Category: 塾ニュース|生活

芥川賞・直木賞  候補作発表

第153回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が19日付で発表された。芥川賞にはお笑い芸人の又吉直樹さんの「火花」など6作品、直木賞にも6作品がノミネートされた。選考会は7月16日夕。候補作は次の通り。

 【芥川賞】内村薫風「MとΣ」(新潮3月号)▽島本理生「夏の裁断」(文学界6月号)▽高橋弘希「朝顔の日」(新潮6月号)▽滝口悠生「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」(新潮5月号)▽羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」(文学界3月号)▽又吉直樹「火花」(文学界2月号)

 【直木賞】門井慶喜「東京帝大叡古教授」(小学館)▽沢田瞳子「若冲」(文芸春秋)▽西川美和「永い言い訳」(文芸春秋)▽馳星周「アンタッチャブル」(毎日新聞出版)▽東山彰良「流」(講談社)▽柚木麻子「ナイルパーチの女子会」(文芸春秋)

セブンイレブン、青森県初出店

セブン−イレブン・ジャパンは6月12日、青森県に初出店し、青森市や八戸市などに8店舗を開店した。既にローソンやファミリーマートは出店しているが、セブン−イレブンの出店は都道府県別で45番目。セブン−イレブンは国内で約1万7000店を展開。鳥取県にも10月に進出することが決まっており、空白県は沖縄県のみとなる。ローソンは1997年、ファミマは2006年に全国出店している。

保護者に2.7億円返金 大阪桐蔭裏金問題

大阪桐蔭中学・高校(大阪府大東市)の裏金問題で大阪産業大は6月5日、試験料などの名目で保護者から集めた金のうち簿外管理していた約2億7千万円を保護者に返金すると発表した。簿外管理していた金のうち、模擬試験の試験料名目で集金した約8955万円と、副教材費や実習費1億8千万円の計約2億7千万円について、返金が必要と判断した。年内には返還手続きに入るとしている。簿外管理に関与したとして大阪桐蔭の元校長ら9人を懲戒処分とし、元校長ら3人を大阪地検に刑事告訴する。

保育定員を2082人増 世田谷区

東京都世田谷区は2015年度に、保育サービスの定員を2082人増やす方針を決めた。14年度の1221人から大幅に増やし、過去最大の規模とする。同区の今年4月の保育定員は1万4675人で、5年間で約5000人増やした。ただ、就学前人口も同規模で増えている。定員増が需要に追い付いていないため、大幅に拡充する。国有地などを活用し、認可保育所の施設整備を中心に取り組む。15年度からの新制度である、主に0~2歳児を対象とする小規模保育も含め、幅広い需要に対応する。

保育施設、トラブル多発 都内で急増

東京都内の認可保育施設で、保育の質の低下などに伴うトラブルが目立ってきた。待機児童解消へ定員を増やす一方で、保育士の育成が追いつかない状況が背景にある。文京区は今年4月以降、課題を抱える保育所に対し区立保育所の元施設長らが毎日現場を巡回し、今も保育指導にあたっている。内容は子供のあやし方から人員配置まで運営全般。保育所運営の要諦となるのはベテラン保育士の配置やチームプレーだが、保護者の不安解消につなげるには課題も多い。

マタハラ企業名公表へ  厚労省

厚生労働省は5月29日までに、職場で妊娠や出産を理由に退職を迫られたりするマタニティーハラスメント(マタハラ)問題で、是正指導や勧告に従わない悪質企業の企業名公表など指導を徹底する方針を決め、全国の労働局に指示した。男女雇用機会均等法では、企業が是正指導や勧告に従わない場合、最終的に企業名を公表することができる。企業名公表の徹底についても近く同省ホームページに掲載するなどして企業側にも周知する。マタハラが社会問題化する中、企業により厳しい姿勢を示すことで、被害を未然に防止する狙い。

「かもめーる」、販売始まる

暑中・残暑見舞い用のくじ付き郵便はがき「かもめーる」の販売が6月1日、全国の郵便局で始まった。無地のほか、ヒマワリや花火の絵入り版があり、いずれも1枚52円。全国で2億3698万枚、近畿圏では4156万8千枚を販売する。企業のダイレクトメール用として好評で、近畿圏の発行枚数は前年より約1割増という。

学童保育に民間企業の参入続々 千葉県

千葉市美浜区のJR稲毛海岸駅前で、イオンの子会社イオンリテールが4月にスタートさせた学童保育「イオン放課後教室」。4部屋に区切られた教室の広さは計約720平方メートル。小学1~6年生に年長児も加え、最大200人を受け入れる。延長保育は平日午後9時まで、土日や祝日の預かりにも対応する。流山市でも今年4月、市進ホールディングスが、つくばエクスプレス(TX)の流山おおたかの森駅近くに「7colors」(ナナカラ)をオープン。約260平方メートルの広さに定員は70人。月会費は週3日で2万8千円(税抜き)など。

子供送迎サービス急成長 学校から塾、タクシーで

首都圏のタクシー会社で子どもを習い事や塾に通わせるための送迎サービスを強化する動きが相次いでいる。日本交通(東京・北)は「キッズタクシー」の専任運転手を今後数年で、現在の34人から100人に増やすほか、国際自動車(東京・港)はは女性運転手が子どもを送迎するサービス「リラクシー」の対象地域を拡大した。昨年11月のスタート時は東京都杉並区と三鷹市、武蔵野市限定だったが、今年3月に23区全体にも広げた。子育て中の共働き世帯を中心に平日のニーズに対応。需要開拓へ利用しやすい環境づくりに努める。

東大、連敗94でストップ  六大学野球

東京六大学野球リーグ第7週第1日は5月23日、神宮球場で1回戦2試合が行われ、東大が延長十回の末に法大に6―4で競り勝ち、リーグ最多の連敗記録を94(2分けを挟む)でストップした。2010年10月の早大戦以来、5年ぶりの勝利。法大に勝ったのは08年10月以来となる。東大は1987年秋から90年秋にかけてつくった70連敗のワースト記録を昨年更新し、その後も負け続けた。