校の校長、副校長、教頭
申し込み・問い合わせ: http://www.global-kyoiku-ken.jp
申込期限: 11月19日(木)まで