文化審議会は11月18日、山岳信仰遺跡「英彦山」(福岡県添田町)など11件を史跡に、「勝山恐竜化石群および産地」(福井県勝山市)など2件を天然記念物に指定するよう、松野博一文部科学相に答申した。近く答申通り告示される。「横山大観旧宅および庭園」(東京・台東)は史跡と名勝の両方に指定される。このほか、四国山間部の「奥内の棚田および農山村景観」(愛媛県松野町)を重要文化的景観に選定し、大正初期に造成された「松田屋ホテル庭園」(山口市)など2件を登録記念物にするよう答申した。
英オックスフォード大出版局は11月16日、今年注目を集めた英単語として「客観的な事実や真実が重視されない時代」を意味する形容詞「POST-TRUTH」を選んだ。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票や、トランプ氏が勝利した米大統領選の選挙運動の過程で使用頻度が急増した。真実や事実よりも個人の感情や信念が重視される米英の政治文化や風潮を表現していると評価された。オックスフォード英語辞典などを出している同出版局はネット上で調査し、その年を代表する言葉を発表している。
「アンド ホステル」、「「ファーストキャビン」、「BOOK AND BED TOKYO」など全国で雑居ビルを改装しゲストハウスやホステルと名乗る宿泊施設として開業する動きが相次いでいる。法律上は「簡易宿所」と呼ばれる施設。ビジネスホテルより低料金で、従来型のカプセルホテルより快適な空間を提供でき、節約志向の出張者やインバウンド(訪日外国人)のニーズをつかんでいる。投資回収がしやすくなっていることも追い風だ。
JR東海は11月1日、リニア中央新幹線の「南アルプストンネル長野工区」(8.4キロ)の安全祈願・起工式を長野県大鹿村で行い、平成39年の開業に向けて県内初の本体工事に着手した。周辺住民にはなおもトンネル掘削や工事車両が環境、生活に及ぼす影響を懸念する声がくすぶり、一部住民は強硬に反対する。リニア計画で技術的にも、そして地元対策でも“最難関”とされた工事が手探りのスタートを切った。
米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は11月2日、クリーブランドで第7戦が行われ、カブス(ナ・リーグ)がインディアンス(ア・リーグ)に延長十回、8―7で競り勝って対戦成績を4勝3敗とし、108年ぶり3度目の優勝を果たした。最優秀選手(MVP)は今シリーズ打率3割5分7厘と活躍したカブスのゾブリストが選ばれた。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は10月24日、パリで臨時会合を開き、熊野古道で知られる世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に、近年の調査で特定された参詣道約40キロを追加することを承認した。登録対象の参詣道は計約350キロに延びる。追加されるのは熊野参詣道の中辺路と大辺路、高野参詣道のうち、和歌山県内に位置する22区間。2004年に世界遺産になった後、草木に埋もれていた古道が新たに発掘されたことから、政府が1月に追加申請していた。構成資産の追加は「石見銀山遺跡」に続き国内2例目。
「最後の秘境 東京藝大」の著者、二宮敦人氏が日本経済新聞の日曜版に記した本書の「あとがきのあとがき」。書く動機となったのは「。現役藝大生(美術学部彫刻科)の妻の行動を奇怪に感じたこと」だそうだ。得体の知れない芸大、と呼ばれるが通り相場だが、日頃から接触機会が多いせいか至って真っ当な身なり振る舞いをしている。地元商店会にも協力し街頭コンサートを開いたりする。40人を越す学生からインタビュー集めたノンフィクションだそうだが、まだ読んでいない。早速アマゾンへ注文しよう。
政府がすべての国民に最低限の生活を送るのに必要なお金を無条件で定期支給する「ベーシックインカム(BI)」。オランダやフィンランドで、将来的な導入もにらんだ社会実験が2017年から相次いで始まる。フィンランドも全成人から無作為に2000人を対象に、2年間月560ユーロ(約6万5000円)を支給する社会実験の17年開始を目指す。BI反対派の批判に耐えられるデータを示せるか。オランダとフィンランドの実験結果に期待が集まる。
世界保健機関(WHO)は10月11日、糖類を多く含む飲料に課税するよう加盟国・地域に声明で呼びかけた。加糖飲料の消費を抑制し、肥満や糖尿病、虫歯などを減らす狙いだ。声明は、WHOの専門家チームが昨年5月にまとめた報告書をもとに「課税で加糖飲料の価格を20%引き上げれば、消費を20%減らす効果がある」と主張。生活習慣病などを防ぐには、飲料などに添加される糖類の摂取量を1日当たりのカロリーの10%未満に減らすことが望ましく、5%未満に減らせば、健康に良い効果が得られるとしている。
東京都豊島区は2016年度末までに、JR池袋駅周辺の地域戦略をまとめる。区がこれまで力を入れてきた芸術・文化と産業を結び付けることが柱となる見通し。順次刷新する駅周辺の公園を地域戦略の発信拠点として活用する。丸の内や渋谷など都心の他地区との違いを鮮明にし、人や企業を呼び込む考えだ。地域戦略をまとめるのは産官学で構成する「池袋ブランディング・シティ戦略検討会」で、10月12日に初会合を開いた。今後は、池袋地域の今後の展望と目標(、展開する事業や施策、効果的なイメージ戦略やPR方法などを協議する。