Archive for: 12月 2019

東京個別指導学院 クラウド型コンタクトセンター・サービスPureCloudを教育業界で初めて導入

 株式会社東京個別指導学院(東京・新宿区、齋藤 勝己 代表取締役社長)は、2019年12月10日より、ジェネシス・ジャパン株式会社(東京・新宿区、細井 洋一 代表取締役社長)のクラウド型コンタクトセンター・ソリューション「Genesys PureCloud®️」(以下、PureCloud)を、東京個別指導学院に入塾を検討される方の最初のタッチポイントであるコンタクトセンターに導入した。PureCloud導入は教育業界では初めてとなる。

 ジェネシスは100カ国11,000社以上が信頼する業界トップのCXプラットフォームを提供し、大きなビジネス成果と永続的な関係を構築している。

 東京個別指導学院のコンタクトセンターは1999年に設立。主に入塾を検討している方の問い合わせに専門の学習相談員が対応する。学習相談員は東京個別指導学院の教室勤務経験者を中心に構成。さまざまな学習の課題について親身になってカウンセリングをするとともに、教室での個別相談や体験授業の日程をアレンジ、サポートしている。一人ひとりの悩みに寄り添い、「心通う対話」を大切にすることで、コンタクトセンターは東京個別指導学院の企業理念を実践する大切な場一つとなっている。

 PureCloud導入を機に、これまで1拠点で運営していたコンタクトセンターを4拠点に広げ、BCP(事業継続計画)の強化を実現。
 また、「働き方改革」の一環として、在宅勤務実施に向けた準備も進めている。PureCloudでコンタクトセンターをクラウド化することで、パソコンとヘッドセットさえあれば業務を開始できるようになり、産休明けなどで労働時間が限定される社員が活躍する機会を作り出すことができる。

2年目を迎えた「未来の教室」が「STEAMアイデアソン」を開催

 12月1日、経済産業省で「未来の教室2019 STEAMアイデアソン」が開催された。これは、昨年度から始まった「未来の教室」事業の一環で、昨年は「学びの自立化・個別最適化」を中心に活動を行ってきた。今年は「学びのSTEAM化」を模索する。このアイデアソンもそのひとつだ。

教員はもちろんのこと、民間企業や教育事業者など多く参加。それぞれの立場から意見を伝え、ひとつのプロジェクトを立案した。

 経済産業省は「未来の教室」構築に向けた改革の柱として、以下の3つを挙げる。

 ・学びの自立化・個別最適化

 ・学びのSTEAM化

 ・新しい学習基盤づくり(学校ICT環境(1人1台)の早期整備や到達度主義の学びへの転換など)

 STEAMは、Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)のこれから益々必要とされる力、その教育を表したもの。今回のアイデアソンでは、「科学研究」「テクノロジー」「社会課題解決」「医療」「金融」「建築」「ものづくり」分野から参画した7企業と学校の教職員、教育事業者が参加。“今存在しない、未来を創るための新しい学び”を検討し、STEAM型の学びプロジェクトを企画・立案した。

 プロジェクトは、以下の要件を念頭に置かれている。

 1、Society5.0時代の社会課題解決に関わる

 2、文理融合/分野融合型

 3、単発の授業ではない、プロジェクト型

 また、教科学習も意識された。例えば、『社会課題を横断(Ecology&Economy)に捉え、学びを設計する』プロジェクトでは、「海」の課題を取り上げ、「海」の地理や歴史、生物などの教科学習へ活用する。

浅野大介氏

「『学校は知識創造の場』ということを世の中のスタンダードにしたい」と、経済産業省商務・サービスグループサービス政策課長(兼)教育産業室長の浅野大介氏は言う。

 その土台となるのが『STEAMライブラリー』であり、STEAM型の学びを集約し、デジタルコンテンツとして提供する。今回出されたプロジェクト案も『STEAMライブラリー』のコンテンツづくりに活用していく。

 このアイデアソンは、今後も定期的に開催される予定だ。学校はもちろんこと、塾やエドテックなどの教育産業や文部科学省や総務省などの省庁も交えた議論の場になることを期待したい。

全教研 マレーシアに教育センターを設立

 学研グループの株式会社全教研(代表取締役社長:中垣量文)は株式会社インフィニットマインドとマレーシアに本社を置くDream EDGE Sdn Bhd(ドリームエッジ)と共にマレーシアに教育センターであるKidz Tech Centre(キッズテックセンター)を設立し、12月1日(日)にマレーシアのマハティール首相をお迎えして、オープニングセレモニーを開催した。

 上記教育センターは、4年前からドリームエッジ社が実施してきた全教研が提供するプログラミング学習講座「プログラミング道場」を軸に、科学実験等を通じてSTEAM教育を学習できる施設となっている。将来的には、全教研及びインフィニットマインドで講座を受講する生徒が日本、ベトナム、タイ、インド、中国から集まり、国際交流のための教育ハブとしての役割を担う予定である。

 オープニングセレモニーには、マレーシアのマハティール首相及び首相夫人が来賓としてご列席になり、教育センターオープンに際して喜びのお言葉を頂戴した。

右からマハティール首相、中垣相談役、中垣社長

 また、今回のオープニングセレモニーには、日本から全教研の中垣一明相談役、中垣量文社長やプログラミングを学ぶ13名の生徒や関係者も参加した。生徒達は地元マレーシアから参加した約60名の生徒達と共にプログラミングを中心とした様々なワークショップに参加し、国際交流を楽しんだ。全教研とインフィニットマインドは「プログラミング道場」を海外展開しており、現在はマレーシア、ベトナム、タイ、インド、中国でも実施している。今回のマレーシアにおける教育センターの開校は東南アジアにおけるプログラミング教育を強く牽引するものとなり、今後も国籍を問わずに、世界で活躍できる人材育成に努めていく。

オープニングセレモニー出席者の集合写真:写真中央がマハティールご夫妻

スイッチエデュケーションが『micro:bit用ワークショップモジュール』を販売

株式会社スイッチエデュケーション(東京・新宿区、小室 真紀 代表取締役)は、教育向けマイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」で、電池駆動の作品を作るときに便利な『micro:bit用ワークショップモジュール』を販売している。スイッチエデュケーションが開発した教材を使用して定期的にワークショップを実施していく中でたどり着いた、「あったらいいな」を形にしたモジュールだ。

micro:bit用ワークショップモジュール
micro:bit用ワークショップモジュール

電池ケースと電源スイッチを備え、2種のコネクタ形状の入出力モジュールをそれぞれ2つずつmicro:bitに接続できるモジュール。micro:bitをさすだけで使うことができる。micro:bit本体の機能だけでできることの次段階として、センサーを使ったり、走行させたりする、一歩進んだワークショップを考えている方にオススメの商品。

micro:bit用ワークショップモジュールのポイント

・micro:bit(マイクロビット)でいろんな作品を作ることができる
・micro:bit本体の機能で遊んだ次の段階、動く作品を作りたい、センサーを追加したい時に便利
・使用するためには、別途 micro:bit(マイクロビット)と単4電池3本が必要
・販売価格は、1,800円(税込み1,980円)

「第44回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」結果発表

株式会社ゆうちょ銀行(取締役兼代表執行役社長 池田 憲人)は、1975年から40年以上にわたって親しまれ、貯金箱の作製を通じて、子どもたちの造形的な創造力を伸ばすとともに、貯金に対する関心を持っていただくことを目的にした「第44回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」を開催した。全国10,704の小学校から計718,593名もの児童が参加した。

 11月25日(月)、応募作品の中から、一次審査を通過した入賞作品(240点)の最終審査を行い、「文部科学大臣賞」、「ゆうちょ銀行賞」、「ゆうびんきょく賞」(各6名)、「審査員特別賞(3名)」、「すてきなデザイン・アイデア賞(219名)」の受賞者を決定した。

なお、入賞作品は、2019年12月29日(日)から全国7ヶ所(以下一覧を参照)にて展示する。

また、ゆうちょ銀行では、ご参加いただいた貯金箱1作品につき10円、総額7,185,930円を公益財団法人日本ユニセフ協会、独立行政法人国際協力機構(JICA)、公益財団法人ジョイセフへ寄附し、開発途上国で貧困や病気に苦しむ子どもたちの支援活動などに役立てられている。

「第44回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」入賞作品(240点)全国展示会場のご案内
(展示会特別協力:イオンモール株式会社)

■2019年12月29日(日)~30日(月) 東京 「KITTE MARUNOUCHI」
 
東京都千代田区丸の内2-7-2

■2020年 1月17日(金)~19日(日) 福岡 「イオンモール福岡」
 
福岡県糟屋郡粕屋町大字酒殿字老ノ木192-1

■2020年 1月24日(金)~26日(日) 京都 「イオンモール京都桂川」
 
京都府京都市南区久世高田町376-1

■2020年 1月31日(金)~ 2月2日(日) 広島 「THE OUTLETS HIROSHIMA」
 広島県広島市佐伯区石内東4-1-1

■2020年 2月 7日(金)~9日(日) 愛知 「イオンモール名古屋茶屋」
 愛知県名古屋市港区西茶屋2-11

■2020年 2月22日(土)~24日(月) 宮城 「イオンモール名取」
 宮城県名取市杜せきのした5-3-1

■2020年 2月28日(金)~ 3月1日(日)埼玉 「イオンレイクタウンkaze」
 埼玉県越谷市レイクタウン4-2-2

※会場へのアクセス等については、専用ホームページhttps://www.idea-chokinbako.jp よりご参照ください。

■ゆうちょアイデア貯金箱コンクールの趣旨
ゆうちょアイデア貯金箱コンクールは、貯金箱の作製を通じて
子どもたちの造形的な創造力を伸ばすとともに、貯蓄に対する関心を持っていただくことを目的としています。

本コンクールは、全国的に実施する工作物のコンクールとして日本最大規模のコンクールです。
また、参加者ひとりにつき10円を、ゆうちょ銀行から公益財団法人日本ユニセフ協会、
独立行政法人国際協力機構(JICA)、公益財団法人ジョイセフへ寄附し、
開発途上国・地域における生活向上や環境保全、教育のための活動支援に役立てられます。

本コンクールは以下の目的でご利用いただけます。
・夏休みの課題のひとつとして
・子どもたちの造形教育として
・子どもたちの金融教育(貯蓄することの大切さを教える)として

テーマは自由。子どもたちのオリジナリティあふれるアイデアを重視します。
身に付けた知識や技能をいかして生活等に役立てる力を磨く、総合学習の面もあります。

*主 催 : 株式会社ゆうちょ銀行
*後 援 : 文部科学省、金融広報中央委員会、全国都道府県教育委員会連合会、全国連合小学校長会、
       日本私立小学校連合会、全国造形教育連盟、日本教育美術連盟、
       公益財団法人日本ユニセフ協会、独立行政法人国際協力機構、公益財団法人ジョイセフ
*協 力 : 日本郵便株式会社

■応募について
*応募期間 2019年9月2日(月)~9月30日(月)19:00まで ※郵送による応募は当日消印有効
*参加資格 全国の小学生(応募は学校単位)
      ※義務教育学校の場合は、小学校6年生に該当する児童までが参加の対象です。
*参加方法・作品について
・材料は自由ですが、壊れやすいもの、腐るものは避けて、持ち運びができるもの。
・作品の大きさは、一辺の長さを25cm以内。
・1人1点。
・本人の創作によるもの。(保護者の過度な補助は認めておりません)
・最近の創作で、他のコンクール等に未発表のもの。
・作製者以外の人の著作物等を利用した作品は、著作権者等の許諾を得られた場合以外、審査対象外。
・学校の先生に提出。

■入賞作品・賞について
*上位入賞作品     合計21名
 ◇文部科学大臣賞  (各学年1名(計6名))   ◇ゆうちょ銀行賞(各学年1名(計6名))
 ◇ゆうびんきょく賞 (各学年1名(計6名)) ◇審査員特別賞 (3名)

*上位以外の入賞作品
 ◇すてきなデザイン・アイデア賞(219名)

*その他
 ◇学校代表賞 (応募小学校の代表者)(各学年1名+特別支援学級1名まで)
 ◇参加賞 (参加者全員)

■審査員について
・岡田 京子 (文部科学省 初等中等教育局 教科調査官)
・蓑 豊     (兵庫県立美術館 館長)
・長濱 雅彦 (東京藝術大学 美術学部 教授)
・近江 綾乃 (京都造形芸術大学 芸術学部こども芸術学科 学科長)
・長谷川 篤 (日本郵便株式会社 執行役員)
・志々見 寛一(株式会社ゆうちょ銀行 専務執行役)

Yokiとバンダイナムコ研究所アイディアソン×プログラミング体験イベント「LOGY Makers 」を開催

 自宅から学べるモノづくり×プログラミング教室「LOGY(呼称:ロジー,https://logy.app)」を展開する株式会社Yoki(神奈川・鎌倉市、東出 風馬 代表取締役)と、バンダイナムコ研究所(東京・江東区、中谷 始 代表取締役社長 )は、2020年1月25日・26日に中学生・高校生を対象としたアイディアソン×プログラミング体験イベント「LOGY Makers(ロジーメイカーズ) with バンダイナムコ研究所」を開催する。

開催概要
開催日:2020年1月25日(土)・26日(日)
共同主催:株式会社Yoki・株式会社バンダイナムコ研究所
協賛:株式会社CambrianRobotics
 会場:株式会社バンダイナムコ研究所
東京都江東区永代2-37-25
 対象:中学生・高校生、または該当する年齢の方
 募集人数:各日25名・合計50名(申込者多数の場合は抽選を実施)
 参加費:無料
 申し込み方法:LOGY Makersウェブサイトより
※2019年12月4日より特設ウェブサイト(https://logy.app/bn/)で開始します。

EnglishCentralがボキャブラリー学習システムを2020年度に向けて英語4技能型に一新

オンライン英語学習サイト『EnglishCentral』を提供する株式会社EnglishCentral(東京・台東区、 松村 弘典 代表取締役社長)は、2020年度カリキュラムに向けてボキャブラリー学習の仕組みを一新し、新たに「書く」「話す」運用能力を強化する「ボキャブラリービルダー」と、学校の英語クラスにおけるボキャブラリー習得を支援する「単語4技能テスト」の機能をリリースした。

◆  製品概要

製品名EnglishCentral 単語4技能テスト
価格(税抜き)■ 単体価格

1アカウント1,200円(最大1年間利用可能)

■ アカデミックプレミアムパック(動画学習とのパッケージ)

4ヶ月プラン:1アカウント3,000円

12ヶ月プラン:1アカウント5,800円※プレミアムプラン以上でご利用の場合は、お問い合わせください。
ご利用環境EnglishCentralのご利用方法と同様です。

【パソコンでご利用の場合】

https://ja.englishcentral.com/

■ OS

Windows: Windows 7 以上 / MacOS 10.10 以上

■ ブラウザ

Chrome58 以上 / Firefox52 以上 : 設定・追加インストールなしでご利用頂けます。

Edge38 以上 : 内蔵されているAdobe Flash Playerを有効にする必要があります。

Internet Explorer 11 以上 / Safari 9.1 以上 : Adobe Flash Player のインストールが必要です (無料)

【スマートフォン・タブレットでご利用の場合】

■ iPhone版

https://itunes.apple.com/jp/app/english-central/id927987414

■ Android版

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.englishcentral.android.app&hl=jaOS:Android v4.1 以上 / iOS 9.0 以上
お申し込み先sales-ja@englishcentral.com

ニュースは「テレビ」で、中高生は「アプリ」や「SNS」も活用 小学生87.7%、中高生79.0%が「ニュースに関心がある」~小中高生のニュース・時事の情報収集に関する調査~

株式会社増進会ホールディングスのグループ会社、株式会社栄光(東京・千代田区、下田 勝昭 代表取締役社長)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2019年10月9日(水)~10月23日(水)に、小中高生のニュース・時事の情報収集に関する調査を実施し、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者762人の有効回答が得られた。

  • ニュース情報を得るときに利用するメディア 小学生・中高生ともに「テレビ」が最多
    中高生では、「ニュース系サイト・アプリ」や「SNS」も活用
  • こども新聞を購読している家庭の子ども 9割以上が「読んでいる」
  • 子どもとニュースや時事を話題にする 全家庭の95.3%
  • 「ニュースに関心がある」 小学生の87.7%、中高生の79.0%
  • ニュースに触れることで期待すること 「世の中に関心を持てる」「知識や情報が得られる」

※栄光ゼミナール調べ

子どもが普段ニュースなどの情報を得るときに利用しているメディアは何ですか。
(n=762(うち小学生384、中高生378)、総回答数1540、複数回答方式(あてはまるものすべて))

保護者に、子どもが普段情報を得る際に利用しているメディアを聞いたところ、小学生、中高生ともに「テレビ」が最多だった。
また、「ニュース系サイトやアプリ」を活用している中高生が63.8%、「SNS」を活用している中高生が30.7%であった。中高生になると、小学生と比べてスマートフォンの所有率が高くなることもあり、「ニュース系サイトやアプリ」や「SNS」を情報源として利用していると考えられる。

子どもが情報を得るときに最も利用しているメディアは何ですか。
(n=746(うち小学生377、中高生369)、単一回答方式)

子どもが情報を得るときに最も利用しているメディアを聞いたところ、小学生の約4人に3人が「テレビ」からの情報収集が中心であることが分かった。中高生も最多は「テレビ」であったが半数以下となった。「ニュース系サイトやアプリ」が29.0%、「SNS」が16.3%となり、これらを情報収集ツールとしてメインに使っている中高生も少なくないことが明らかとなった。

子どもがテレビのニュース番組や情報番組を見る頻度はどのくらいですか。
(n=762(うち小学生384、中高生378)、単一回答方式)

テレビのニュース番組や情報番組について、子どもがどのくらいの頻度で見ているかを聞いたところ、小学生の58.6%、中高生の54.0%が「ほぼ毎日」と回答した。

ご家庭で、新聞(一般紙)を購読していますか。
(n=762(うち小学生384、中高生378)、単一回答方式)

新聞(一般紙)の購読状況を聞いたところ、半数の家庭で新聞を購読していることが分かった。購読方法については、「紙のみ」の購読が最も多かった。

ご家庭で、新聞(こども新聞)を購読していますか。
(n=756(うち小学生380、中高生376)、単一回答方式)

新聞(こども新聞)の購読状況を聞いたところ、小学生の家庭の31.3%、中高生の家庭の18.6%が購読していることが分かった。

子どもが新聞(こども新聞)を読む頻度はどのくらいですか。
(n=189、単一回答方式)

こども新聞を購読している家庭に、子どもがどのくらいの頻度でこども新聞を読んでいるかを聞いたところ、66.1%が「ほぼ毎日/毎号」読んでいると回答した。また、「時々読んでいる」と回答した家庭も29.1%だった。
こども新聞を購読している家庭では、95%以上と高い割合でこども新聞を読んでいることが分かった。

子どもとニュースや時事の内容を話題にする頻度はどのくらいですか。
(n=705、単一回答方式)

家庭の中で、ニュースや時事について話題にすることがあるかを聞いたところ、全家庭の95.3%が「ある」と回答した。そのうち、ニュースや時事についてどのくらいの頻度で子どもと話をしているかを聞いたところ、最も多かったのは「週に数回程度」で55.6%、次いで「ほぼ毎日」が31.8%だった。

子どもはニュースや時事に関して、関心があると思いますか。
(n=728(うち小学生366、中高生362)、単一回答方式)

子どもがニュースや時事に関してどのくらい関心があるかを保護者に聞いたところ、小学生の約9割、中高生の約8割が「関心がある」「少しは関心がある」と回答した。

子どもがニュースや時事に触れることで、どのようなことを期待していますか。
(n=728(うち小学生366、中高生362)、総回答数2492、複数回答方式(あてはまるものすべて))

保護者に、子どもがニュースや時事に触れることで期待することを聞いたところ、小学生、中高生の保護者とも、「世の中の出来事に関心を持つことができる」が最も多く、次いで「幅広い知識や情報が得られる」が多かった。 小学生と中高生を比較すると、小学生では「受験勉強に役立つ」「語彙力を身に付けることができる」など、勉強や入試への効果を期待していることが分かった。一方中高生では、「子どもの進路や将来の職業選択に役立つ」「情報の選択・活用能力(情報リテラシー)が身に付く」など、将来に活かせることを期待していることが分かった。

家庭で子どもがニュースや時事の情報に接するために、工夫していることや取り組んでいることあれば教えてください。
(自由回答方式)
・会話に出てきた事象を親が調べてトイレに貼る。読みやすいようになるべくコミカルに書く。(小3保護者)
・こども新聞を朝、取りに行かせてそのまま読む習慣になってきている。(小4保護者)
・季節ごとの気圧配置や台風など、理科の復習内容を交えながら話している。(小5保護者)
・こども新聞を就寝前に読ませ、要約して説明してもらうようにしている。(小5保護者)
・ニュースを録画して毎日必ず見るようにしている。(小5保護者)
・テレビを見ながら親もよく理解できてないことを尋ねるようにしている。子どもの理解の範囲でわかっていることを教えてもらう。そんなことよく知ってるねと返す。(小5保護者)
・こども新聞の中から興味を持った記事を選ばせ、ノートに記事を貼り付けて感想を書かせ、その感想について親もコメントを書いています。親もそのこども新聞から記事を一つ選び、記事をノートに貼り、感想を書いています。(小5保護者)
・食卓でGoogle Homeのラジオ番組を流して、親が話題にしている。(小5保護者)
・ニュースに上がった国を地図で調べさせ、気候、文化、政治、食べ物など、日本と比較している。(小5保護者)
・朝、子どもの隣で親が新聞を読んでいると、横で読むようになった。(小6保護者)
・時事検定を一緒に受けようと思っている。(小6保護者)
・ウェブニュースで子どもの役に立ちそうなものは子ども用のiPadに転送して読ませるようにしている。(小6保護者)
・ニュースをまとめた雑誌を購読している。(中1保護者)
・定期テストに時事問題が出るので、一緒に時事問題まとめサイトを見たり、夕食時に話題にしたりしている。(中2保護者)
・日本のニュースだけでなく、CNNやBBCなどのニュースを見せるようにしている。(中3保護者)
・子どもが自発的に読者投稿欄に時々応募するようになりました。(中3保護者)
・朝、子どもが新聞を取り込むことを日課にしているので、そのまま新聞に目を通す習慣が身についている。(高3保護者)

◆調査概要
調査対象:小学1年生~高校3年生の子どもを持つ栄光モニター会員
(栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年10月9日(水)~10月23日(水)
回答者数:762名(うち、小学生:384名(50.4%) 中高生:378名(49.6%))

STEAM学習振興会、チームラボのプログラミング学習教材を活用した子ども向けプログラミング教室を新山下に12月6日(金)関東初開校

 STEAM教育を実践する一般社団法人STEAM学習振興会(京都市、安田 龍男会長)は、最新のテクノロジーによるシステムやデジタルコンテンツの開発を行う、チームラボが提供するプログラミング学習教材を活用した、共創型プログラミング教室『あそぶ!天才プログラミングの学校』を2019年8月より展開してきた。
 そして2019年12月6日より、関東初となるホームズ新山下校が、横浜のホームズ新山下店内にオープン。新小学1年生~3年生を対象にした体験会の開催を順次予定している。

“未来の教室”京都橘大学にて関西で初開催

 11月30日、京都橘大学にて“未来の教室in明日の教室”が開催された。この「未来の教室」は経済産業省が進める事業の一つで、一人ひとりが未来を創る当事者(チェンジ・メーカー)に育つことを目指し、新しい教育を可能にする技術(Edtech)の活用等を通じて、新しい教育のあり方を創出しようとするもの。今回は、京都で10年以上活動を続けている教師を目指す学生・若い教師を支援する教育研修会の「明日の教室(NPO法人申請中」が主催し、地域に新しい教育のあり方をより具体的に創出していくべく、関西で初めての開催となる。

関西で始めて開催された「未来の教室」

 当日は各界の教育イノベーターが様々なセッションに登壇。経済産業省の教育産業室長の浅野大介氏を始め、武蔵野大学中学校高等学校校長の日野田直彦氏、佐賀県多久市市長で全国ICT教育首長協議会会長の横尾俊彦氏による講演。また、関西の私学での教育ICTの利活用の事例発表もあった。最後は「未来の先生の姿とは」と題し、冒頭で講演した経産省の浅野氏を始め、フューチャーインステチュート(株)代表の為田裕行氏、日本マイクロソフト(株)の太田泉氏、(株)Z会の野本竜哉氏などを交え、議論を深めていく。別会場では、Apple、(株)学研プラス、(株)COMPASS、Z会グループ、Microsoft、凸版印刷(株)などによるブース展示や体験会などもあり、参加者は熱心に聞き入っていた。

 浅野氏が本会の中で「ここ数年、教育がより良い方向に変わるチャンスは来ているが、本当に必要なのは地方自治。そのために、現場の先生の熱を上げる必要がある」と述べていたことに代表されるように、ここからが教育改革の本当のスタートライン。このイベントが、未来を創っていく子どもの目線に立って、より良い教育を目指していく第一歩であることを期待したい。