Category: 塾ニュース|サイエンス

スパコン「京」、ビッグデータ解析は世界1位 3期連続

スーパーコンピューターの性能の世界ランキングのうちビッグデータの解析性能を競う「グラフ500」で、理化学研究所にある「京」(神戸市)が3期連続で1位となった。1位は通算4期になった。2位は中国、3、4位は米国、5位はドイツのスパコンだった。一方、計算速度を競う別のランキング「トップ500」の最新順位だと、京は5位となっている。グラフ500は2010年に始まったランキング。インターネット上で「誰と誰がつながっているか」など、ビッグデータと呼ばれる大量のデータを解析するときに必要な性能を競う。

おたふく風邪「夏にかけても」流行…国立感染研

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の流行が続いている。国立感染症研究所のまとめで6月20~26日に、全国約3000の小児科から報告のあった患者数は、1か所当たり1.13人で、過去10年の同時期では2010年(1.5人)に次ぐ高さ。感染研は「夏にかけても流行が続く」と予想している。昨年5月中旬から患者が増え始めた。今年1~6月の合計患者数は約6万9000人。1か所当たりの患者数上位は宮崎県(3.03人)、佐賀県(2.91人)、山形県(2.23人)。おたふく風邪は治った後も難聴が残ることがある。

NEC、導電性高い炭素素材発見 従来比10倍以上

NECは6月30日、新しい炭素素材「カーボンナノブラシ」を発見したと発表した。直径100ナノ(ナノは10億分の1)メートル、長さ1~10マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルほどの繊維状で、カーボンナノチューブ(筒状炭素分子)が変形した炭素素材が集まっている。カーボンナノチューブの一方の端がふさがった分子が細長く連なり、ブラシのような形になっている。同社が見つけた従来の素材に比べて電気の通しやすさは10倍以上という。リチウムイオン電池や電子素子への応用が期待できる。

現金やカード不要の「顔払い」技術、NECが実験

NECは6月21日、商品購入者の顔をカメラで見分けて、代金を決済する実証実験を本社(東京・港)の売店で実施すると発表した。月内に始め、8月下旬まで続ける。実店舗への導入を想定した運用を通じ、技術性能の向上や運用ノウハウの蓄積をめざす。「顔払い」の実験対象はグループ社員約1000人。事前に撮影・登録した社員の顔画像と、レジの近くに設置するカメラで撮影する顔画像を照合して本人確認する。代金は給料から自動的に引き落とされる仕組みだ。

電動飛行機、NASAが開発へ

米航空宇宙局(NASA)は6月17日、化石燃料を使わない次世代の電動飛行機「X―57」(通称・マクスウェル)の開発に乗り出すと発表した。電動飛行機はエンジンを使う従来機と比べ、高速で飛ぶときにも効率よくエネルギーを使えることから騒音や二酸化炭素の排出も劇的に減らせるとし、高速飛行と省エネを両立できるという。運航コストは従来機の6割ほどに抑えられるとみている。来年中にも試験機の打ち上げを目指すという。通称のマクスウェルは、電磁気学を確立した英物理学者にちなんだ。

尿から乳がん・大腸がん発見 日立と住商

日立製作所と住友商事グループは6月14日、尿を調べることで乳がんと大腸がんを見つけられる世界初の技術を開発したと発表した。尿の中にある糖や脂質など1300以上の物質から、がんと判定するために必要な特定物質を約10種類まで絞り込むことに成功した。その含有量の違いで健常者とがん患者を見分けられるという。エックス線検査や血液検査などに比べて手軽なため、検診を受ける人の負担が軽くなる。ただ、特定物質の構造の解析など課題が残されており、早期の実用化に向けて研究を加速する。

スペースX、ロケット再利用 年内開始

米宇宙開発ベンチャーのスペースXは2016年中にロケットを再利用し、人工衛星などを打ち上げる商用サービスを始める。従来のロケットは使い捨てだが、ロケットを繰り返し再利用することで、打ち上げ費用を最終的に現在の100分の1に引き下げる目標を掲げる。これまで国家主導でコスト意識が薄かった打ち上げ事業の「価格破壊」の進展は、世界の航空宇宙産業の競争環境に影響を与え、宇宙関連の新たな事業開発を促す可能性がある。

ジカ熱病原体を短時間で検出 田中貴金属、世界初の試薬開発

TANAKAホールディングスは6月7日、貴金属製造子会社の田中貴金属工業が中南米で流行している「ジカ熱」の病原体(ジカウイルス)を血中から直接検出する試薬を世界で初めて開発したと発表した。検出にかかる時間は10~15分程度と短い。ジカ熱は2015年から流行しており、今夏にブラジルで開催するリオ五輪を契機に世界に感染が広がる懸念がある。新試薬をジカウイルスの感染拡大阻止に役立てる。

 これまでジカウイルスの抗体を簡単に検出する試薬はあったが、ウイルスそのものを検出できるものはなかった。ウイルス検出には特別な設備が必要で、時間も半日から1日程度かかっていた。新試薬には感染の早期発見、検出時間の短縮、コスト負担の軽減といった利点がある。

体内時計の時刻、タンパク質の量から特定 理研

睡眠や覚醒のリズムを約24時間周期で生み出す「体内時計」の時刻を、体にあるタンパク質の量から特定できることを、理化学研究所生命システム研究センター(大阪府)のチームがマウスで明らかにし、5月30日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 時計のリズムが生まれる仕組みの解明につながると期待される。体内時計はホルモン分泌や睡眠などさまざまな生理機能に関わるとされ、将来は時差ぼけや睡眠障害の診断、治療に役立つ可能性がある

クレオ キャンパスが「自然体験×英語×サイエンス」をテーマに、名門大学に通う優秀な留学生と学ぶサマーキャンプを開催

株式会社エデュリンク(東京・渋谷区、北山雅史代表)が運営する小学生、中学生対象の学習塾「CREO  CAMPUS(クレオ キャンパス)」は、キュリオジャパン株式会社株式会社二期リゾートとの共催で、小学生を対象にした「グローバルキッズキャンプ in 那須」を開催する。

アート・ビオトープ那須

アート・ビオトープ那須

同キャンプは、小学生4・5・6年生対象に、二期リゾートが運営する宿泊施設「アート・ビオトープ那須」にて、2016年7月25日~28日の3泊4日で、世界各国の優秀な留学生とともに、自然体験、異文化、サイエンスを楽しみながら学ぶ。引率する留学生スタッフは、東京大学で海洋生物学を研究しているコロンビア人留学生をはじめ、東京工業大学に通う様々な国籍の留学生。

大自然の中で異文化やサイエンスを楽しみながら学べる

大自然の中で異文化やサイエンスを楽しみながら学べる

参加費は、73000円(税抜、交通費別)で、申し込みは、クレオキャンパスのウェブサイトで6月30日まで受け付ける。クレオ キャンパスでは、このグローバルキッズキャンプを皮切りに、英語による理科実験や、プログラング学習といった、留学生たちの特技を生かした多彩なプログラム「グローバルキッズキャンパス」を定期的に開催していくという。