Category: 塾ニュース|大学

「池袋スマートマップ」ブックカバーで池袋案内 立教大

スマートフォンで情報を読み取るブックカバーが10日、東京・池袋周辺の書店で配布された。立教大学のゼミ生の企画に大日本印刷が協力。学生お薦めの飲食店などを表示したブックカバーにチップを埋め込み、スマホをかざすとより詳細な内容を端末で読めるようにした。池袋周辺の街歩きなどにつなげる。チップを埋め込んだブックカバーは当初5千部を池袋周辺の書店4店で無料配布。カバーの表面にはJR池袋駅周辺の地図と、飲食店や観光スポットの位置関係を印刷した。

●協力書店(ブックカバーの配布およびポスターの掲載)
三省堂書店 池袋店(東京都豊島区南池袋 1-28-1 西武池袋本店 9階南)
ジュンク堂書店 池袋本店(東京都豊島区南池袋 2-15-5)
芳林堂書店 コミックプラザ店(東京都豊島区西池袋 1-18-2 藤久ビル 西1号館B1)
リブロ 池袋本店(東京都豊島区南池袋 1-28-1 西武池袋本店 書籍館・別館)

スマホで飲食店などの情報を読み取れる。

筑波大大学院人間総合科学研究科  吉井理人氏、工藤公康氏、仁志敏久氏が入学

元プロ野球選手の吉井理人氏(48)、工藤公康氏(50)、仁志敏久氏(42)が4月7日、筑波大大学院人間総合科学研究科に入学した。記者会見した3人によると、同時入学は全くの偶然という。いずれも体育学専攻に社会人特別選抜で入学。野球の指導論などを2年間学ぶ予定で、「後進の指導に生かしたい」などと語った。14日から講義を受けるという。

単位不足で試合・練習禁止 早大

早稲田大学は4月7日、新年度から44ある体育部の2400人を対象に、「早稲田アスリートプログラム」を導入すると発表。「修学支援」では大学の競技スポーツセンターが、春・秋学期末ごとに全体育部員の登録科目と取得単位数、成績評価値を把握。2学期連続で「最低基準単位」に達しなかった部員は、基準を満たすまで練習や対外試合の参加・出場を禁止する。「教育プログラム」では、アスリートとしての教養教育やキャリア形成、ボランティア・地域貢献、国際交流のプログラムを専用テキストやインターネットを通して提供する。

15年度から久留米大法科大学院、募集停止

志願者や入学者の減少に歯止めがかからず、今後も大幅な増加が見込めないことから久留米大(福岡県久留米市)は31日、2015年度から法科大学院の学生募集を停止すると発表した。久留米大は、04年度に法科大学院を設置。定員は設置時は40人で、10年度から30人、14年度から15人に減らしたが、初年度を除いて定員割れが続いていた。在学生は17人で、14年度には2人が入学を予定。

英オックスフォード大 図書館を大規模修繕

英オックスフォード大学の「ボドリアン図書館」で、7800万ポンド(約130億円)を投じた新館の大規模修繕計画が進んでいる。 ボドリアンは1602年に開設、1千万冊以上を所蔵しており、中にはマグナカルタのほか、シェークスピアの最初の戯曲集など歴史上の重要資料を数多く保管する。新館は今後、「ウェストン図書館」として生まれ変わる。完成後は「マグナカルタ(大憲章)」の写本など、同図書館が世界に誇る秘蔵の歴史的資料が公開される予定だ。

医学部初の飛び入学 京大で2016年春入学から

京都大は2016年春入学の試験から、医学部医学科に高校2年からの「飛び入学」制と推薦やAO(アドミッション・オフィス)の「特色入試」概要を発表した。「飛び入学」制の対象は国際科学オリンピック(数学、物理、化学、生物)の日本代表として世界大会に出場した生徒。英語力や小論文、面接の成績を総合判定とし募集人員は最大5人。合格した生徒は高校3年次を履修せずに大学1年になれる。「特色入試」概要も発表しており、募集人員は全10学部110人程度となる。大学入試センター試験のほか、高校時代の入試科目以外の成績や課外活動を評価に加える。

日本の大学も 講義を無料ネット配信

ネットにつながれば誰もが高等教育を受けられる大規模公開オンライン講座(MOOC)と呼ばれる教育サービスの日本語版。講義ビデオを自分のペースで視聴し、宿題や課題に取り組み、試験にも挑戦できる。水準に達すると教授から修了証をもらえる。大学卒業の資格を得られるわけではないが、米国では修了実績を企業の採用などにつなげる動きもある。

静岡大 高柳記念未来技術創造館

静岡大浜松キャンパス(浜松市)の高柳記念未来技術創造館は、浜松出身で当時浜松高等工業学校(現静岡大工学部)の助教授だった「テレビの父」といわれる高柳健次郎氏の功績をたたえて作られた。「学問を通じて産業界に貢献する」というものづくりの街の精神を学生や市民に伝えている。館内には高柳氏の研究成果の展示とともに、世界で発売された歴代のテレビが10台並ぶ。大きな図体に小さな画面がついたテレビから始まり、年を追うごとに技術が進み、画面はより大きく鮮明に、本体は薄くなる。

名古屋大の減災拠点が完成

名古屋大東山キャンパス(名古屋市千種区)に、地震被害の軽減に向けた研究などの拠点となる「減災館」が完成した。地上5階、地下1階の建物は免震構造で、自家発電設備も設置。普段は防災・減災の研究、教育拠点となる一方、災害時には大学や地域の対策本部としての機能を想定する。屋上には振動実験設備を備え、様々な揺れを想定したシミュレーションも可能となっている。

仏・国立航空宇宙大学院大学世界の航空機市場に貢献

航空宇宙高等学院(ISAE)傘下の国立航空宇宙大学院大学(SUPAERO)は、エアバスとの共同研究を通じ、航空機の性能向上に一役買っている。世界の航空機市場は、新興国の経済成長による旅客需要の増加や、格安航空会社(LCC)の台頭で、右肩上がりが予想されている。エアバスによると、今後20年で4兆4000億ドル規模の航空機需要が生まれるとされ、必要な人材・研究も増える一方だ。エアバスとともに、世界の航空産業を支える研究・教育機関の重要性は一段と高まりそうだ。