Category: 塾ニュース

中教審「達成度テスト」本格議論を開始

大学入試改革を検討する中央教育審議会の高大接続特別部会が11月8日開かれ、教育再生実行会議が段階別評価の達成度テスト(仮称)の導入などを提言したことを受けた議論が本格的にスタートした。委員から問題点を指摘する意見も出た。議論の中で、大学入試センター試験の1点刻みからの脱却に賛同する声が相次いだものの、浜口道成名古屋大学長は「問題解決能力も測れるようなテストにしないと、今のセンター試験をなぞるだけだ」と指摘した。

財務省が要求 教員給与1,7%減

財務省は、公立小中学校の教員の給与を来年度から削減する方向で調整に入った。普通の公務員並みの水準にするため、年収で1,7%のカットを求めている。文部科学省は2006年、給与を12年度までで2,76%カットする方針を自民党に示した。08~11年度に引き下げたが、削減率は約1%にとどまっている。民主党政権(09~12年)のもとで引き下げのペースが鈍る。自民党が政権に復帰したこともあり、財務省は06年の方針通り検討に入った。1,7%カットで国は約250億円、地方は約500億円、算を減らせる。ただ、文科省は削減に慎重だ。

大阪府警調査 中1の3割SNS利用  

大阪府警が府内の小中高生にスマートフォンなどの携帯電話の利用状況についてアンケートしたところ、中学1年では3人に1人がSNSを利用し、そのうち1割が、SNSを通じて知り合った人に実際に会った経験があった。今年6、7月に調査し、府内の小6、中1、高1の計7,557人と、その保護者5,476人から回答を得た。小6の22,4%、中1の48,6%、高1の87,1%が、「LINE」など無料通信アプリを利用。SNSの利用率も、小6=24,6%、中1=33,7%、高1=68,8%。 SNSで知り合った人に実際に会った経験者は、高1で16,1%、中1で9,9%。小6でも3,7%いた。

文科省有識者会議案「道徳」教科に格上げし検定教科書使用

文部科学省の有識者会議は11月6日、現在は正式教科でない小中学校の「道徳の時間」を「特別な教科」に格上げし、検定教科書の使用を求める素案を固めた。11日の会合で提示し、年内に最終的な提言をまとめる。道徳の教科化にあたっては成績評価が困難とされてきたが、素案では、5段階などの数値による成績評価はせず、記述式で児童生徒の取り組み状況を評価することにした。また、他教科と同様、民間会社が作成する教科書を国の検定のうえ使用する。ただし教科書ができるまでは文科省がつくる「心のノート」が教材として使われる。

学力調査最下位の沖縄 元凶は夜更かし?

沖縄県教委が7~9月、県内のすべての公立の小学5年と中学2年、その保護者を対象に生活習慣を調べたところ、「家族が車で送ることが多い」と答えたのは小5で26,2%、中2で33,9%いた。「家族で外食する際に行く店」という質問では、「居酒屋」という回答が小5で7,3%、中2で6,3%。どちらも8割強は「レストラン・食堂」だった。このほかにも、中2で平日の自宅学習が1時間未満の生徒が67,7%にのぼる一方、運動部員で週7日部活をしているのは40,7%と、部活動の比重の大きさも浮かびあがった。

今年度の全国学力調査で、沖縄は小中学校計8科目のうち6科目で全国最下位。同時に行われた調査でも、「規則正しい就寝」をしている率は全国最下位、「夜10時前の就寝」の割合も43位だった。

下村博文文科相 「匹敵」発言を釈明 「立派な田中正造に申し訳ない」

山本太郎参院議員が秋の園遊会で、陛下に直接、手紙を渡した問題で、下村博文文部科学相が「田中正造が直訴して大問題になったことに匹敵する」と批判したことについて、下村文科相は11月5日の閣議後会見で「率直に言って例えが悪く、誤解されやすかったと反省している。田中正造は議員辞職し、立派な覚悟をもって直訴した。山本さんはそういう覚悟ではなく、単なる無知だったのかなという感じがする」と釈明。自身が田中正造を引き合いに山本議員を批判したことについて「比較するのは、田中正造に対して申し訳なかったという思い」と述べた。

薬ネット販売 来春から新ルール

田村憲久厚生労働相は11月6日、一般用医薬品のインターネット販売で、新しいルールを来春に適用する方針を表明。副作用のリスクの高い精力剤など劇薬5品目はネット販売を禁じる。市販直後の薬には安全性を評価する期間があるが、この間はネット販売を認めない。現行の4年を最長3年に縮める。安全性を早く確かめられた薬は短くするよう検討する。現時点で評価が定まらない薬は23品目あるが、来春に14品目まで減る。業者には最低1店舗で週30時間以上の対面での販売時間を求める。今国会に薬事法改正案を提出・成立を目指す。

中教審「達成度テストの制度設計」議論開始

中央教育審議会は11月6日、教育再生実行会議(座長:鎌田薫早稲田大総長)が提言した2種類の「達成度テスト」(仮称)について具体的な制度設計に向けた議論を始めた。2つのテストのうち、高校生の基礎的な学習到達度を測る「基礎レベル」を高校教育部会、大学入試センター試験に代わる「発展レベル」を高大接続特別部会でそれぞれ議論する。中教審は今後、月1回ペースで両部会を開催。出題内容や実施方法、実施時期などを詰め、来年3月にも下村博文文部科学相に答申する方針。文科省は5~6年後の新テスト導入を目指す。

パイロット養成、一貫教育 崇城大

崇城大(本部・熊本市西区)は、旅客機のパイロット志望者に必要な資格を大学自前で一貫教育するための授業を11月8日から開始する。崇城大はパイロットを養成する航空操縦学専攻コースを2008年に工学部宇宙航空システム工学科に設置。4年間で300時間の飛行実習と座学があり、卒業までに単発、双発機の操縦技能、計器飛行など航空会社が求める資格を取るカリキュラムになっている。国内では4私立大がパイロット養成課程を持つが、完全自前は崇城大が初という。

マイクロソフト  立命館小にタブレット240台

日本マイクロソフトは11月5日、京都市の立命館小学校の4.5年生向けに自社タブレット「サーフェスRT」を導入したと発表した。サーフェスを1人1台の規模で正式導入するのは初めて。対象児童数は240人、今月から使い始めた。端末は保護者が購入する。今回の採用を機に教育現場での普及を目指す。立命館小は採用の理由として「ワード」や「エクセル」が使えることと価格の安さを挙げた。