Archive for: 3月 2020

株式会社小学館集英社プロダクション 3月12日より家庭学習に活用できる幼児用教材3月号などを無料公開

 株式会社小学館集英社プロダクション(東京・千代田区、都築伸一郎 )は、新型コロナウィルス感染症拡大による休校要請を受けて、幼児から小学生まで一貫した通信教育『まなびwith(ウィズ)』において、年少~年長コース3月号およびまなびソング全6曲を無料公開する。

 ShoProは、小中高校への休校要請などの現状に鑑み、自宅で過ごす時間が増えた未就学児に向けて、自宅ですぐに取り組めるよう『まなびwith』年少(3・4歳児)~年長(5・6歳児)コース3月号の教材を無料公開することを決定した。3月2日から開始した幼児~小学生向け教材無料提供の申し込みが多数あり、到着までに時間を要していることや、用意数が終了した月号があることなどを考慮しての実施となる。

「子ども食堂」全国各地で食事支援

 コロナウイルス感染拡大防止のため学校は休校に。そのため給食がなくなるなどの子どもたちの食事問題に、各地の「子ども食堂」が応えている。

■秋葉原 子ども用チャーハンをテイクアウトで無料提供
 2017年9月から小学校6年生以下に無料で食事を提供する「子ども食堂」を運営してきた、秋葉原にあるラーメン店「麺屋のろし」では、現在、新型コロナウイルス対策の一環として、テイクアウトで子ども用のチャーハンを無料提供している。休校に伴い、外出が難しくなった子どもたちにも、自宅で栄養のある食事ができるようにと、テイクアウトという新たな形をとったという。
 営業時間は11時~21時。子ども用チャーハンのテイクアウト無料提供期間は、3月13日まで。(当日準備分無くなり次第終了)。

■沖縄 子ども食堂へ企業らが物資提供 カップ麺・マドレーヌ
 NexSeed沖縄校と琉球新報社が実施する「りゅうちゃんランチサポート」は、新型コロナウイルスによる学校の臨時休校を受け、「子ども食堂」へ企業から寄せられた飲食物を提供する取り組み。
 3月9日から協賛企業から集まった支援物資の配布が始まった。前日に集まったのは、イオン琉球がカップ麺560ケース、御菓子御殿がマドレーヌ3千個。
 琉球新報本社、中部支社、北部支社で「子ども食堂」の運営団体に、3月9日~4月3日(土日を除く)午前10時~11時半、寄せられた飲食物の無償配布を行う。

■横浜 給食食材を子ども食堂に提供
 3月9日、横須賀市教育委員会は、市内の子ども食堂に給食用として調達していた食材を提供した。NPO法人「神奈川フードバンク・プラス」を通じ提供された、子ども食堂「よこすか なかながや」は、共働きやひとり親家庭の小学生対象に昼食に弁当を提供している。

■子ども食堂とは
地域住民や自治体が主体となり、子どもやその親、および地域の人々に対し、無料または安価で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場。子ども食堂の形態は、運営者次第で様々な運営形態があり、食堂ごとに違いがあり、明確な定義はない。

インターネット広告媒体費、テレビを初めて上回る

 電通は3月11日、2019年(1~12月)の総広告費と媒体別、業種別の広告費を推定した「2019年 日本の広告費」を発表した。これによると日本の総広告費は6兆9381億円となった。2018年に比べて6.2%増え、8年連続のプラス成長となった。

 インターネットの広告費は2兆1048億円で、「マスコミ四媒体由来のデジタル広告費」や「物販系ECプラットフォーム広告費」を増やしたこともあって、前の年より19.7%増加して6年連続で2桁の伸びとなり、初めて2兆円を超えた。

 テレビメディア広告費は1兆8612億円で、2.7%の減少となった。

 この結果、インターネットの広告費がテレビメディアを初めて上回った。マスコミ四媒体広告費(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)の2兆6094億円に迫る勢いであることが明らかになった。

Z会グループ 学校の臨時休校期間の学習支援第2弾として、小中高生向けに新たな解説動画・学力診断テスト等を無料公開

株式会社増進会ホールディングス(代表者:藤井孝昭、以下同社及びグループ会社を総称して「Z会グループ」といいます)は、新型コロナウイルス感染拡大防止による小中学校や高校などの臨時休校期間の学習支援第2弾として、小中高生向けに新たな解説動画・学力診断テスト等を無料公開します。Z会グループの各種サービスの受講有無を問わず、どなたでも登録不要でご利用いただけますので、休校期間中の学習手段として、ぜひご活用ください。

◆新たな無料公開の概要
【栄光】中高生対象、各教科の学習単元解説動画3200本を無料公開
栄光ゼミナール、大学受験ナビオの講師による中学生、高校生対象の学習単元解説動画をオンラインで無料配信。以下の特設サイトから、会員登録なしで閲覧できる。
<中学生対象>
中学1年生~3年生 数学英語理科社会
中学1年生:https://www.eikoh-lms.com/movie_htmls/ze/j_high/21.html
中学2年生:https://www.eikoh-lms.com/movie_htmls/ze/j_high/22.html
中学3年生:https://www.eikoh-lms.com/movie_htmls/ze/j_high/23.html
<高校生対象>
数学
:数学IA・IIB、数学III 英語:英文法(基礎)、英語構文 国語:古典I
理科:物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物 社会:日本史B、世界史B
高校生:https://www.eikoh-lms.com/movie_htmls/ze/high/33.html

【Z会エデュース】新中2、新中3対象、春の学力診断テストを無料公開
春の実力診断テストは、Z会進学教室(首都圏)で3月中に実施する春期講習準備テストと共通の内容。進学前に現在の実力を診断できる。
URL:https://www.zkai.co.jp/muryoukyouzai-juku/
<中学生(新中2・新中3生)対象>
英語
数学
※解説映像の公開は3月16日を予定している。

新型コロナウイルスによる休校措置の学習塾へ授業支援システム無償提供 スタディラボ

 株式会社スタディラボと株式会社コードタクト及び、NPO法人eboardは、三社共同事業として2020年3月10日より、新型コロナウイルスの影響を受けて休校となっている全国の学習塾のうち、「schoolTakt」を未導入の学習塾に対し、schoolTaktを期間限定で無償提供することを決定した。

– 対象校
新型コロナウイルス等で休校中、または休校を決定した全国の学習塾
※ 無償提供はschoolTakt未導入校に限ります。

– 期間
2020年3月10日から5月末まで

schoolTaktは、端末を問わずインターネットとブラウザがあれば、いつでもどこでも利用ができる。これにより、生徒が授業を十分受けられず、学習に著しい遅れが生じることのないよう、可能な限りの家庭学習を適切に課すことができる。

リブリー、啓林館の中学校数学教科書・問題集をデジタル化

「Libry(リブリー)」を開発する、株式会社Libry(東京・千代田区、後藤 匠 代表取締役CEO)は、中学校数学教科書『未来へひろがる数学1』と準拠問題集『未来へひろがる数学問題集1』(発行:株式会社新興出版社啓林館)のリブリー版を2020年9月にリリースする。一緒に利用できる数学入試問題セット(約3400問)も同時にリリースする。『未来へひろがる数学』シリーズの簡易体験版もでている。

新型コロナウィルス感染症拡大による休校要請を受けて、中学1年から高校入学まで一貫した新しいタブレット学習サービス『基礎力ステップアップコンテンツ(SUC)』を無償開放

 学校法人創志学園 クラーク記念国際高等学校(北海道深川市、三浦 雄一郎 校長)と株式会社小学館(東京・千代田区、相賀 昌宏 代表取締役社長)は、新型コロナウィルス感染症拡大による休校要請を受けて、中学1年から高校入学まで一貫した『基礎力ステップアップコンテンツ(SUC)』において、2020年3月9日14時より自宅での家庭学習に活用できるスマホ・タブレット教材を無償で開放する。

 クラーク記念国際高等学校と小学館は、今般の小中高校への休校要請などの現状を鑑み、ご家庭で過ごす時間が多くなり、学習の遅れも気になる中学生と保護者の方々の不安を少しでも取り除き、生徒ひとりでも楽しく学習に取り組んでいただきたいとの思いから、以下『基礎力ステップアップコンテンツ(SUC)』のスマホ・タブレット教材を3月9日(月)14時~一斉休校の状況をみながら4月中旬頃まで無償開放を実施することとなった。

■『基礎力ステップアップコンテンツ(SUC)』とは、クラーク記念国際高等学校で学び直しとして開発されたタブレットで学習する教材。「WEB上で自分の弱点(過去履修してきたのに理解していない・不得意な部分)をチェックできる」「先生が生徒の進捗状況や成績により、一人ひとりの学習内容を考えることができる」デジタル教材だ。

■<中学1年~高校入学までの生徒が対象>扱っている教科は、漢字(小学1年生~高校卒業レベル、常用漢字1945字)・算数・数学・アルファベット練習・英語(単語)・英語(文法)で構成されている。スマホ・タブレットの画面を見ながら、手書きで入力し解答するというスタイルで取り組める。
アクセスはこちらから
https://www.osarai-drill.jp/contents/suc/

 ■<クライアント端末 動作環境>
MS Windows
【OS】 Windows8.1、Windows10
【Webブラウザ】 Internet Explorer11、Edge最新版、Google Chrome最新版
Mac
【OS】 Mac OS X 10.11 以上
【Webブラウザ】 Safari 最新版 、Google Chrome最新版
iPad
【OS】 iOS10 以上
【Webブラウザ】 Safari 最新版 、Google Chrome最新版
Android
【OS】 Android5.0 以上
【Webブラウザ】  、Google Chrome最新版
Google ChromeBook、Chrome OS最新版

※『基礎力ステップアップコンテンツ(SUC)』に関する一般の方からのお問い合わせ先:
0120-745-330 / dsc-sup@shogakukan.co.jp

※ご利用にはメールアドレス、都道府県、ご利用される方の性別、ご利用される方の生年月日のご登録が必要。登録した情報は本コンテンツの無償開放期間の使用者フォローのみに利用し、その他の目的では利用しない。

楽天、新型コロナウイルス対策における一斉臨時休校を受け、児童向け英語教育サービス「Rakuten ABCmouse」を法人向けに期間限定で無償提供

 楽天株式会社(東京・世田谷区、三木谷 浩史 代表取締役会長兼社長)は、新型コロナウイルス対策における一斉臨時休校を受け、3歳から8歳を対象とした児童向け英語教育サービス「Rakuten ABCmouse」(読み仮名:ラクテンエービーシーマウス)を、本日より学校・塾・英会話スクールなどを運営する法人向けに期間限定で無償提供する。「Rakuten ABCmouse」は、パソコンのウェブブラウザ上と、アンドロイド版およびiOS版のアプリ上で利用でき、5,000以上の英語学習アクティビティーを通じて、2,000以上の英単語をフレーズとともに学ぶことができる。今回、本サービスを法人向けに無償提供することで、休校により授業を受けることができない子どもたちへの学習機会の創出を支援する。無償提供は、法人単位で申し込みを受け付け、各法人を通じてそれぞれの生徒(サービス利用者)が本サービスを利用することになる。

利用期間は4月30日(木)までとなり、今後の状況に応じて期間の延長も検討している。

■「Rakuten ABCmouse」法人向け無償提供について
・申込対象: 学校・塾・英会話スクール等を運営している法人
 ※個人からのお申し込みは対象外となります。
・申込期間: 2020年3月6日(金)~2020年3月31日(火)
 ※今後の状況に応じて期間を変更する場合があります。
・無償提供期間: 2020年3月6日(金)~2020年4月30日(木)
・お申し込み方法:
以下のURLより、ご希望の内容を添えてお申し込みください。利用条件、提供方法等についてご案内させていただきます。
https://english.faq.rakuten.ne.jp/app/ask

KDI青葉台が〝本物〟の職業体験を開催

 2月17日、J.フロントリテイリンググループが手がけるDaimaru Matsuzakaya Kids Duo International 青葉台(KDI青葉台)で、本物のパティシエ・パティシエールを招いた「パティシエ体験」が開催された。

パティシエ・パティシエールは、子供たちがなりたい職業ランキングで1、2位を争う職業。子供たちは終始笑顔でパティシエ体験をしていた。

 同園は、やる気スイッチグループと提携し、バイリンガル(英語・日本語)教育、知能教育、運動指導、職業体験をカリキュラムの柱としているバイリンガル幼児園。今回のイベントは、職業体験のカリキュラムの中から派生したものだ。

「百貨店ならではの体験として、上質な体験を用意したいと思い考案しました」と、同園の運営を担うJFRこどもみらい株式会社の柏木敏弘(代表取締役社長)が語るように、大丸松坂屋百貨店と取引がある菓子店「アンテノール」「ヴィタメール」の本物のスタッフが、園児たちの前で本物のケーキ作りを披露した。

 また、年長クラスの園児たちは、カップケーキ作りも体験。思い思いにケーキをデコレーションした。

「ただの職業体験ではなくて、仕事をしている人の息遣いを感じてもらう機会をたくさん作っていきたいと考えています」と、尾藤拓史園長は語る。

 同園は本物に触れる経験を創出するため、百貨店のリソースを存分に活用する。他にも、昨年10月から1月までプログラミング教室(全12回)や、東京藝術大学生による「0歳からのコンサート」なども企画・開催している。百貨店グループならではの「上質な体験」をキーワードに、今後も様々な体験を子供たちに提供していく。

アカデミーグループが「通常授業実施」を決めた理由を発表

 栃木県で進学塾ACADEMY、進学塾QUALIERなどを展開するアカデミー・グループが3月3日、同月1日から同アカデミー・グループが通常授業実施を決定した理由を発表した。

 理由として、
・教職員、生徒の学習環境を万全にした上で、あくまでも保護者の判断の元であること
・栃木県立入試を3月5日(木)に控え、生徒・保護者の努力を無碍にできない点
・学年末試験や学習総復習の時期の学力低下を鑑み、全校が休校する中、塾が安易に学習をストップして良いのかどうかの点(学童保育、幼稚園、保育園は開校する。その後、大田原市28小中学校5378名は全校休校をしない主旨を発表)
・学校再開校時期が不明確なまま、安易に塾が閉校をして良いのかの点
・ただし、感染者が出た場合、一定期間休校を決定する
などを挙げた。

 尚、朝からの通塾の要請が保護者から多数来ているが、人員面・対策面から今後の検討課題とするとしている。
 また、3月8日以降の自主通塾の可否に関しては、同社サイトで発表する予定。

アカデミー・グループ
ACADEMY・QUALIER・満点の星
河合塾マナビス・堯舜国際アカデミー