Category: 塾ニュース|塾・企業

中萬学院グループのCG啓明館が中学受験塾首都圏部門総合1位に オリコン顧客満足度ランキング

サービスを受けているユーザーにインターネット調査をおこない、サービスの質を総合的に評価している「オリコン顧客満足度ランキング」の2015年度首都圏版が12月1日に発表され、中萬学院グループのCG啓明館が中学受験部門の総合ランキングで2009年の初ランクイン以来、3度目の1位に輝いた。また「講師の質」の部門では6年連続の1位、スタッフ、教室の設備・雰囲気、講師の質でも1位の評価を獲得し、創立60周年を迎えた同グループの安定感を見せつけた。

高校受験塾部門(首都圏)では、ステップが1位となった。首都圏の中学・高校受験部門においていずれも神奈川の塾が総合1位の評価を得たことは、熾烈を極める神奈川県の進学塾の現状を表していると言える。

同ランキングはオリコン株式会社が行っている業種別顧客満足度ランキングのうち、2007年より実施されている「塾」ジャンルでの評価。調査対象は「中・高受験を対象とする塾に通年通学している(したことのある)現役小学生/中学生の保護者から得た回答に基づく」もので、ランキングの結果は同社が運営するウェブサイト「オリコンCS顧客満足度ランキング」上で発表されている。
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片山学園、射水に富山県内初の私立小を開校 2018年4月に

学校法人片山学園(富山県富山市、片山浄見理事長)は12月8日、富山県内初の私立小学校「片山学園初等科(仮称)」を、射水市戸破の同市小杉庁舎跡地に設立する計画を発表した。小学校は、約1万44平方メートルの敷地に6階建ての校舎と3階建ての体育館を建設予定。1学級20人の少人数教育で、各学年は2学級40人。全校で12学級240人とする。校長には、片山学園の設立母体である学習塾「富山育英センター」の原本幸一・教育本部総括部長が就任する予定。2018年4月開校を目指し、初年度は1年生(定員40人)のみを募集する方針。

 世界で活躍できる人材を育てようと、小1から英語を週5時限(1時限45分)設け、卒業時には英検2級の取得を目指す。授業は、全学年で平日6時限、土曜4時限。教科ごとに専任の教師が担当する。小6の期末試験の結果を考慮するが、卒業後は原則、片山学園中に進学できるという。

「片山学園初等科(仮称)」のイメージ図

「片山学園初等科(仮称)」のイメージ図

 射水市の太閤山ランドや富山市ファミリーパークなどと連携し、屋外での課外活動も積極的に取り入れる。また、放課後に校内でピアノやそろばん、書道などが習えるようにし、学童保育の役割も担う。希望者が入れる寮も併設し、全国から児童を募集するという。

 片山学園は、富山市東黒牧に中高一貫校を設置している。富山市内で会見した片山浄見理事長は「射水市から情熱的なお誘いがあり、決心した」。周囲に野球場やサッカー場、図書館などが充実していることを挙げ、「環境も抜群に素晴らしい。市の活性化、人口増に貢献し、文教地区として発展できるようにがんばりたい」と話した。いずれは近くに総合大学を設置する構想も明らかにした。

京進、ミャンマーに日本語学校

京進は来年1月、ミャンマーで日本語教育を始める。ヤンゴンに日本語学校を設け、現地の社会人や大学生らを指導する。現地の同業と折半で12月中に共同出資会社を設立する。ヤンゴン大学近くのビルの一室(約200平方メートル)を借り、日本で働きたい社会人や大学生の指導のほか、日系企業の従業員向けの研修を請け負う。日本人と現地スタッフが講師となる。当初は100人ほどを募集し、状況を見ながら徐々に増やす。ミャンマーでは日系企業の進出が盛んで、日本語への関心が高まっている。

大学予備校「DSKパーソナルスクール」、事業停止 

大学受験予備校「DSKパーソナルスクール」を運営するディーエスケー(東京都新宿区)が11月30日に事業を停止した。信用調査会社の帝国データバンクによると、同社は自己破産を申請する意向だという。ディーエスケーは全国で15前後の教室を運営し、受講生は約千人とみられる。2000年3月期に約40億円だった売り上げは、少子化の影響などにより14年3月期に約8億円にまで落ち込み、ここ数年は赤字が続いていた。大半の教室は30日に閉鎖したが、職員らが自主的に運営を続けている教室もあるという。

フリースクールの支援へ全国フォーラム

文部科学省は11月24日、不登校になった子供らが通うフリースクールへの支援策を検討するため、関係者を集めた全国フォーラムを初めて同省で開いた。参加者は「運営資金への公的な支援が必要」と訴えた。スクールの運営者や生徒、保護者ら約500人が参加。下村博文文科相は「今後、支援にしっかり取り組むことを約束したい」と挨拶した。フリースクールは全国に約400あるとされる。同省の2013年度の調査によると、小中学校で不登校になっている子供は約11万9千人で、うち約2千人がフリースクールなどの民間施設に通っている。

学童保育 参入進む ベネッセ、市進HD、明光ネット、栄光HD、やる気スイッチ・・・

教育関連企業が学童保育事業を拡大する。ベネッセホールディングスは今後15カ所まで施設を増やす。市進ホールディングスも拠点を増設。明光ネットワークジャパンは15年度内に現在の3倍の約10カ所にする。やる気スイッチグループホールディングス(東京・中央)はフランチャイズチェーン(FC)方式を中心に学童保育の開設数を7年間で500カ所と現在の10倍にする。栄光ホールディングスは16年度に現在の3.5倍の約25拠点にする。学童保育の潜在需要は約40万人。教育各社は児童の囲い込みにつなげる。

TIE外語学院、破産開始決定

東京・新宿や横浜、大阪などで英会話学校を6校開いていた「TIE外語学院」の運営会社が東京地裁から破産開始決定を受けた。11月19日付。破産管財人によると、受講生は約500人で、負債総額は払い込み済みの受講料など約2億8千万円。外国人講師とのマンツーマンレッスンなどを展開していたが、格安英会話学校の台頭などで競争が激化して生徒数が低迷していた。受講生らの問い合わせ先は専用電話(03・6721・3109)。

学研HDと凸版印刷 シニア調査

学研ホールディングス(HD)は、傘下の学研ココファン(東京・品川)が運営する高齢者向け介護施設で、商品開発などに関する調査を実施、シニア向けのマーケティング調査事業に凸版印刷と取り組む。将来的には調査結果をもとにした商品開発なども検討する。メーカーなどの要望に合わせて聞き取りやサンプリング調査などを手掛ける。警戒心が強いなどの理由で調査が特に難しいとされる75歳以上を対象とする。2017年9月期に約10億円の売上高を目指す。

新会社「学研教育アイ・シー・ティー」を立ち上げ 学研HD

学研ホールディングス(HD)はICT(情報通信技術)を活用した教育事業の新会社を設立する。まず、学校や塾などの法人向けに学習ソフトを開発・販売する。新会社「学研教育アイ・シー・ティー」を立ち上げ、主力の教育事業で培ったコンテンツを生かし、タブレット(多機能携帯端末)向けのソフトウエアを開発する。学校やグループ内外の塾向けに広めたうえで、将来的には家庭向けも開発。法人向けの商品と連携できるような仕組みも検討する。

宿題や小テスト、生徒のタブレットに配信  ソフトバンクとベネッセ 

ソフトバンクとベネッセホールディングス(HD)は11日、学校で使うタブレット端末に宿題や小テストなどを配信する事業を2015年度に始めると発表した。両社が4月に折半出資で設立したクラッシー(東京・新宿)を通じて、サービスを提供する。タブレットを持っていない学校には販売し、すでに授業に使っている学校には配信だけを手掛ける。クラッシーは全国の中高100校にタブレットを無料で貸し出して、授業の出欠管理や授業中の発言内容の記録などに使ってもらっている。これらの学校などに導入を呼びかけていく方針だ。

Classi株式会社

 

 

 

 

 

 

 

 
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