Category: 塾ニュース|地域教育

埼玉県戸田市 学習塾と教育委員会が不登校児童生徒支援「西すてっぷ」 を開所

 戸田市教育委員会は、誰一人取り残されない教育の実現に向け、「戸田型オルタナティブ・プラン」を推進している。その柱の一つである「多様な学びの場の選択肢の拡充」の取組として、新たに戸田市西部福祉センター内に教育支援センター「すてっぷ」(通称:西すてっぷ)を開所する。

「西すてっぷ」は、株式会社トライグループに業務委託して運営を行う。不登校児童生徒支援という一つのキーワードのもとに、学習塾と教育委員会がタッグを組み不登校施策を推進する。

戸田市教育支援センター「西すてっぷ」開所式

  • 日時

 令和5年8月25日(金)午前9時10分~9時25分

  • 場所

 西部福祉センター 3階会議室 (埼玉県戸田市美女木5-2-16)

  • 開所式内容

 ・戸ヶ﨑教育長挨拶

 ・株式会社トライグループ挨拶

 ・西すてっぷプレート贈呈

静岡県裾野市教育委員会、LITALICO教育ソフトのトライアル導入開始

 株式会社LITALICO(東京・目黒区、山口 文洋 代表取締役社長)は、静岡県裾野市(風間 忠純 教育長)に対して、学校現場の特別支援教育を支えるICTサービス「LITALICO教育ソフト」のトライアル導入を開始したことを発表した。

 裾野市教育員会は、同市における「支援が必要な児童生徒の実態の客観的な把握」「特別支援教育の経験が少ない教員の育成」「学校内および進学時等のスムーズな児童生徒情報の引継ぎ」を実現するため、「LITALICO教育ソフト」のトライアル導入を開始することとなった。

 LITALICOの学校教育事業部が開発する「LITALICO教育ソフト」は、現在、トライアルを含めて全国約120自治体で導入しており、今後も、個別最適な教育環境の実現と先生方の負担軽減に向けて、サービス開発に取り組む。

開志学園高等学校オンランコースに「+eスポーツ専攻」2023年10月に開講

 NSGグループの学校法人大彦学園開志学園高等学校(新潟市、池田弘 理事長)は、多様な学習ニーズに対応するために、通学型(週4日、週2日、週1日)に加え、オンラインコース(年2回のスクーリングのみの通学)を設置している。オンラインコースの中に、3年間で高校卒業とeスポーツのプロを目指す「オンライン+eスポーツ専攻」を開講する。新規開講にあたり、eスポーツ大会「KAISHI-CUP」を開催する。

■eスポーツ大会 「第1回KAISHI-CUP」 ~フォートナイト~
■大会概要
〇開催日時:2023 年 8 月 27 日(日) 13:00~16:00
〇場所:オンライン
〇運営会場:esports studio Legends 新潟市東区竹尾 710-1 DAMZ 竹尾インター本店 2F
〇主催:開志学園高等学校
〇参加費:無料  
○表彰:学生の部 優勝:5,000円のギフト券 準優勝:3,000円のギフト券
      一般の部 優勝:10,000円のギフト券 準優勝:5,000円のギフト券
〇タイトル:Fortnite
〇参加資格
学生の部:県内在住の小~大学生 12:45 カスタムキー配布
一般の部:県内在住の方(年齢制限なし) 14:10 カスタムキー配布
〇参加人数: 各部門 最大 100 人
〇解説:ジャンヌ氏(https://www.youtube.com/@Fortnite_janne/featured
〇進行方法:Discord にて実施(https://discord.gg/xuTRzaZR4s) 
〇配信チャンネル:開志学園高等学校のYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@user-qi3fu2rr4h/videos) 
〇エントリー方法:Google フォームにて募集(https://forms.gle/Q7oZiit7pWW9gg897
         ※8 月上旬 ~ 締め切り 8 月 26 日予定

<学費>
+eスポーツ専攻実習費 月額30,000円(税込)
※実習費には、ゲーミング指導(1タイトル)・eスポーツ英語・動画/編集スキル、PC基本スキルなどが含まれる。
※この他に、開志学園高等学校オンラインコースの入学金・授業料が必要になる。(詳細はHPへ)

【高校概要】
学校名:大彦学園 開志学園高等学校
所在地:〒950-0931 新潟市中央区南長潟21-1
学校長:藤本洋則
事業内容: 通信制課程・単位制・普通科
設立: 2002年
HP:https://www.kaishi.ed.jp/

愛知商業高等学校手帳制作プロジェクト 事務科3年生4チーム8名が参加

 伊藤手帳株式会社(名古屋市、伊藤 亮仁 代表取締役社長)と愛知県立愛知商業高等学校(愛知県・名古屋市東区)は地域企業と連携した商品開発実践の取り組み「愛知商業高等学校手帳制作プロジェクト~私たちのモノづくり~」を8月28日(月)より開始しする。

 この取り組みでは、愛知県立愛知商業高等学校事務科3年生8名が4チームに分かれて手帳の企画から販売まで取組む。12月8日に4チーム対抗のプレゼン選考会を愛知商業高等学校にて行う。選考会で最優秀に選ばれた手帳案を伊藤手帳が製品化する。製品化した手帳は2024年1月31日(水)愛知商業高等学校にて完成品発表会が行われ、2024年2月9日(金)同校の生徒が販売を行う予定。また、伊藤手帳のECサイトユメキロックでも同時に販売する。

 この取り組みは愛知商業高等学校事務科の「課題研究」という授業の一環として全6回のプログラム構成となっている。初回は8月28日(月)13時30分より愛知県立愛知商業高等学校生が当社の小牧工場を見学し、手帳がどのような工程で作られているか学ぶ。

十勝総合振興局と帯広畜産大学が包括連携協定を締結

 北海道十勝総合振興局と国立大学法人北海道国立大学機構帯広畜産大学は、十勝地域の活性化に向けて、相互に連携・協力しながら協働事業に取り組むことを目的として、2023年8月3日(木)に包括連携協定を締結した。

 十勝総合振興局は、市町村をはじめ農業団体や経済団体等の各種団体と協力しながら十勝地域の活性化のため様々な取組を進めているほか、農業に関しては直接農業者に対し営農指導や技術普及を実施する役割も担っている。また、帯広畜産大学は管内唯一の国立大学であり、最先端の獣医農学系の研究が行われ、数多くの知見や技術・情報を有しているほか、「食を支え、くらしを守る」人材育成を通じて地域及び国際社会に貢献している。

 ウクライナ情勢や円安などによる、エネルギー価格や肥料・飼料など原材料価格の高騰、食料安全保障への関心の高まりなど、十勝の基幹産業である農業をはじめ、地域住民の生活に様々な影響が生じている。そのような中にあっても、さらなる十勝の発展のため、十勝総合振興局がもつ各種チャンネルを通じ、帯広畜産大学がもつ様々な研究成果などを活用し地域の課題解決に結びつけるなど、お互いの強みを活かしながら相互に協力し、以下の通り協働事業に取り組むべく包括連携協定の締結に至った。

本協定等の内容
(1) 十勝地域の農業をはじめとした産業振興に関する事項
 ○ これからの農業を支える取組の推進
   ・ バイオガス発電で生じる消化液の肥料としての活用普及

(2) 十勝地域の脱炭素化など環境政策に関する事項
 ○ 脱炭素社会・ゼロカーボン北海道の推進
 ○ 有機農業の普及

(3) 十勝地域の人材育成に関する事項
 ○ 農業経営者、営農指導者等のリカレント教育の推進
   ・ 農畜産プロフェッショナル経営人材育成プログラムの実施
   ・ 十勝総合振興局職員に対するリスキリング

(4) 十勝地域の情報発信に関する事項
 ○ 十勝産食材や十勝観光に係る情報の発信

(5) その他
 ○ 施設・設備の相互利用促進

締結日
  2023年8月3日(木)

日本旅行、北海道大樹町、SPACE COTAN 産官連携による探究学習プログラムの提供を開始

 株式会社日本旅行(東京、小谷野 悦光 代表取締役社長兼執行役員)と北海道大樹町(黒川 豊 町長)、SPACE COTAN株式会社(大樹町、小田切 義憲 代表取締役社長兼CEO)の三者は、北海道スペースポート(HOSPO)および大樹町を舞台にした、新たな探究学習プログラムの展開を開始したことを発表した。

 このプログラムは、2022年7月に上記3者にて締結したパートナーシップ協定に基づき、観光事業の一環として開発した、教育旅行向けの新プログラム。アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港である北海道スペースポートと、宇宙のまちづくりを推進する大樹町ならではの内容で、日本旅行が手掛ける探究体験プログラム「ミライ塾」の新たなコンテンツとして提供する。今後も日本旅行、大樹町、SPACE COTANはそれぞれの強みを掛け合わせた連携・協業により、宇宙をテーマとした観光振興や教育分野への貢献を目指して取り組みを進めていく。

 日本旅行は、専門部署「宇宙事業推進チーム」により宇宙をテーマにした事業を推進し、宇宙開発にまつわる観光事業のほか、宇宙を通した学びで探究体験を提供する学校向けプログラム「ミライ塾」を展開してきた。
 大樹町とSPACE COTANは、「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」というビジョンの実現に向けて、HOSPOの設備としてロケットやスペースプレーンの発射場・実験場整備を進め、インフラとしてロケット開発や宇宙産業、地方創生に貢献することを目指している。HOSPOの整備による道内の経済波及効果は年間267億円、約2,300名の雇用創出、観光客は約17万人増加するという試算が出されている。

 日本旅行、大樹町、SPACE COTANはそれぞれの強みや資産を掛け合わせて、新たな価値創出や地域活性化、宇宙版シリコンバレーの早期実現を目指し、2022年7月にHOSPO等を活用した観光振興(スペースツーリズム)および、宇宙のまちづくりに関するパートナーシップ協定を締結した。また、2022年秋からは総務省が地方創生として推進する地域活性化起業人制度を活用し、日本旅行の人材が1名大樹町に派遣され、観光振興に取り組んできた。

 また、近年の教育旅行は、これまでの観光地を巡る「見学中心型」から、参加生徒自らが課題を設定して解決していく「探究学習型」へと進化している。HOSPOや大樹町においても、見学や体験だけで終わることなく、探究的な学びができる内容へと進化したプログラムを学生の皆様へ提供すべく、民間の宇宙ビジネスや宇宙のまちづくりをテーマとした商品開発やマーケティングを進めてきた。

2.プログラム概要
 学校のニーズに応じて、「①宇宙開発をテーマにした探究体験」と、「②まちづくりをテーマにした探究体験」の2つのプログラムを設定する。

①ロケットワークショップ探究プログラム
1.町で行われている民間宇宙ビジネスの最前線の体感とインプット
2.与えられたミッションに対する目標の設定
3.ミッション達成に向けてチームで様々な検討、実験、改善の実施
4.モデルロケットの打上げによる最終チャレンジ
5.成果発表と振り返り

②宇宙のまちづくり探究プログラム
1.大樹町のビジョンをインプット
2.大樹町で行われている民間宇宙ビジネスの最前線の体感とインプット
3.課題のヒヤリングと現状分析
4.ビジョン実現に向けチームで検討の実施
5.政策提言と振り返り

3.プログラム実施事例
 2023年7月24日~26日の3日間にて、都内有数の進学校である豊島岡女子学園高等学校(東京・豊島区、竹鼻 志乃 校長)が、探究型宿泊研修「大樹町スペースサイエンスツアー」を実施した。同校は様々な探究教育に力を入れており、宿泊研修だからこそ実施できる探究的な学びとして、このプログラムの「ロケットワークショップ探究プログラム」を採用。事前説明会を経て、高校1年生と2年生から希望者39名の生徒が参加した。

大阪府の高校無償化案、公費上限増で私学側は評価

 大阪府が提案している高校無償化案について、吉村洋文知事は8月4日に、公費でまかなう授業料の上限を3万円増の年63万円(生徒1人当たり)に引き上げると明らかにした。これにより、私立校側の負担が軽減される見通しとなる。府の試算によると、この引き上げによって私立校全体の負担額が現行の約9.5億円から約7.9億円に減少するとされている。
大阪府は、これに加えて私立高校への運営費補助金にあたる経常費助成も、現行の年32万5500円(生徒1人当たり)から段階的に2万円程度を増額する方針を示している。吉村知事は「教育の質を維持しつつ無償化を実現するための提案」と述べた。
 新制度への移行に関しては、私立中高の団体もこの引き上げ案を評価し、知事との面談を通じて制度参加について判断するとしている。現行の府の無償化制度は、年収800万円未満の世帯などを対象にし、標準授業料(年60万円)を超える分を学校側が負担している。しかし、新制度に移行することで無償化対象の生徒数が増加し、学校側の負担が増えるため、府と私立校側の調整が続いていた。
 大阪私立中学校高等学校連合会は、知事の考えを加盟校に説明し、制度参加についての判断を会長一任で取り付けたと発表した。連合会の草島葉子副会長は、府の方針を歓迎し、「無償という言葉だけでなく、私学の課題を認識し、子どもたちの教育を考えてくれた」と述べた。

磐田市 デジタル活用で中学部活のバスケ技術力の向上へ

 静岡県磐田市は、凸版印刷株式会社が開発しているバスケットボールのループトレーニングシステムを市内の中学校2校で活用し、子供たちの技術力向上、開発システムの実装に向けた実証実験をしている。

 静岡県磐田市は、Jリーグのジュビロ磐田のホームスタジアムがあり、卓球競技の水谷隼さんや伊藤美誠選手などのオリンピック選手を輩出するなど、スポーツが盛んだ。そんなスポーツのまち磐田のDX推進の取り組みとして、凸版株式会社からバスケットボールのループトレーニングシステムを開発している。そして今回、市内中学校のバスケットボール部で実証実験を行う。

 ループトレーニングシステムとは、凸版株式会社の画像認識技術などを活用して、手本となるアスリートの動き「標準動作モデル」と運動者の動作の違いを分析し、改善点を抽出するシステム。
 学校部活動は、特に運動部は指導する先生が未経験競技を担当したり、指導への悩みや負担が増えたりするなどにの課題がある。このシステムを活用しながら、初心者、未経験指導者で構成されたチームにおいても、技術力の向上だけでなく指導力の向上などに有効であるかも検証する。

 凸版株式会社では、バスケットボール以外の競技でも同様のシステムを開発しており、磐田市としては他競技の部活動に対しても活用していけるよう検討している。

私立開智小学校で「かつお節特別授業」を実施

 ヤマキ株式会社(愛媛・伊予市、城戸 善浩 代表取締役社長)は、2023年6月22日(木)・29日(木)に私立開智小学校(埼玉県)の3年生を対象とした『かつお節特別授業』を実施した。
 114名の児童が、「かつお節の魅力」やヤマキが鰹節屋として取り組んでいる「かつお節におけるSDGs」について学んだ。

 ヤマキは、日本の伝統食材であるかつお節のおいしさや魅力を知ってもらいたいという思いから、2012年より一般社団法人日本文化教育推進機構(田代 綾 代表理事)内のかつおぶし食育研究会に協賛し、小学校を始めとした教育機関での食育授業を実施している。これまでに500校以上、約4万人の児童・生徒に「かつお節のいいところ」を伝えてきた。

 開智小学校においては、3年生で「調べる」「作る」「食べる」といった様々な体験を通じて食に親しむ探究授業を実施している。そのカリキュラムの一環として、ヤマキは2020年より毎年かつお節について学ぶ場を提供している。

 4回目となる今回は、2日間にかけてかつお節の基礎~応用までを学ぶプログラムを実施。1日目は、ヤマキが制作に協力した食育授業用の「かつおぶしテキスト」を用いて、かつお節について学ぶ調べ学習やかつお節削り体験を行った。2日目にはヤマキ社員が講師としてオンライン登壇し、かつお節におけるSDGsやかつお節の栄養、料理に加えることでもたらされる驚きの効果について授業を行った。

■特別授業の概要

日時  : 2023年6月22日(木)・6月29日(木)

参加者 : 私立 開智小学校3年生 114名

登壇者 : ヤマキ社員 2名   ※社員登壇は29日のみ 

内容  : 1日目(6月22日)

    ・かつお節について学ぼう(カツオとかつお節について、かつお節ができるまで 等)

    ・かつお節削り体験

      2日目(6月29日)

      1.かつお節とSDGs

              2.かつお節のいいところ

              3.かつお節で自由研究

神田外語大学と昭和学院秀英中学校・高等学校 グローバル教育の提供を機に高大連携協定を締結

 神田外語大学(千葉市美浜区)と昭和学院秀英中学校・高等学校(千葉市美浜区)はグローバル人材育成を目的に、特別講座と海外短期研修プログラムを共催することから、包括連携協定を締結した。この締結をもって、神田外語大学は、特徴且つ強味である英語教育およびコミュニケーション指導を昭和学院秀英中学校・高等学校に提供し、同校との連携を強化していく。締結後は2023年度に高大連携の新講座を開講し、ポストコロナの時代にたくましく未来を切り拓いていく力を備えたグローバル人材を育成したいと考えている。

 神田外語大学は「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という建学理念のもと、1987年の開学以来、世界の懸け橋となる人材を育成してきた。キャンパス内には語学学習や、異文化理解教育を促す特長的な施設が多数あり、実践的な語学運用能力と高いコミュニケーションスキルを備え、国際社会で活躍できる、グローバル人材の育成を目指している。
 昭和学院秀英中学校・高等学校は「次世代を担う人材の育成を念頭に、異文化を尊重する理解力、語学力、グローバルマインドセットを養うプログラムを積極的に組み入れること」を教育方針の一つに掲げている。

 グローバルな視野をもって、次世代を担う人材育成に注力するという両校の教育方針が一致していることから、2023年度には、神田外語大学のELI(English Language Institute)教員による4技能を用いた独自の学習メソッドで、対話を通して英語の読む力と書く力を向上させる高大連携講座「Introduction to Collegiate Reading & Writing」を昭和学院秀英高等学校の1・2年生を対象に開講した。また、神田外語大学が提携している海外大学への研修プログラム「マレーシア スウィンバーン工科大学海外短期研修」を昭和学院秀英高等学校の生徒を対象として7月~8月にかけて共催する。
 上記連携講座や海外研修プログラムの企画などを機に、今後さらに交流関係を強化させたいと考え、連携協定を締結する運びとなった。

Introduction to Collegiate Reading & Writing講座 概要

開講時期:2023年5月9日(火)~12月1日(金)16:30~18:00 全15回

会 場:神田外語大学

講 師:Ashton Dawes(神田外語大学 ELI教員)

対 象:昭和学院秀英高等学校1・2年生(20名限定)

内 容:毎回事前課題に取り組んだ上で、授業に参加し、取り組んだ課題をもとに先生や生徒同士で対話をすることで考えを深めていくアクティブラーニング形式の授業。
※実施日には、本学の8号館で課題に取り組む、又はラーニングアドバイザーによる1to1のアドバイジングセッションを受けることが可能。
狙 い:以下のスキルを身につけることを目指す。
・ 新聞記事、学術論文、研究論文などを一定時間内に一定量読める読解力、速読力
・ 様々な話題について他の生徒と意見を交換できるディスカッション力
・ 新聞記事、学術論文、研究論文などを要約し、段落分けできるライティング力
・ さまざまなメディアから信頼できるリソースにアクセスし、情報を収集するメディアリテラシー


マレーシア スウィンバーン工科大学海外短期研修プログラム 概要

開講時期:2023年7月22日(土)~8月6日(日) 16日間

研修先 :スウィンバーン工科大学 サラワクキャンパス

同大概要:1908年に設立されたスウィンバーン大学(オーストラリア・メルボルン)のマレーシア校として2000年にサラワクキャンパスが設立された。教育システムやカリキュラムは、オーストラリア本校と全く同じ内容になり、本校と同じスウィンバーン工科大学卒業資格が取得できる。キャンパスは、マレーシアのサラワク州の州都クチンにあり、豊かな自然と多くの原住民族文化を体験できる恵まれた環境。サラワクキャンパスの学生数は約3,500名、このうち留学生は18%、45カ国の学生が学んでいる。

対 象:昭和学院秀英高等学校の生徒(60名限定)

特 色:

(1) マレーシア・ボルネオ島に関する学習を通して異文化理解を深める
(2) 海外留学に関する知識、体験を現役大学生から学ぶ
(3) 英語での授業、現地大学生・高校生との交流でコミュニケーション力を高める
(4) Raspberry Piを使った、理工学系の授業を英語で体験する