Category: 塾ニュース|生活

ゲストハウスやホステル「簡易宿所」に商機あり

「アンド ホステル」、「「ファーストキャビン」、「BOOK AND BED TOKYO」など全国で雑居ビルを改装しゲストハウスやホステルと名乗る宿泊施設として開業する動きが相次いでいる。法律上は「簡易宿所」と呼ばれる施設。ビジネスホテルより低料金で、従来型のカプセルホテルより快適な空間を提供でき、節約志向の出張者やインバウンド(訪日外国人)のニーズをつかんでいる。投資回収がしやすくなっていることも追い風だ。

リニア「南アルプストンネル」建設計画 “最難関”手探りスタート

JR東海は11月1日、リニア中央新幹線の「南アルプストンネル長野工区」(8.4キロ)の安全祈願・起工式を長野県大鹿村で行い、平成39年の開業に向けて県内初の本体工事に着手した。周辺住民にはなおもトンネル掘削や工事車両が環境、生活に及ぼす影響を懸念する声がくすぶり、一部住民は強硬に反対する。リニア計画で技術的にも、そして地元対策でも“最難関”とされた工事が手探りのスタートを切った。

カブス、108年ぶり頂点

米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は11月2日、クリーブランドで第7戦が行われ、カブス(ナ・リーグ)がインディアンス(ア・リーグ)に延長十回、8―7で競り勝って対戦成績を4勝3敗とし、108年ぶり3度目の優勝を果たした。最優秀選手(MVP)は今シリーズ打率3割5分7厘と活躍したカブスのゾブリストが選ばれた。

熊野古道40キロを追加登録 ユネスコ世界遺産委

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は10月24日、パリで臨時会合を開き、熊野古道で知られる世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に、近年の調査で特定された参詣道約40キロを追加することを承認した。登録対象の参詣道は計約350キロに延びる。追加されるのは熊野参詣道の中辺路と大辺路、高野参詣道のうち、和歌山県内に位置する22区間。2004年に世界遺産になった後、草木に埋もれていた古道が新たに発掘されたことから、政府が1月に追加申請していた。構成資産の追加は「石見銀山遺跡」に続き国内2例目。

二宮敦人著「最後の秘境 東京藝大」(新潮社・1400円)

「最後の秘境 東京藝大」の著者、二宮敦人氏が日本経済新聞の日曜版に記した本書の「あとがきのあとがき」。書く動機となったのは「。現役藝大生(美術学部彫刻科)の妻の行動を奇怪に感じたこと」だそうだ。得体の知れない芸大、と呼ばれるが通り相場だが、日頃から接触機会が多いせいか至って真っ当な身なり振る舞いをしている。地元商店会にも協力し街頭コンサートを開いたりする。40人を越す学生からインタビュー集めたノンフィクションだそうだが、まだ読んでいない。早速アマゾンへ注文しよう。

ベーシックインカム 欧州で社会実験へ

政府がすべての国民に最低限の生活を送るのに必要なお金を無条件で定期支給する「ベーシックインカム(BI)」。オランダやフィンランドで、将来的な導入もにらんだ社会実験が2017年から相次いで始まる。フィンランドも全成人から無作為に2000人を対象に、2年間月560ユーロ(約6万5000円)を支給する社会実験の17年開始を目指す。BI反対派の批判に耐えられるデータを示せるか。オランダとフィンランドの実験結果に期待が集まる。

WHO、糖類を多く含む飲料への課税呼びかけ

世界保健機関(WHO)は10月11日、糖類を多く含む飲料に課税するよう加盟国・地域に声明で呼びかけた。加糖飲料の消費を抑制し、肥満や糖尿病、虫歯などを減らす狙いだ。声明は、WHOの専門家チームが昨年5月にまとめた報告書をもとに「課税で加糖飲料の価格を20%引き上げれば、消費を20%減らす効果がある」と主張。生活習慣病などを防ぐには、飲料などに添加される糖類の摂取量を1日当たりのカロリーの10%未満に減らすことが望ましく、5%未満に減らせば、健康に良い効果が得られるとしている。

池袋を文化発信拠点に 公園を活用 豊島区

東京都豊島区は2016年度末までに、JR池袋駅周辺の地域戦略をまとめる。区がこれまで力を入れてきた芸術・文化と産業を結び付けることが柱となる見通し。順次刷新する駅周辺の公園を地域戦略の発信拠点として活用する。丸の内や渋谷など都心の他地区との違いを鮮明にし、人や企業を呼び込む考えだ。地域戦略をまとめるのは産官学で構成する「池袋ブランディング・シティ戦略検討会」で、10月12日に初会合を開いた。今後は、池袋地域の今後の展望と目標(、展開する事業や施策、効果的なイメージ戦略やPR方法などを協議する。

保育定員442人、板橋区が拡大 来年度、当初計画比

東京都板橋区は9月26日、2017年度の保育定員について当初の計画から442人分増やすと発表した。区内の待機児童数が今年4月時点で376人と高止まりしているため、認可保育所の増設や改築などで定員をさらに拡大する。同年度末に待機児童ゼロを目指す。区議会9月定例会に提出した補正予算案に、認可保育所の整備にかかる補助金など約5億5千万円を盛り込んだ。追加で整備するのは私立認可保育所3カ所。加えて保育所の改築や定員の見直しなどでも定員増を見込む。

隠れ待機児童、都内に1万9千人 国が詳細公表

厚生労働省が待機児童をめぐる詳細を今月公表し、都内で認可園に入れなかった「隠れ待機児童」が4月現在で約1万9千人いることがわかった。区市町村が公表してきた待機児童数の2・2倍となる。厚生労働省によると、都内の隠れ待機児童は1万8719人。都内では認可園の整備が進むが、前年比で2234人増えていた。待機児童は8466人(前年比652人増)だった。