Category: 塾ニュース|サイエンス

甲賀の学習支援教室が新設、対象拡充も

生活保護世帯の子らの学習を支援する甲賀市の事業「学んでいコウカ」が4月9日、同市水口町本丸の市水口中央公民館で始まった。市内3カ所に設けられる教室で、小学生から高校生の36人に、大学生や地域住民が学校の宿題を教えたり、一緒に夕食を食べたりして、居場所作りや規則正しい生活習慣を身につけさせることを目指す。学んでいコウカは、国の生活困窮者自立支援制度に基づいた学習支援事業で、昨夏、同公民館で1教室が開校。生活保護世帯や、困窮相談や虐待相談のあった世帯の小中学生25人が学んだ。

パワー3倍のリチウムイオン電池、開発に成功

トヨタ自動車と東京工業大学などの研究グループは、従来の3倍以上のパワーがあり、大幅に小型化できるリチウムイオン電池の開発に成功したという研究成果を発表した。研究チームはシリコンとリチウム、リン、硫黄、塩素の配分を工夫し、電流が常温で3倍、100度で10倍になるセラミックを開発し、電解質に採用した。理論上は、充電時間も短縮できるという。論文で公表した電池は厚さ1ミリ・メートル以下で、実用化するには、何層も重ねて十分な容量を持たせる必要があるという。

アルファ線でがん細胞を狙い撃ち

国立研究開発法人「量子科学技術研究開発機構」(本部・千葉市)が、アルファ線」でがん細胞を「狙い撃ち」にする転移がんの治療薬開発を始める。2022年度までの臨床研究開始を目指す。新薬は、アルファ線を放出する物質に、がん細胞だけに集まる性質を持たせたもの。基本的には静脈から注射し、血流に乗って全身に運ばれる。放射線の照射を受けると、がん細胞だけでなく、正常な細胞も傷ついてしまうが、アルファ線は体内での放出距離が約10マイクロ・メートルと短く、体内に取り込んでも正常な細胞を傷つけにくい特徴がある。

イモリ、250年の謎解けた 四肢再生の仕組み判明

生物学上の250年来の謎「両生類のなかでもイモリだけがなぜ、オトナになっても四肢の再生能力を持つのか」がとけた、と筑波大などのチームが発表した。幼生期の再生能力は成体になるときに失われるが、別の新たな再生メカニズムを獲得することがわかったという。両生類は一般に、幼生期には脚を再生する能力を持つが、変態して成体になると、その能力が低下するか全く失われてしまう。しかしイモリだけは、成体になってからも繰り返し完全に再生することができる。この現象が発見されたのは18世紀中ごろで、仕組みは未解明のままだった。英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに30日、論文が掲載された。

ソバのアレルギー軽減に道筋か

ソバのゲノム(全遺伝情報)を解読することに京都大や石川県立大などのグループが初めて成功した。アレルギーの原因やもちもちした食感のカギとなる遺伝子などが一挙に明らかになり、今後の品種開発を後押しする成果だという。ソバはコメやムギと違って自分の花粉では実がつかず、昆虫が花粉を運んでくることが必要だ。世代が変わるごとに遺伝情報が変わるので品種開発が難しく、ゲノム解読も遅れていた。グループは京大が育ててきた遺伝情報のばらつきが少ない品種を使ってほぼすべてを解読、3万6千近い遺伝子を特定した。

縄文の暴力死亡率1.8%

山口大と岡山大などの研究グループが縄文時代の人骨の分析から「戦争の発生は人間の本能に根ざしたものではない」という論考を導き出した。狩猟採集によって暮らしていた縄文時代の2582体分の人骨のデータを全国242カ所から収集。うち大人1044体で傷を受けていたのは19体にとどまった。ここから、暴力による死亡率は1・8%だったと結論づけた。英科学誌バイオロジー・レターズ電子版に30日発表した。

リチウムイオン超える新型電池 京大など研究チーム開発

京都大学などの研究チームが3月28日、大量の電気を蓄えられるフッ素と金属の化合物を電極に使うことで、現在のリチウムイオン電池を超える性能の新型電池を開発したと発表した。新型電池は正極から負極側にフッ化物イオンを流して電気を取り出す。現在広く使われているリチウムイオン電池は、逆の負極から正極側に、リチウムイオンを流して電気を取り出すしくみだ。繰り返し充放電できる耐久性を高め、将来的に小型・大容量電池の実用化を目指す。

学研×アーテック「もののしくみ研究室」の発表説明会 4月に東京・名古屋・大阪の3会場で開催

株式会社学研エデュケーショナル(東京・品川区、出口鯉一社長)と株式会社アーテック(大阪府八尾市、藤原悦社長)が手を組んで、この4月よりはじまるロボットプログラミング講座「もののしくみ研究室」の発表説明会を、4月に東京、名古屋、大阪の3会場で開催することを明らかにした。

もののしくみ研究室の授業風景

もののしくみ研究室の授業風景

同講座は、昨年9月の日本経済新聞の記事をはじめ、同10月には私塾界主催の「リーダーズフォーラム」で紹介されると、全国の学習塾や学校などから多くの反響を集め、今春から導入をはじめる企業も複数ある。今回の説明会では、この夏以降に導入を検討する企業に向け、講座の具体的な内容や、導入方法について説明する。

開催日は、4月14日(木)に名古屋市中村区椿町の名鉄グランドホテル、4月19日(火)に東京都千代田区のトラストシティカンファレンス・丸の内。4月26日(火)に大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で、それぞれ開催する。説明会への参加は、事前に申込書をダウンロードの上、FAXで学研エデュケーショナル申し込む。

「もののしくみ研究室」発表説明会に関する問い合わせは、電話で03-6431-1337(学研エデュケーショナル ICTスクール事業部)へ。

 

>>申込書PDFをダウンロード

ロボット発表会申込書(私塾界)20160314

カラー電子顕微鏡、倍率7000倍に 九産大

九州産業大学(福岡市)は3月19日、7千倍の高倍率で観察できるカラー電子顕微鏡を開発したと発表した。光学顕微鏡と電子顕微鏡の画像を、独自の画像処理により高倍率でカラー化する装置を開発。システム全体で「蛍光電子顕微鏡」と命名した。光学顕微鏡は色を識別できるが、倍率が最大3千倍程度と低い。一方、電子顕微鏡は高倍率だが色を識別できない課題があった。同大によると、実用レベルとしては世界初。がん組織の病理診断などでの活用を見込んでおり、倍率を2万倍まで高め、2018年の製品化を目指す。

都心で3月21日開花、気象庁予想的中

気象庁は3月21日、東京都心で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より5日、昨年より2日それぞれ早かった。同日午前11時ごろ、開花を観測している靖国神社(東京・千代田)の標本木で、5輪以上咲いているのを同庁職員が確認した。東京都心では17日から暖かい日が続き、平年よりやや早まったとみられる。約1週間で満開になる見込み。