Category: 塾ニュース

2025年 物価上昇の見通し 企業の8割が値上げの方針 NHK調査

 NHKが実施した国内大手企業100社へのアンケート調査によると、2025年において企業の約8割が「全体として値上げする見通し」と回答したことが明らかになった。値上げの理由としては、原材料やエネルギー価格の上昇、そして人件費の上昇などが挙げられており、企業のコスト負担の増大が影響しているとみられる。

 NHKは、2024年12月中旬から2025年1月中旬にかけて、国内の大手企業100社に対してアンケート調査を行った。調査結果によると、68社が回答し、そのうち84%が「全体として値上げする見通し」と答えた。次いで、「全体として現在の水準を維持する見通し」が15%、「値下げする見通し」と回答したのはわずか1%にとどまった。
 値上げを予想する企業に対してその理由を尋ねたところ、「原材料・エネルギー価格の上昇」が最も多く、続いて「人件費の上昇、または賃上げ原資の確保」、さらに「継続的な値上げによる利益向上を図る」といった理由が挙げられた。
 一方、価格を維持する、または値下げを予想する企業に対しては、主に「物価上昇による顧客離れの懸念」や、「価格競争力を高めて差別化を図る」ため、また「生産体制の見直しによるコスト吸収」を理由として挙げた企業が多かった。

KUMON式学習を導入「ダウン症児に特化した」放課後等デイサービスを開設

 合同会社にじいろは、2025年2月3日より、「ダウン症児に特化した」児童発達支援・放課後等デイサービスにじいろ辻堂教室を開設すると発表した。子どもたち一人ひとりの特性を理解し、支援するための環境を提供することを目的とし、ダウン症児に特化した施設では初の試みとなるKUMON式学習・理学療法士による運動療法を毎日行い、より効果的な療育を行う。

■サービスの主な特徴
・個別支援プログラムの実施
 各児童の発達段階や興味に応じた個別プログラムを提供し、楽しく自信を持って成長できる環境を整える。
・KUMON式学習
「できた」「やればできる」といった自己肯定感を育み、自分から挑戦する力を培う。
・理学療法士を中心とした専門スタッフによるサポート
 理学療法士をはじめ、経験豊富な専門スタッフが常駐し、安心かつ丁寧なサポートを行う。子供たちが持っている可能性を最大限に引き出すための支援を行う。
・性教育
 自分自身の心と身体は自分で守ることを、丁寧に大切に助産師でもある性教育の先生と学ぶ。
・コミュニケーションの促進
 言語聴覚士の指導のもと、グループ活動を通じて、友達との交流を深め、社会性を育むプログラムを実施する。
・保護者支援の充実
 管理者をはじめ、ダウン症児の家族もスタッフとして勤務していることからも、定期的な保護者向けのセミナーや相談会を実施し、家庭と連携した支援を行うことで、保護者の不安を軽減する。
 同社は、この新しい施設が、ダウン症児の子どもたちにとって、成長の場となり、また地域の皆様とのつながりを深めるための大切な一歩となることを願うとしている。

■会社概要
合同会社にじいろ
にじいろはダウン症児に特化し、ダウン症のある子どもたちの療育を専門に活動をしている。
子ども達が大人になった時に周りから愛される生き方ができるよう、そして自分の足で生きていく力を養う機会を創っていく。
住所:神奈川県藤沢市辻堂新町3−2−35 This is Me 2F
代表社員:石井裕太
TEL:0466-53-8422
問合せ先:niziiro.llc@gmail.com
URL:https://www.niziiro.co/

学研とベトナムKiddiHub社が展開する「Gakken STEAM Program(GSP)」の導入園が200園を突破

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川区、宮原 博昭 代表取締役)のグループ会社で学研のグローバル戦略を推し進めるアイ・シー・ネット株式会社(さいたま市・中央区、百田顕児 代表取締役)とベトナム最大級の園・習い事口コミサイト、教育情報サイトを運営するKIDDIHUB EDUCATION TECHNOLOGY JOINT STOCK COMPANY(ベトナム・ハノイ市、Vu Van Tung CEO)がシナジー事業として展開するGakken STEAM Program(GSP)が、2024年12月27日、営業開始から2年で累積契約200園を突破した。

 Gakken STEAM Program (GSP)は、3~6歳向けに「サイエンス」、「プログラミング」、「かず」をそれぞれ週1回提供するプログラム。指導はKiddiHub社のコーチ、もしくは、KiddiHubによる研修を修了した園の教員。GSPを通して、論理的思考力、問題解決力、集中力、社会性、協調性などこれからの時代を生き抜く必須スキルを習得する。

 Gakken STEAM Program(GSP)は、2023年1月に本格的な営業販売を開始した。GSPは「遊びを通して学ぶ」をコンセプトに、豊富なアクティビティを中心に構成されている。GSPを通して、STEAM教育の黎明期であるベトナムで、幼少期から非認知能力を育む意義や有用性を園関係者や保護者に発信している。
KiddiHubは、幼稚園と保護者をつなぐプラットフォーム運営(登録園数約21,000:2025年1月)を主軸としており、そこから得られる市場ニーズや顧客の声など膨大な情報をもっている。GSP推進のために、これらの生きた情報を活用しながら、主に都市部での幼稚園経営者向けセミナー、デジタルマーケティング、テレセールスを行ってきた。その結果、2024年4月に累積契約100園を突破、同年12月に200園を達成した。

 KiddiHubは2024年9月に、ベトナム乳幼児市場へ参入を検討している日系企業に対し、同社のプラットフォーム・コミュニティを活用した、市場調査、営業・マーケティング活動、販路開拓のサービスを開始している。

株式会社ステップ 2025年度の初任給引き上げ実施 

 学習塾ステップを運営する、株式会社ステップ(神奈川・藤沢市、遠藤 陽介 代表取締役社⻑)は、4年連続となる初任給の引き上げを実施することを決定した。
 同社は⼈的投資強化策の⼀環として2022年度から2024年度まで3年連続で、初任給と合わせて従業員の給与⽔準の引き上げを実施してきましたが、「学習塾は人材産業であり、魅力ある教師陣とそれを支えるスタッフの充実こそ前進の原動力である」という認識のもと、長期的に当社の成長を担う人材を獲得していくため、2025年度についても初任給ならびに給与水準の引き上げを実施することとした。

■新卒初任給の概要
対象者 : 2025年度⼊社の新卒社員
初任給 : ⼤卒(教師職)302,000円(諸⼿当込み)
    現⾏より12,000円の増額

<参考>新卒初任給(大卒・教師職)の推移

2022年度2023年度2024年度2025年度
255,000円275,000円290,000円302,000円

スタスタ 英検専門塾の成功メソッドを活用、英検®ライティング添削を抜本的にアップデート

 スタディスタジオ株式会社(東京・渋谷区、鈴木孝一 代表取締役)は、英検®受験生向けウェブサービス「スタスタApps」におけるライティングAI添削機能を大幅に改修・拡充した。従来は「合否判定のための自己採点支援」という要素が中心だったが、今回のアップデートにより、「英作文力そのものを底上げする学習ツール」として、より充実した機能を提供する。同社が運営するオンライン塾「スタスタLIVE英検」で実際に成果を上げている指導メソッドを活用し、受験生一人ひとりの“弱点克服”と“モチベーション維持”をサポートする。

公式サービスURL:

佛教大学オープンラーニングセンター(O.L.C.)が「令和6年能登半島地震」支援チャリティー講座を開講

 佛教大学オープンラーニングセンター(京都市北区)は、令和6年1月1日に発生した能登半島地震被災地支援を目的とし「令和6年能登半島地震チャリティー講座」-法然上人が目の当たりにした災害-を対面とオンラインにて2月25日(火)に開催する。  

 講師は伊藤真宏学長が務め、末法とも呼ばれた混乱の続く不安定な時代を生き、浄土宗を開いた法然上人と災害をテーマに行う。この講座はだれでも受講でき、受講料は全額、日本赤十字社京都府支部を通じて、被災地支援に役立てる。
 
 オープンラーニングセンターは、同学の建学の精神に則り、大学の教育・研究の成果を社会に広く開放することを目的に設置・開設された佛教大学の附置機関で、オンライン・対面で年間約600の講座を開講、延べ人数20万人以上が受講している。

【実施概要】
講座名:「令和6年能登半島地震」支援チャリティー講座 -法然上人が目の当たりにした災害-
日 時:2025年2月25日(火曜)10:30~11:45
会 場:佛教大学紫野キャンパス 15号館『妙響庵(みょうこうあん)』、ZOOMウェビナー
    (〒603-8301京都市北区紫野北花ノ坊町96)
講 師:伊藤 真宏(佛教大学 学長)
受講料: 1,000円(会員種別を問わず)
※チャリティー講座の受講料は、全額、日本赤十字社京都府支部を通じて、被災地支援に役立てていただく。
定 員:
①対面:100名
②オンライン:400名
(どちらでも講座日翌日から約1カ月間の見逃し配信付き)
申込方法:以下のURLから申込み(事前申込制・先着順)
     https://www.bukkyo-u.ac.jp/olc/pickup/20250120/27852.html
申込期間:2025年3月20日(祝・木)
※対面受講は、各回の講座当日まで。
※翌日以降は見逃し配信を受講可能。

中高生ロボティクスチーム「Big Dippers」が日本代表に選出

 三英株式会社(東京・千代田区、市川 晋也 代表取締役)が運営するSTEAM教育スクール「DOHSCHOOL」(世田谷区駒沢:https://dohschool.com)所属のV5RCチーム「Big Dippers(チーム番号:67000A)」は、2025年1月11日に都立蔵前工科高校で開催された「2025 V5RC Japan Nationals(日本代表決定戦)」において、Excellence Award(最優秀賞)とTournament Champions(トーナメントチャンピオン)を同時受賞し、日本代表チームとして世界大会への出場権を獲得した。
 Big Dippersは、2025年5月6日からアメリカ・テキサス州ダラスで開催される「VEX Robotics World Championship 2025」に出場予定。世界各地のトップレベルの中高生が集う国際舞台で、ロボットドライビングやプログラミングのスキルのみならず、主体性・コミュニケーション・チームワークなどの非認知能力を発揮しながら、日本の若き挑戦者としてさらなる飛躍を目指す。

VEXロボティクスは、世界中で150万人以上の児童・生徒が学ぶグローバルなSTEMプログラム。

  • ロボット設計・プログラミングから戦略構築・プレゼンテーションまで、生徒主体で学び合うプロセスが最大の特徴。
  • 競技を通じて論理的思考力問題解決力だけでなく、リーダーシップ協調性といった非認知能力が磨かれる。
  • ジェンダーやバックグラウンドを問わず、誰もが自分の得意分野を活かし、世界に挑戦できる“学びの総合格闘技”としての側面を持つ。

株式会社ヤマナカと茨城県立石岡第一高等学校が農業教育を目的とした産学連携をスタート

 株式会社ヤマナカ(茨城・結城市、山中崇 代表取締役社長)は、2025年1月17日(金)に茨城県立石岡第一高等学校へ、ヤマナカが手掛ける移動式果樹棚「モバイルグリーンガーデン」を設置し、産学連携の取り組みをスタートした。
 モバイルグリーンガーデンは設置も容易な上、動かしやすく、作業効率を考慮した上でカスタマイズが出来る、見栄えも良いというメリットがある。今回はモバイルグリーンガーデンを石岡第一高等学校の園芸科に果樹栽培に関連する産学連携授業の一環として寄贈し、高校生に新しい農業技術や体験を提供する。

 ヤマナカとして、教育現場にモバイルグリーンガーデンを寄贈したのは初めて。こうした産学連携の取り組みを通し、生徒に農業体験を提供する事で、日本農業の発展に貢献していきたいと考えている。まずは石岡第一高校との取り組みを通して、教育現場での活用ニーズを掘り下げ、今後の開発や利活用に向けて推進していく。

 モバイルグリーンガーデンは特別な知識が無くても組み立てられるのが特長のひとつ。実際に石岡第一高校の生徒さんと一緒に組み立てを行った。地面から離れたところに大型の鉢を設置する事によって移動が可能になっており、従来の果樹棚や畑の運用に掛かるリスクを軽減する他に、作業のしやすい場所に移動できるというメリットがある。

「こどもでぱーと」にコナミスポーツのサービスを導入

 コナミスポーツ株式会社は、ヒューリック株式会社および株式会社リソー教育と連携して展開する、教育と子育て施設「こどもでぱーと」の第1号施設「こどもでぱーと中野」に、子ども向けの体操・ダンススクールと、女性専用のマシンピラティススタジオ「Pilates Mirror」をオープンすることを決定した。

 近年、共働き世帯の増加や政府の子育て支援の拡充により、子どもの「教育」への投資が注目されると同時に、習い事への送迎や時間の確保といった保護者の負担軽減・サポートも重要視されている。「こどもでぱーと」は、「子どもの教育」と「保護者の負担軽減」を支援する新しい子育ての拠点として注目されている。
 学習塾、学童・保育、運動・英語といった習い事教室の常設店舗や、保護者が利用できるコンテンツなどが充実し、これらのサービスを施設内に集約し、ワンストップでサービスを提供することにより、利便性と快適さを兼ね備えた新たな子育ての場を提供する。

学習塾検索サイト『塾選』が、受験と進路情報に特化したオウンドメディア「塾選ジャーナル」をリリース

 日本最大級の学習塾検索サイト『塾選』を運営する株式会社DeltaX(東京・千代田区、黒岩 剛史 代表)は2025年1月29日(水)に、受験や進路に関する悩みを解消するための新しいオウンドメディア「塾選ジャーナル」をスタートする。

 日本最大級の学習塾検索サイト『塾選』は、子どもの学習や受験について悩みを抱える保護者へ向けて、役立つ情報をわかりやすく発信するオウンドメディア「塾選ジャーナル」をスタートする。

「塾選ジャーナル」の内容は、教育や受験にまつわる疑問に答える調査記事や、専門家によるお悩み相談、各学年のリアルな受験体験記など多岐に渡る。子どもの教育全般にかかわる情報はもちろん、受験の基礎知識や入試の最新動向、志望校の情報、試験直前の勉強計画、家庭でのサポート方法などを紹介。中学受験・高校受験・大学受験を控えた子どもを持つ保護者や子どもの教育について悩む保護者に向けて、幅広い情報を発信する。

『塾選ジャーナル』URL:https://bestjuku.com/shingaku/s-article