Archive for: 4月 2015

海藻添加した中華麺  東洋大

東洋大学は神奈川県水産技術センター、製麺会社の麻生(神奈川県平塚市)と共同で、海藻のアカモクとワカメの茎を添加した麺「花まつも麺」を開発した。塩分排出効果のある中華麺で、5月をメドに社員食堂などで提供する業務用製品として商品化する予定だ。 花まつも麺という名前は、実験にあたった東洋大の学生らが付けた。花まつもは能登半島でのアカモクの異名で、太平洋側と違い、アカモクを多く食用する日本海側の美しい呼び名にちなんだという。

奈良県南部・東部地域学生合宿支援補助金について

私塾界編集室に奇妙な依頼文が迷い込んできた。タイトルが「奈良県南部・東部地域学生合宿支援補助金について(依頼)」、送り主は奈良県南東部振興監とある。依頼文は「このたび、本県では県南部・東部地域における学生の合宿を支援する補助金を新たに始めることになりました。(改行)つきましては、お手数ですが、貴誌にご掲載くださるようにお願いいたします」、問い合わせ先は奈良県南東部振興課 上中・上平 電話:0744−48−3015である。

 てっきり、奈良県の南部・東部地域の宿泊施設で合宿をすると、学習塾に学生1人1泊につき1,000円 (上限:1申請あたり30万円)の補助金がでる、だから広報してくださいとのことかと思い、内容をよく読むと、【対象】 学校教育法に規定する小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支 援学校、専修学校、高等専門学校、短期大学、大学及び大学院の児童、生徒及び学生が所属する団体とある。危うく学習塾には無縁の依頼かと思ったが、文末の生徒及び学生が所属する団体とある。児童を表記していないので小学生は対象外と思いきや、 学校教育法に規定する小学校と、はじめにある。してみれば、塾が奈良県の五條市、御所市、宇陀市、山辺郡、宇陀郡、高市郡、吉野郡の19市町村で合宿をすると児童生徒学生一人あたり一泊1000円(ただし、団体で延べ泊く20泊以上)の補助金を出す、との依頼と解釈でき、奈良県南東部振興監のお顔をたてて、「 奈良県南部・東部地域における学生の宿泊を伴う合宿に対し補助金を交付」のお知らせをここに露わにする。全国の学習塾の経営者の皆さん、ぜひ奈良県南部・東部地域で合宿をして一泊1000円の補助金をゲットしましょう。全国はオーバーかもしれないので、関西地区と訂正させていただく。詳細は「奈良県学生合宿」で検索。

奈良県南部・東部地域における学生の宿泊を伴う合宿に対し補助金を交付

【南部・東部地域】

五條市、御所市、宇陀市、山辺郡、宇陀郡、高市郡、吉野郡の19市町村

【対象】

学校教育法に規定する小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支

援学校、専修学校、高等専門学校、短期大学、大学及び大学院の児童、生

徒及び学生が所属する団体

【要件】

・当事業に登録している南部・東部地域の宿泊施設に宿泊すること

・延べ宿泊者数が20人泊以上であること ( 例 10人×2泊 )

・政治的活動、宗教的活動もしくは営利を目的とするものでないこと

【補助額】

学生1人1泊につき1,000円 (上限:1申請あたり30万円)

社会人 学び直し促進  文科省

文部科学省は大学が設置する社会人の学び直しのためのプログラムの認定制度「職業実践力育成プログラム」を設ける。特定の企業や団体に限らず、誰もが参加できる内容とし、早ければ2016年度から全国の大学で始められるよう制度設計を進める。各大学が申請するプログラムの内容を同省が審査し、適合したものを認定、公表する。修了者には大学が証明書を授与することで魅力を高め、学び直しを後押ししたい考えだ。

授業料のクレジット決済 早稲田大、留学生向け導入

早稲田大学は2015年度に、留学生を対象に授業料のクレジットカード決済を導入した。留学生の利便性向上や大学の事務処理の効率化につなげる。受験料や入学金の納付でクレジット決済を利用できる大学はあるが、授業料への導入は珍しいという。収納代行システムのオプト・ジャパン(東京・新宿)が開発したシステムを導入する。対応するカードは「VISA」「マスターカード」の2種類。留学生が携帯電話やパソコンなどでインターネットの専用サイトに接続し、決済する。一般学生は対象外。

文科相、大阪府教委の対応注視 学テの内申点活用巡り

下村博文文部科学相は4月21日の閣議後の記者会見で、同日実施された全国学力テストについて、「義務教育の機会均等や水準の維持向上などを目的に行っている」と趣旨をあらためて強調した。大阪府教育委員会が内申点の基準作成に活用する方針を示していることに関し「(テストの趣旨に)逸脱するかどうかは、どんな使い方をするか。具体的にどう活用するかを聞いて判断したい」と、引き続き府教委の対応を注視する考えを示した。

論文画像を解析、自動で不正発見 東大ベンチャー

東大発のソフト開発ベンチャーのエルピクセル(東京・文京)は、論文の写真に切り貼りや加工などの不自然な場所がないかを調べるサービスを始める。画像を自動分類する技術を応用し、改ざんや捏造の可能性が高い写真を拾い上げる。手作業なら10日以上かかるリポート作成を2~3営業日でまとめる。リポートはウェブ上からダウンロードできるようにする。価格は1画像につき500円で、定額制の場合は月3万円。論文不正の解析に関するサービス自体が珍しく、同社は「問題画像を自動ではじき出すのは初めて」としている。

公務員にフレックス制  国が来春

政府は20万人程度の国家公務員を対象に、個人が働く時間を柔軟に選べるフレックスタイム制(を、来年4月に導入する方針だ。日本企業のフレックス制導入は、政府が成長戦略の核と位置づける「働き方改革」の柱の一つ。国が率先して導入し、裾野を広げる。人事院が夏にフレックス制の対象拡大を内閣と国会に勧告。これを踏まえ政府が「勤務時間法」の改正案を秋の臨時国会に提出する見通しだ。現在のフレックス制は一般に「コアタイム」と呼ばれる出社を義務付ける時間を設定したうえで、出社・退勤の時間を自由に決める仕組み。

40道府県で人口減 青森・秋田は1%超

総務省が17日に公表した2014年10月時点の人口推計で全国47都道府県のうち40道府県の人口が1年前と比べて減った。人口が減った道府県は13年の39道府県から1増えた。東日本大震災の後に人口が減っていた千葉は0.08%増えた一方で、13年は増えていた宮城と滋賀が減少に転じた。人口の減少率が最も大きかったのは秋田の1.26%で、青森も1.08%と2県が前年比で1%を超える減り幅だった。東京など都市部に人が流入し、域外に引っ越す人が域内に来る人を上回る「社会減」の地域も2府県増えた。

29日に私立中相談会 神奈川県内の全61校が参加

神奈川県内の私立中学61校すべてが集い、魅力をPRし、相談にのる「2015神奈川私立中学相談会」(朝日新聞横浜総局、朝日学生新聞社後援)が29日午前10時~午後4時、横浜市西区のパシフィコ横浜である。入場無料。県私立中学高校協会の主催で例年、1万人前後が来場する。各校が設けるブースでの説明のほか、「5分間スピーチリレー」や生徒の発表、小学生のための体験コーナーなどがある。問い合わせは同協会(045・321・1901)へ。

学力テスト始まる 小6・中3対象、222万人参加

小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が4月21日、全国の学校で行われた。全員参加方式での実施は3年連続。国公私立計3万388校の計約222万6千人が参加した。

 全国学力テストを巡っては、大阪府教育委員会が高校進学につかわれる内申点の基準作成に活用することを決めた。文科省が「趣旨に反する」と懸念を示しており、今回のテスト結果を巡って曲折もありそうだ。