Category: 塾ニュース

省エネスパコン、日本が上位

理化学研究所は、世界のスーパーコンピューターが省エネ性能を競うランキングで理研のスパコン「菖蒲」が1位に選ばれたと発表した。2、3位は高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)、5位は東京工業大のスパコンで、上位を日本が占めた。

 省エネ性能は消費電力1ワット当たりの計算速度を競う。1〜3位のスパコンは日本のベンチャー企業が演算装置や冷却システムの開発を担当した。メモリーや計算素子を基板ごと特殊な液体に浸し冷却するのが特徴。

佐賀県ICT教育改善検討委、現場の課題まとめる

佐賀県教育委員会のICT教育検討会議が8月18日にあり、教育現場や家庭から聞き取ったICT教育の課題をまとめ、近く、これまでの経緯を山口祥義知事に中間報告し、年内にこれらの改善案をまとめる。県教委は、2011年度から今年度までの「ICT利活用教育推進事業費」に約65億円をかけている。昨年度から県立高校の新入生全員にタブレット端末を購入してもらい、授業で使うなど取り組みを本格化させている。この流れに待ったをかけようとしたのが山口知事、思惑どうりの答申ならいいのだが。果たして答えは?

16年度千葉県全日制公立高校募集定員 3万4120人 1学級40人増

千葉県教育委員会は8月19日、2016年度の公立高校入試の募集定員を発表した。全日制は前年度より1学級40人増え、3万4120人と2年ぶりの定員増となった。県内にある公立、私立中学校の来春卒業予定者は約5万5380人で、今年の卒業者数と比べ約50人増える見込み。過去3年間の県内進学率の平均値(98・6%)から、来春の進学予定者を5万4605人と予想し、県外や私立高校への進学予定者を割り引いて県内公立高校の定員を決めた。各校の募集定員などは20日午前9時から、県教委のホームページで公開される。

東京理科大、博士課程の学費、全員無料 来年度から

東京理科大は大学院の博士課程に入った学生が支払う授業料などについて、全額を実質無料にする方針を決めた。博士課程では、初年度の入学金30万円のほか、施設設備費18万円と授業料約80万円が毎年必要で、3年間で計約320万円かかる。来年度からは入学金と施設設備費を免除し、授業料相当額を返済不要の奨学金として給付する予定だ。来年度から始め、在学生も対象となる。無条件で全学生を無料で受け入れるのは極めて珍しいという。

お茶の水女子大 、バウムクーヘン  不二家と開発

お茶の水女子大公認サークル「Ochas(オチャス)」が不二家と開発した「お茶の花」は、生地の内側が黄色、外側は白色の2層仕立てのバウムクーヘン。それぞれ卵と練乳を使い、おしべと花びらの色を再現。側面は抹茶のフォンダンで包んだ。パッケージには不二家の「ペコちゃん」とサークルのキャラクター「チャコちゃん」のイラストが並ぶ。お披露目は昨年11月の学園祭。大小2種類の「お茶の花」は1時間で完売した。今も手土産品として学内の売店や不二家本社の洋菓子店など数店舗で販売中だ。

金沢工業大・感動デザイン工学研究所

金沢工業大学の感動デザイン工学研究所は2007年3月に設立。同研究所は、人間の「感動」の要因を分析し、企業の商品開発に生かす。産学連携による研究が主で、心理学や情報工学、メディア情報学など様々な分野の教授や准教授、講師ら16人のスタッフを擁する。インターンシップが盛んなことも特徴の一つ。企業と学生が連携して成果を上げることが多い。水ギョーザの包装を一新するよう食品加工会社に提案したケースでは、その商品の売り上げが前年比25%伸びた。

河合塾とマルコメが連携 受験生応援みそ汁発売へ

9698マルコメ(長野市)は受験生の食生活を応援しようと、河合塾(名古屋市)と連携し、即席みそ汁の「河合塾監修 合格のミソ」を9月上旬に発売する。栄養バランスに配慮し、間食や夜食でも手軽に食べられる。大豆原料の肉風食材入り、海藻入りの2種類が3食ずつで、参考価格は301円。
問い合わせは通話無料のお客様相談室、電話(0120)855420。

世界最大出力レーザー、阪大が成功

大阪大学の研究チーム7月27日は、世の界最大出力2ペタワット(ペタは1千兆)のレーザー光を出すことに成功したと発表した。大型レーザー装置「LFEX(エルフェックス)」を使った。大きさは測定装置を含めて約100メートル。実験では、ランプで特殊なガラスにエネルギーを与え、レーザー光を増幅することを繰り返して出力をあげていく。レーザー光そのもののエネルギーは電子レンジを2秒動かす程度だが、1兆分の1秒間というごく短い時間に集中させることで、高い出力を達成した。レーザー核融合などの研究に使う。

公開シンポジウム「学びを科学する」開催

 実践に基づく研究結果などの意見が交わされたパネルディスカッション


実践に基づく研究結果などの意見が交わされたパネルディスカッション

8月8日(日)、同志社大学寒梅館(京都市)にて、国際教育学会(ISE)が主催する公開シンポジウム「学びを科学する」が催された。

ISEは、初等教育から大学院教育までの教育の質を向上させるために設けられ、現場での効果的な実践、またデータに基づく研究を重視している。今回は、「効果的な学習」、「教育の可能性を探る」、「考え方・癒し・能力の開発」といったテーマの三部構成。一般も参加できる公開シンポジウムで、それぞれの実践に基づいた研究結果の報告があった。

第一部の「効果的な学習」で発表した、龍谷大学付属平安中学校・高等学校 校長補佐の平井正朗氏は、「私立中高におけるエンロールメントマネジメントの効果」と題し、学校評価との関連の中から実践している同校の学校改革についての実践報告の一例を報告。その後の質疑応答も、時間の許す限り絶え間なく続き、参加者の注目の高さが伺えた。

平井正朗氏(龍谷大学附属平安中学・高等学校 校長補佐)

平井正朗氏(龍谷大学付属平安中学・高等学校 校長補佐)

第三部では、国際教育学会会長の西村和雄氏、京都大学基礎物理学研究所准教授の村瀬雅俊氏をはじめとした、各有識者によるパネルディスカッションがおこなわれ、最後まで活発な意見交換が展開された。

 

米アップル、新型iPhoneを9月9日に発表?

米アップルは9月9日に新型iPhoneを発表するか?新型iPhoneは感圧タッチや高性能カメラ、高速プロセッサなどを搭載すると予想されている。12.9インチの「iPad Pro(アイパッド・プロ)」も同時に発表される可能性がある。アップルから正式なコメントは出ていない。同社は過去3年間、9月の上旬から中旬にかけての時期に新型iPhoneの発表イベントを開催してきた。現行の「iPhone6」と「6プラス」は、昨年9月9日に発表されている。