Archive for: 9月 2019

[教育ICT・入試改革]私塾界リーダーズフォーラム 2019

【満員御礼】お申し込み人数が定員に達したため、受付を終了いたしました。

【2019年9月25日15時】定員を大幅に上回るご応募のため、受付を終了させていただきました。

私塾界リーダーズフォーラム2019 教育ICT・入試改革

今回のテーマは、「浸透する教育ICT」、「英語4技能の対策の最前線(仮)」、「大学入学共通テスト実施に向けて求められる現場の対応」というテーマでセッションを行います。 いよいよ大学入学共通テストの実施に向けたカウントダウンがはじまり、教育現場では対応が迫られるにもかかわらず、具体策が見えずにいる状況も垣間見えることから、先行して取り組んでおられる現場の先生方や企業、そして大学入試センター、全国高等学校校長協会の先生方をお迎えして議論を進めてまいります。 さらに、最新のコンテンツやソリューションに直接触れながら体験していただく機会をご提供することで、教育サービスの新たな分野を開拓し、経営にお役立ていただけるツールを様々御紹介してまいります。

2019年9月30日(月)
11:00〜15:30[開場10:30]

Session 1【トークセッション】「浸透する教育ICT」11:00〜

第1部のテーマは「浸透する教育ICT」です。 練成会グループ((株)れんせい)の今村明広社長と、ALCSの小川武志社長、そして、スタディプラスの宮坂直COOによるトークセッションをお届けします。

練成会グループ株式会社れんせい 取締役社長今村 明広 氏
ALCS代表取締役小川 武志 氏
スタディプラスCOO宮坂 直 氏

Session 2【トークセッション】「英語4技能対策の最前線」12:10〜

第2部は「英語4技能対策の最前線」というテーマで、NTTドコモと財団法人実用英語推進機構の代表理事で東進ハイスクール英語講師の安河内哲也先生による英語4技能対応の最前線について討議していただきます。

(株)NTTドコモ教育キャリアビジネス推進担当課長井上 綾子 氏
財団法人実用英語推進機構
東進ハイスクール
代表理事
英語講師
安河内 哲也 氏
(株)湘南ゼミナール教務支援部作成責任者神谷 漠 氏

Session 3【ショーケース・セッション】13:10〜

“ここでしか聞けない” 出展企業の展示ブースに本誌編集長が直撃取材!
【協賛・出展企業】(順不同)
 株式会社NTTドコモ
 スタディプラス株式会社
 キラメックス株式会社
 株式会社メイツ
 株式会社スタディラボ
 株式会社SRJ
 株式会社学びエイド
 楽天株式会社
 株式会社ジェイシー教育研究所

Session 4【パネルディスカッション】「大学入学共通テスト実施に向けて求められる現場の対応」

第4部は「大学入学共通テスト実施に向けて求められる現場の対応」というテーマで、大学入試センター試験・研究統括補佐官の白井俊審議役に基調講演をいただいたうえで、全国高等学校校長協会の萩原聡会長、地域に根ざした塾として50年にわたって、幼児教室から大学受験まで子供たちの教育を支えているイングの青木崇幸代表をパネリストにお迎えして、パネルディスカッションをお送りします。 モデレーターは、フューチャーインスティテュートの為田裕行社長に務めていただきます。

【基調講演】13:40〜
大学入試センター試験・研究統括補佐官 兼 審議役 白井 俊 氏
【パネルディスカッション】14:00〜
パネリスト
大学入試センター試験・研究統括補佐官 兼
審議役
白井 俊 氏
パネリスト全国高等学校校長協会会長萩原 聡 氏
パネリスト駿台教育研究所進学情報事業部 部長石原 賢一 氏
パネリスト株式会社イング代表取締役青木 崇幸 氏
モデレーターフューチャーインスティテュート代表取締役為田 裕行 氏

<<会場>>

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4−6 御茶ノ水ソラシティ 2F

sola city Conference Center

『まなびwith』夏休み宿題意識調査 小学生 夏休みの憂鬱は「作文・読書感想文」がトップ

『まなびwith(ウィズ)』を展開する株式会社小学館集英社プロダクション(東京・千代田区、都築 伸一郎 代表取締役社長)は、夏休みの宿題をはじめとする学習についての保護者の関心が高まる8月に、全国の小学生の子を持つ父母330名を対象に、インターネットによる夏休みの宿題に関するアンケート調査を実施した。本調査において、小学生の子を持つ父母が自分の子どもが夏休みに楽しみにしていることを尋ねると、「自宅で遊ぶ時間」がトップで全体の57.9%、次いで「お祭りなどの地域イベント」「家族旅行」が過半数になった(表1)一方で、夏休みに嫌がっていることは、「作文・読書感想文」がトップで全体の48.5%を占め、次いで「国語、算数など教科の宿題」が41.2%と続いた。(表2)

さらに、作文を書くのが好きかという質問に「いいえ」と回答したのは52.4%に達し、作文に対する苦手意識があることがわかった。(表3)

また、作文を書くときに大切だと思うことは、「文章力」が61.2%でトップとなり、次いで「想像力」が57.0%でした(表5)が、こうした力を育むための作文学習の開始時期で適切と考えるのは、「小学1年生」(36.7%)、「6歳(小学校入学前)」(17.6%)が多く(表4)、小学校入学を機に作文学習に取り組むべきと考える父母が多くみられた。

 『まなびwith』は、これまで幼児・小学生の教育分野で培ってきた小学館の信頼を背景に、日本の子どもたちがこれからの新しい社会/世界で活躍できるよう、2020年の教育改革で重視される「思考力」「判断力」「表現力」を「かんがえる力」「ひらめく力」「つたえる力」と再定義し、それらの力を高めることに着目した新しい教材。国語では「作文」「読解」、算数では「図形学習」「文章題の図化」に力を入れたオリジナル教材で、「文章力」や「想像力」などの基礎学力を身につけて、「思考力」をのばしていく。

特に、年長・小学校低学年から作文学習を重要視しています。まず、たくさん読んで語彙を増やし、文型のバリエーションを学ぶ。そして、たくさん書いて添削指導を受け、また書きたくなる気持ちにつなげる。
日々の学習で培った「自分の考えを整理して伝える」力を発揮する場として、『まなびwith』会員を対象に「まなびwith全国作文コンクール」※を主催しております。

 ※2019年度「まなびwith全国作文コンクール」は2019年9月20日が応募締め切りとなる。

TOEFL テスト体験のさらなる向上へ

米国ニュージャージー州プリンストン発 米国の非営利教育団体である Educational Testing Service(本部:米国ニュージャージー州、以下 ETS)は、TOEFL iBT®テストにおいて、受験者に対してはテスト体験を、世界中の団体や機関に対してはテストの価値を高める努力の一環として、試験回数の増加や、再受験までの期間短縮など、より柔軟な選択肢を受験者に提供する。まず、特定日において午後の部のテストが実施され、試験会場においてより多くの受験者の収容が可能となる。さらに、これまではテスト受験後、次の受験日まで12日間空ける必要だったが、試験日によっては、受験日の翌週末に再受験を申し込むことが可能となる。

先月開始したテスト時間の短縮およびMyBest™スコアの導入に続き、今回の新たな変更は、スコア受取団体にも有益なものとなる。受験者がより速やかに受験もしくは再受験ができるようになることで、スコア受取団体は受験者のスコアレポートをより迅速に受け取れるようなり、より多くの出願要件を満たす志願者に対し、タイムリーに入学受け入れ判断をすることができるようになる。

ETS TOEFLプログラム エグゼクティブ・ディレクターのスリカント・ゴパルは、「今回のTOEFLテストの変更点は、受験者のテスト体験をさらに高めるものです。効率化を図ることで、受験者は時間を節約し、迅速な行動ができるようになります。柔軟に受験できることを受験者は望んでおり、今回の新たな変更により、将来の学歴に備え、締め切りや多忙なスケジュールに追われる受験者の利便性が向上します。」と述べている。

TOFELテストに関する一般的な情報は、www.ets.org/toeflをご覧下さい。テストの準備に際しては、無料の練習問題をはじめとする、今回のテスト変更が反映された最新の準備ツールをご活用下さい。(www.ets.org/s/toefl/free-practiceで公開)

「ロボット×あそび」を英語で Kids Duoがサマースクールを実施

 株式会社やる気スイッチグループ(東京都中央区、高橋直司 代表取締役社長)の英語で預かる学童保育「Kids Duo(キッズデュオ)」は、7月19日から8月31日までの期間、サマースクールを開催。その一環として、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)と協働して、夏休みのスペシャルアクティビティ「英語の『ロボット×あそび』体験」を、Kids Duo 白山、Kids Duo 玉川、Kids Duo センター南の3箇所で実施した。
 SIEが発売元のロボットトイ「toio(トイオ)」(https://toio.io/)は、今年3月に発売。モーター内蔵で動き回ることのできる32mm角のシンプルなキューブ型ロボット(toio™コア キューブ、以下キューブ)とキューブの動きを制御するコントローラー(toio™リング)により、あそびながら自然にプログラミング的思考やその実世界での応用を体験できる。
 例えば、toio™専用タイトル「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」は同梱されている「命令カード」と「絵本」を組み合わせて、プログラミングの3つの基本構造(順次、分岐、反復)が学べる。また、公式サイト(https://toio.io/)からアクセスできるビジュアルプログラミングや、さらにJavaScript等のプログラミング言語を使用することで、発展的な学びも可能になっている。

「フィンガーストライク」の様子。普段は別々に学ぶ小学生コースと幼児コースの子どもたちが一緒にあそんだ。年上の子が年下の子をフォローする場面も。

「子どもたちにとって、“あそび”が“学び”の原動力と我々は考えています。したがってtoio™開発チームはこの“あそび”を主眼に商品開発をしていますが、Kids Duoさんの活動も全く同じ方向を向いており、今回の企画に繋がりました。我々としても、子どもたちの楽しむ姿を見て、とても良い刺激をもらいました」とSIEのtoioビジネス担当の桜井氏は、Kids Duoとの活動について語る。
 今回は、toio™専用タイトル「トイオ・コレクション」の中から子どもたちがレゴ®ブロックなどを活用し工作したファイターを対戦させる「クラフトファイター」や、マットを動くキューブが自分のエリアに入ってきたらおはじきではじきかえす「フィンガーストライク」といった対戦ゲームを体験。子どもたちは、ルールを英語で学んだ後、自分たちでトライアンドエラーを繰り返しながら取り組んだ。
「プログラミングのエッセンスを感じながら、同時に英語を学んでもらったわけですが、子どもたちはおもしろいから学ぶわけです。おもしろいということが学びの原点なのだと改めて思いました」と、やる気スイッチグループの高城秀平氏が語るように、教室は、夢中になって“あそぶ” 子どもたちの姿であふれていた。

SDGsを地球目線で考えよう 『SDGsミュージアム2019 in Gakken』開催

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)と、同社のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川、碇 秀行 代表取締役社長)は、NPO法人Earth Literacy Program(東京・世田谷、竹村 眞一 代表)と共同で、2019年9月2日(月)より同9月13日(金)まで、品川区西五反田の学研東京本社ビル1Fロビーにて、SDGsを地球目線で学べる展示イベント「SDGsミュージアム2019 in Gakken」を開催している。

■デジタル地球儀「Sphere(スフィア)」で、地球の過去・現在・未来を知る
「SDGsミュージアム2019」は、文化人類学者で京都造形芸術大学教授・NPO法人Earth Literacy Program代表の竹村眞一氏が企画する展示イベントです。
デジタル地球儀「Sphere」を使い、リアルタイムの雲の動き、気温の変化、人口増加、食糧自給率など世界の環境・社会・経済にまつわる膨大なデータから、地球の過去・現在・未来のコンディションを俯瞰的・複層的に見ることで、SDGs達成のための課題とその解決を地球目線で学び、考え、理解を深めていただくことができます。

■学研グループもSDGsにコミットし、3つの重点目標を設定
「誰一人取り残さない」というSDGsの基本理念は、すべての人が心ゆたかに生きる世界の実現を目指す、学研グループの理念と重なります。
学研グループでは、事業を通じた持続可能な社会の実現を目指すにあたり、17の目標のうちグループの強みを特に生かすことのできる「3.すべての人に健康と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」「11.住み続けられるまちづくりを」の3つを重点目標として設定しています。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
・学研ホールディングスコーポレートサイト「学研グループのCSR」
https://ghd.gakken.co.jp/csr/

■開催概要
・期間
2019年9月2日(月)~9月13日(金)
平日10:00~18:30 ※入場無料
・会場
学研東京本社ビル1Fロビー特設会場
https://ghd.gakken.co.jp/company/map/
・主催
NPO法人Earth Literacy Program
・共催
株式会社 学研ホールディングス/株式会社 学研プラス

アオイゼミと金融庁「中高生のための進路選択と働き方」を共同開催 中高生向けに特別授業をライブ配信

中高生向けのオンライン学習塾「アオイゼミ」は「教育の格差をゼロにする」ことを掲げ、コメントや質問を送ることができる双方向コミュニケーション型ライブ授業を中心とした、生徒の学習習慣の確立と成績向上に寄与するサービスを利用しやすい価格で提供し、子どもたちの意識の格差、地域的な格差、経済的な格差を解消することを目指している。

教科指導にとどまらず、進路や将来のための「キャリア教育授業」や、社会に出るとぶつかる正解のない問題を解決する力を養うための「課題解決型授業」、またスマートフォンやインターネットに関する「情報リテラシー授業」など総合教育にも力を入れ、毎年専門家をお招きして特別授業を行っている。今回、全国のさまざまな学校で将来設計や資産形成の教育活動を行っている金融庁と、共同での特別授業をオンラインで配信する。

全国の中高生やその保護者の方に向けて、進路選択の際にお金についてどう考えるべきか?変化の多いこれからの社会で主体的に夢の実現を目指すには?など、日々の生活に関わる将来設計と進路選択について興味関心を高め、理解を深める特別授業をライブ配信する。

■実施概要
日時   :2019年9月21日(土)18:00〜19:00

タイトル :アオイゼミ×金融庁「中高生のための進路選択と働き方」

内容      :「将来設計」と「働き方」について考えてもらう参加型授業です。

特別講師 :金融庁 企画市場局 新関康平

司会   :株式会社 葵  執行役員 中塚祐太郎

視聴方法 :アオイゼミ公式アプリ(推奨)

公式アプリの他、アオイゼミ公式サイト、YouTubeライブ、Periscopeから無料でご視聴いただけます。

iosはこちら:https://aoizemi.com/2jUguxD

Andoroidはこちら:https://aoizemi.com/2lr7FMe

WEBはこちら:https://aoizemi.com/2lVhT7V

※公式アプリを利用すると双方向コミュニケーション授業に参加できます。

※アオイゼミ公式サイト、アオイゼミ公式アプリの場合、ライブ授業のご視聴にあたって、アオイゼミへの会員登録(無料)が必要となります。

※特別授業は後日YouTubeで公開予定。

atama+ 駿台予備学校の全国各校舎へ共同展開へ

atama plus株式会社(東京・中央区、稲田 大輔 代表取締役)と駿台予備学校を運営する学校法人駿河台学園(東京・千代田区、山﨑 良子 理事長)は、駿台予備学校および駿台グループ各社においてAI学習教材を共同展開することに合意したことを発表した。

atama plusと駿台は、より世の中のニーズにあった学習の在り方につき協議を進めており、2018年3月より駿台中学部、駿台高校部、東大進学塾エミール等の駿台グループ会社に、atama plusのタブレット型AI教材『atama+』を提供してきた。その1年半の期間で、駿台にて以下の3点を確認した。

1.通常学習と『atama+』の併用による、標準的学力の生徒の模擬試験での明確な成績向上
2.駿台が持つ学習促進(コーチング)ノウハウとの組み合わせを通じた、より高い効果の発揮
3.東大等の最難関大学を目指す生徒の基礎固めを目的とした使用における高い満足度

1に関しては、高2・1月の模試から高3・6月の模試の偏差値の上昇幅(5ヶ月間)において、「通常学習と『atama+』を併用(1ヶ月半の使用)した生徒の集団」の方が「『atama+』を併用しなかった生徒の集団」に対して平均2.89ポイント高い結果となった。

2に関しては、1年半の間に最適な使用方法を模索した結果、atama plusの学習コーチング技術に、駿台独自の学習促進ノウハウを加えることが、1における成績向上へつながったことを確認した。

3に関しては、学年を変えいくつかの用途で使用した結果、利用者のほぼ全員が使用に満足感を得ており、中には実際に東大に合格した生徒から「AIが自分の苦手な部分を探っているのが実感でわかる」という驚きの声もあった。

両者がそれぞれ持つソフト・ハードの親和性の高さ、およびその高い効果が確認できたことから、両者の協業を拡大し、まずは2020年4月より新たに駿台予備学校の全国各校舎へ『atama+』(数学、英語、物理、化学)を順次導入していくこととなった。

今後の展開としては、2021年4月を目標に、atama plusの『atama+』と、駿台で現在開発中の難関大学対策AI学習教材を連携させた「大学入試合格を目指す全てのレベルの受験生に対応する業界初のAI学習教材パッケージ」を提供する予定。さらに双方の学習コーチング技術も連携し、従来の人によるライブ授業や進路指導と、AIによる個々人に最適化した教科学習を、一人ひとりに合わせたバランスで提供し、これまでイメージされていた大手予備校の在り方を大きく変えていく。

文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」に社会情報大学院大学の「実務家教員COEプロジェクト」が採択

 学校法人先端教育機構(東 英弥 理事長)、社会情報大学院大学(東京・新宿区、吉國 浩二 学長)は、文部科学省の推進事業「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」において、実務能力・教育指導力・研究能力を兼ね備えた質の高い実務家教員の育成に取り組む「実務家教員COEプロジェクト」の採択を受けた。本事業において、Society5.0時代に対応した高度技術人材として今後の日本の産業界・学術界を支え、教育の新たな地平を拓く「教育変革のエージェント」となる実務家教員の育成システムを構築し、変化の激しい知識集約型社会を生き抜く力を身につけるリカレント教育の全国的な拡充の実現を目指す。

■実務家教員COEプロジェクトの背景
 文部科学省では、高度技術人材育成事業「未来価値創造人材育成プログラム」における『持続的な産学共同人材育成システム構築事業』を推進している。大学等においても、組織の枠組みを超えたオープンイノベーションを促進するため、リカレント教育や実務家教員養成に関する産学共同教育の場やプログラムを提供し、持続的に社会の要請に応えられる産学共同人材育成システムの構築が求められている。
 社会情報大学院大学では、文部科学省事業への応募に先駆けて実務家教員養成の必要性を認識し、2018年10月より先駆的に「実務家教員養成課程」を開講し、これまで2期・4会場(東京・名古屋・大阪・福岡)の合計で98名の受講者の養成を手掛けてきた。同課程で培った知見、ノウハウを活かし、今後の日本の産業界・学術界への貢献を目的として、応募に至った。

■実務家教員COEプロジェクトの概要・特長
 本事業は、実務能力・教育能力・研究能力を兼ね備えた質の高い実務家教員を養成する「実務家教員養成課程」の運営と、同プログラムの全国的・領域横断的な普及・標準化に向けた様々な取り組みを通じて、①質の高い実務家教員の全国的普及、②実践知を体系化して伝達する手法の標準化、③リカレント教育の全国的な拡充の実現、を目指す。
 これにより、実務家教員養成に関する高度な研究・教育活動を行い、人材育成の中核となる研究拠点としての役割を担うCOE(Centre of Excellence)としての地位の確立を目指し、名称を「実務家教員COEプロジェクト」としている。
 なお、本事業の推進にあたり、女性活躍のための再就職・キャリア支援に特化したリカレント教育で先駆的な業績を上げ、実務家教員に対する指導・評価を手がける日本女子大学、多くの修士課程で社会人学生の受け入れ体制を整える武蔵野大学、学校法人先端教育機構が運営する大学院の事業構想大学院大学と連携することで、実務家教員への実践的な指導や、独自研修プログラムの開発、全国的な実務家教員養成課程の開発に取り組む。

■実務家教員COEプロジェクトについて
<目的>
 ① 実務家教員の確保について質・量の両面で貢献する
 ② あらゆる「教えたい人」に教育指導力を提供する
<到達目標>
 ① 質の高い実務家教員の全国的普及
 ② 実践知体系化手法の標準化
 ③ リカレント教育の全国的拡充
<取組内容>
 ① 実務家教員養成課程の運営
 ② 共通FDセンターの設立・運営
 ③ 個人認証評価制度の新設
 ④ 学会の設立・運営
 ⑤ カンファレンス・雑誌連載等による普及・啓発
<連携一覧 ※順不同、2019年9月3日現在>
 申請代表校:社会情報大学院大学 (中核拠点校)
 共同申請校:日本女子大学 武蔵野大学 事業構想大学院大学

■実務家教員養成課程について
 社会情報大学院大学は、2017年の開学以来、社会動向と学術動向の双方についての知識を有し、実践と理論を架橋する重要な媒介者である実務家教員を多数擁して、社会人向けの専門職学位課程を運営してきた。その知見・経験を活かして、2018年10月より先駆的に「実務家教員養成課程」を開講し、これまで2期・4会場(東京・名古屋・大阪・福岡)の合計で98名の受講者の養成を手掛けてきた。本養成課程は、2019年度文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)」の認定と、厚生労働省教育訓練給付「特定一般教育訓練」の講座としての指定を受けている。
 大学、専門学校、各種学校等の教員を目指している、企業や官公庁・自治体などにお勤めの方、または経験のある方を対象に、実務経験を活かしたカリキュラムの作成、教育方法の習得だけでなく、新たな実践知を生み出すなどの実務家教員として必要な研究能力も養成する。
 2019年10月~2020年1月に開講する第3期は、東京・名古屋・大阪・福岡の各会場で、週1回2コマ×15週、原則平日19時~22時に開催する。定員は80名、募集締め切りは9月24日(火)です。説明会・個別相談会は全国各会場で随時実施している。
 その他詳細はHP( https://www.sentankyo.ac.jp/alab/faculty/ )まで。

『学研の図鑑LIVE』が「さわやか果物」「毎日の朝」シリーズとコラボ

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川、碇 秀行 代表取締役社長)発行の『学研の図鑑LIVE』が、株式会社エルビー(埼玉県・蓮田市、白石 宏 代表取締役社長)の飲料「さわやか果物巨峰水」(8月27日から)、「さわやか果物もも水」、「毎日の朝バナナオレ」、「毎日の朝ベリーオレ」(9月3日から)の商品パッケージに登場する。

『図鑑LIVE』とのタイアップパッケージになるのは全4商品。「さわやか果物巨峰水」(紙容器 1000ml)を8月27日(火)より、「さわやか果物もも水」「毎日の朝バナナオレ」「毎日の朝ベリーオレ」(紙容器 各1000ml)を9月3日(火)より発売開始する。

パッケージには恐竜や水の生き物、星座の説明を加え、ARマーカーにスマホをかざすと『学研の図鑑LIVE』オリジナルARが楽しめる。


■「さわやか果物」「毎日の朝」シリーズ×『学研の図鑑LIVE』オリジナルブラウザコンテンツの楽しみ方
今回、表示されるAR動画は「学研図鑑LIVE」の「恐竜」、「危険生物」、「水の生き物」、「星・星座」のカテゴリーの中から計8種類。専用の無料アプリ「ARAPPLI(アラプリ)」をダウンロードし、商品側面の画像をカメラで読み込むと図鑑から飛び出してきたようなリアルな映像が現れる。スマホを動かして様々な角度から恐竜などを見たり、一緒に写真を撮ったりと、子どもも大人も楽しめる。

月刊私塾界2019年9月号(通巻461号)

巻頭言

8月上旬、NECから「空飛ぶクルマ」が発表された。全長3・9メートル、幅3・7メートル、高さ1・3メートル。大型ドローンのような外観をしている。これは機体の管理に必要な情報や、飛行の特性を探るための試作機で、残念ながら人は搭乗できない。

 開発を進める背景には、多様な輸送・移動手段のニーズの高まりがある。都市部の混雑解消、離島や山間部の移動、災害時の救急搬送や迅速な物資輸送などだ。

 経済産業省と国土交通省は23年を目標に事業をスタートできるよう、法整備などを進める予定だ。

 一般社団法人CARTIVATOR(カーティベーター)Resource Managementが実用化を担う。

 車にはもうひとつ大きなブレークスルーがある。「遠隔型」自動運転だ。自動運転には「遠隔型」とこれまで主流の「自律型」がある。後者は自動運転の「頭脳」に当たる部分を車に搭載する。クルマ単体で基本機能の全てを完結するため、クルマの販売価格が3000万円前後になってしまう。

「遠隔型」はその頭脳部分を外に移す。スマホは多くの機能をクラウドに移すことにより、端末の負荷を軽くし、手ごろな価格で多くのサービスを実現している。これと同じ方法だ。ソニーやパナソニックが先頭を走る。パナソニックが開発する「ライフカー」は30万円での販売を目指す。

 凄いイノベーションが進行中だ。 近年教育業界でも先端技術を取り入れた様々な新商品が出ている。今後も大きなブレークスルーを期待したい。

目次

  • 10 CatchUp01 やぶき塾+OLECOスピーキングを重ねることで、自分を見つめる機会にもなる
  • 12 CatchUp02 大東尚学館+サス学サステナブルな学びで生きる力を養う
  • 14 CatchUp03 岩沢学院+吉備学習システム授業をしないで幅広い学力の子どもたち全員の力を付ける
  • 16 挑む私学 京都橘中学校高等学校学力と人間力の両輪で、社会に役立つ人材を育む
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45 【特集①】株式公開企業塾2020年2・3月期第1四半期(1Q)決算を読む
  • 54 【特集②】思考力を高める教材
  • 66 TOP LEADER Interview 株式会社 成学社 学習塾本来の使命である点数アップ・志望校合格にこだわる
  • 80 教育サービス業界 企業研究(82) 株式会社バイオーム
  • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(308)
  • 84 疾風の如く(122)進学塾SOIL(京都府) 塾長 村東 慎右さん
  • 86 好機到来(53)岡本塾 塾長 岡本 充央さん
  • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(76)
  • 90 白書界隈徘徊話(54) 西村克之
  • 92 自ら動き出すチームにする方法(60) 中谷彰宏
  • 94 塾の家計簿(28)
  • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(74)
  • 97 芸術見聞録(74)
  • 98 ぼくの幼児教育考(15)
  • 99 塾長の机
  • 100 為田裕行の「教育ICT行」(54)
  • 101 1981(6)
  • 102 Communication Risk Management(3)
  • 103 Opinion from School(3)
  • 104 林明夫の「歩きながら考える」(169)
  • 106 新・授業改革を目指して(111) 石川幸夫
  • 108 私塾界インサイト(19)
  • 112 咲かせよ桜(56) 小林哲夫
  • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(76)
  • 118 論点2019(9) 指定国立大学法人とは
  • 122 編集後記
  • 124 Book Review
  • 126 塾長のためのガジェット講座