Category: 塾ニュース|サイエンス

化学五輪 日本代表は金1銀3 参加4人全員がメダル獲得

文部科学省は8月1日、世界の高校生らが参加し、ジョージア(グルジア)で開かれた「国際化学オリンピック」で、日本代表4人のうち、1人が金、3人が銀メダルを獲得したと発表した。金は海陽中等教育学校(愛知県)5年の坂部圭哉さん(16)。銀は筑波大付属高(東京都)3年の秋山茂義さん(17)、灘高(兵庫県)2年の海士部佑紀さん(17)と同2年の平翔太さん(16)。坂部さんは今月20日から三重県津市で開かれる「国際地学オリンピック」にも出場予定。

全国的に残暑厳しく 8〜10月、気象庁

気象庁は7月25日、8〜10月の3カ月間の天候予報を発表した。全国的に気温の高い状態が続き、厳しい残暑となる可能性があるとしている。太平洋高気圧が北に張り出すほか、大陸上のチベット高気圧の勢力も強く、日本列島は暖かい空気に覆われやすくなる。また、南から湿った気流が入り込むため、降水量は北日本と沖縄・奄美で平年並みか多めになる。8〜10月の予報は、▽8月 東日本、西日本と沖縄・奄美では晴れの日が多い。▽9月 西日本の太平洋側と沖縄・奄美で晴れの日が多い。▽10月 全国的に数日周期で天気が変わる。

日本の高校生4人全員がメダル獲得 国際生物学五輪

文部科学省が7月24日、ベトナム・ハノイで開かれた第27回国際生物学オリンピックで、日本代表の高校生4人全員がメダルを獲得した、と発表した。金メダルは外山太郎さん(宮崎・県立宮崎西高2年)。銀メダルは中桐悠一郎さん(北海道・立命館慶祥高2年)、保呂有珠暉さん(兵庫・灘高1年)、村上侑里夏さん(東京・桜蔭高3年)。68カ国・地域から高校生ら263人が参加した。

スペースX、ロケットの2回目の陸上回収に成功

米宇宙開発ベンチャー、スペースXは7月18日、国際宇宙ステーション向け物資の打ち上げに成功し、さらに2回目となるロケットの陸上回収にも成功した。衛星の打ち上げ自体の成功は8回連続で、成功率は約93%となった。現行ロケット「ファルコン9」の打ち上げは27回目。前回は打ち上げに成功したが、ロケットの海上回収には失敗していた。

日本は金3銀1銅1、国際物理五輪

文部科学省は7月17日、スイスとリヒテンシュタインで開かれた「国際物理オリンピック」で、日本代表の高校生5人が金メダル3個と銀メダル1個、銅メダル1個を獲得したと発表した。金メダルは筑波大付属駒場高(東京都)3年の福沢昂汰さん(17)、大阪星光学院高(大阪府)3年の吉田智治さん(17)、東大寺学園高(奈良県)2年の渡辺明大さん(17)。銀メダルは、灘高(兵庫県)1年の吉見光祐さん(16)。銅メダルは洛星高(京都府)3年の高羽悠樹さん(17)。

スパコン「京」、ビッグデータ解析は世界1位 3期連続

スーパーコンピューターの性能の世界ランキングのうちビッグデータの解析性能を競う「グラフ500」で、理化学研究所にある「京」(神戸市)が3期連続で1位となった。1位は通算4期になった。2位は中国、3、4位は米国、5位はドイツのスパコンだった。一方、計算速度を競う別のランキング「トップ500」の最新順位だと、京は5位となっている。グラフ500は2010年に始まったランキング。インターネット上で「誰と誰がつながっているか」など、ビッグデータと呼ばれる大量のデータを解析するときに必要な性能を競う。

おたふく風邪「夏にかけても」流行…国立感染研

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の流行が続いている。国立感染症研究所のまとめで6月20~26日に、全国約3000の小児科から報告のあった患者数は、1か所当たり1.13人で、過去10年の同時期では2010年(1.5人)に次ぐ高さ。感染研は「夏にかけても流行が続く」と予想している。昨年5月中旬から患者が増え始めた。今年1~6月の合計患者数は約6万9000人。1か所当たりの患者数上位は宮崎県(3.03人)、佐賀県(2.91人)、山形県(2.23人)。おたふく風邪は治った後も難聴が残ることがある。

NEC、導電性高い炭素素材発見 従来比10倍以上

NECは6月30日、新しい炭素素材「カーボンナノブラシ」を発見したと発表した。直径100ナノ(ナノは10億分の1)メートル、長さ1~10マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルほどの繊維状で、カーボンナノチューブ(筒状炭素分子)が変形した炭素素材が集まっている。カーボンナノチューブの一方の端がふさがった分子が細長く連なり、ブラシのような形になっている。同社が見つけた従来の素材に比べて電気の通しやすさは10倍以上という。リチウムイオン電池や電子素子への応用が期待できる。

現金やカード不要の「顔払い」技術、NECが実験

NECは6月21日、商品購入者の顔をカメラで見分けて、代金を決済する実証実験を本社(東京・港)の売店で実施すると発表した。月内に始め、8月下旬まで続ける。実店舗への導入を想定した運用を通じ、技術性能の向上や運用ノウハウの蓄積をめざす。「顔払い」の実験対象はグループ社員約1000人。事前に撮影・登録した社員の顔画像と、レジの近くに設置するカメラで撮影する顔画像を照合して本人確認する。代金は給料から自動的に引き落とされる仕組みだ。

電動飛行機、NASAが開発へ

米航空宇宙局(NASA)は6月17日、化石燃料を使わない次世代の電動飛行機「X―57」(通称・マクスウェル)の開発に乗り出すと発表した。電動飛行機はエンジンを使う従来機と比べ、高速で飛ぶときにも効率よくエネルギーを使えることから騒音や二酸化炭素の排出も劇的に減らせるとし、高速飛行と省エネを両立できるという。運航コストは従来機の6割ほどに抑えられるとみている。来年中にも試験機の打ち上げを目指すという。通称のマクスウェルは、電磁気学を確立した英物理学者にちなんだ。