Archive for: 2月 2023

市進学院 低学年専門コース 新小1生・新小 2生・ 新小3生 向け 2 月 3 月 4月 開催 『 知的好奇心学習 イベント 』

 首都圏で進学塾を運営する市進学院は、2023年2月から4月に新小学1年生新小学3年生のお子さまと保護者さまを対象 に、知的好奇心を刺激する学習イベントを実施します。

理科×表現力味と香りのサイエンス お菓子の謎を解こう!『オリジナルの香りで実験しよう!』
・開催日: 2023年 2月 23日 木・祝 10:30
・実 施:Webオンライン開催
・対象:新小1生・新小2生・新小3生のお子さまと保護者
・募集人数:200名 限定
・費 用:無料
・内 容:香りを組み合わせて新しい香りを作ることで、実験と香り体験が楽しめる、手作りお菓子“香りラボ”を使ったオンラインイベント。4種類の基本の香りを作って、どんな香りかを調べたり、基本の香りを組み合わせてオリジナルの香りを作ったりする。さらに、テーマにそったオリジナルの香りを作成することで 、自分らしい表現方法を考える姿勢を育む。

※香りラボ は 「 クラシエフーズ (㈱)」 の知育菓子 ®。
みんなの知育ひろば https://www.kracie.co.jp/foods/okashi/chiiku/

玉井 満代先生 教育講演会
「公式にたよらない『算数的読解力』を12歳までに身につける」

・開催日:2023年 3月 3日( 金 )19:00~
・実 施 Webオンライン開催
・対象: 新年長~新小3の保護者さま
・募集人数 300名限定
・費 用 無料
・内容: 小学校低学年から始める 「玉井式算数方式」で算数、数学が得意になる方法を 、 開発者である玉井満代先生に直接お話を伺う。小学校算数のつまずきの分析結果と原因をふまえ、「玉井式算数方式」の指導方法と特長を余すところなく紹介いただく。

初めてのオンライン 参加 でも大丈夫!パンセフロンティエル「表現力講座」 見学会
・開催日:2023年 2月 17日( 金 )19:00~
・実 施 Webオンライン開催
・対象:新小1生・新小2生・新小3生のお子さまと保護者
・募集人数 100名
・費 用 無料
・内 容:次世代を担う子どもたちに必須の力である、“自分の言いたいことを相手に伝える”プレゼンテーション力を養うための表現力講座を見学する。

おうちで理科的探究心を深める AR理科実験講座 特別体験会 『 人体のふしぎ 』
・開催日: 2023年 2月 24日( 金 )19:00~
・実 施 Webオンライン開催
・対象: 新小1生・新小2生・新小3生のお子さまと保護者さま
・募集人数 100名
・費 用 :無料
・内容: AR技術を駆使し、家庭にいながら、まるで目の前に人体があるかのように観察することができる講座です。 人体の観察を通し、理科的探究心を深めていく。
(専用アプリplusのダウンロードならびに、plus起動のためのタブレット等の準備が、各家庭で必要となる)

学習 イベント申込み先
・ パンセフロンティエル公式ホームページより申込みください。
https://pensees frontiere.jp/

学研HD子会社 メディカル・ケア・サービス 中国四川省成都市に「認知症介護専門施設」新規開設 海外で7棟目

 株式会社学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、メディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉・さいたま市、山本 教雄 代表取締役社長)は、2023年2月6日、中国四川省成都市に認知症介護専門施設「兴城康养美邸照护之家 枫树苑(興城康養美邸ケアホーム 楓樹苑)」を新たに開設する。海外では7棟目の施設となります。

 メディカル・ケア・サービスは、中国における高齢化を受けて、2014年より海外事業を開始し、これまで南通、広州、天津、北京、青島、成都にて6棟の介護施設を展開してきた。
 この施設の開設により、成都では、2022年3月に開設した「兴城康养 美邸 舒养之家 海桐苑(興城康養 美邸 ナーシングホーム 海桐苑)」に続き、2棟目となる。

 同施設は、中国で初となる大型認知症介護専門施設。日本のグループホームの特長を取り入れた建物構造になっており、各フロア約10名のユニットを3つ配置。少人数によるユニットケアケアが実践できる構造が特徴だ。近年は、中国においても認知症ケアへの需要が高まっている。この施設では、同社がこれまで培ってきた経験を活かし、大規模施設でありながら「自立支援」を重視した個別ケアを提供していく。

事業所名:兴城康养美邸照护之家  枫树苑(興城康養美邸ケアホーム 楓樹苑)
開設日: 2023年2月6日
所在地:四川省成都市锦江区枫树街699号
運営法人:上海MCS出資先合弁会社(パートナー:成都医投美邸养老服务有限公司)
敷地面積:10567.95㎡
延床面積:3989㎡
建物構造:地上6階 地下1階
定員:174床
(部屋タイプ:1階:2ユニット 個室3室、2人部屋13室
 2階-5階:3ユニット 個室31室
 6階:2ユニット 個室21室)
対象:認知症の方のみ
月額利用料金:約8,000元/月(=約16万円/月) ※1元=約20円換算

「将来の職業や夢は?」現役中高生約1,700人を調査 男女ともに将来なりたい職業1位は「教師・教員・大学教授」給与・待遇より働きがい・やりがいを重視

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)の無料の自習室×学習記録アプリ「StudyCast(スタキャス)」は、2022年11月30日から12月5日まで、現役中高生のユーザーを対象に「中高生の将来の夢や職業に関するアンケート調査」を実施し、結果を発表した。調査には1,738人の回答があった。

調査サマリーと調査分析コメント
■結果サマリー
1. 「教師・教員・大学教授」がなりたい職業として人気。女子は「看護師」や「医者」などの医療系、男子は「国家公務員・地方公務員」の人気も高い。
2. 興味がある業界は、男子は「教育」「鉄道・航空・運輸・物流」「電子・電気機器」、女子は「医療・福祉」「教育」「繊維・化学・薬品・化粧品」が上位。
3. 職業選択については男女ともに給料・待遇よりも働きがい・やりがい・やりたいことを重視。
4. 男女ともに人生の中で「趣味を楽しみたい」「好きな仕事がしたい」を大事にしたいと回答。仕事もプライベートも大切にしたいという考えがうかがえる。

■調査分析

 価値観やキャリアが多様化するなか、Youtuberやゲームクリエイターなどの職業が人気になると考えていたが、教育・医療・インフラ関係の業界や職業に人気が集まった。コロナ禍で子どもたちに身近な教師や医療現場のスタッフ、物流の配達員などが自分たちの日常生活を支えるために奮闘する姿を目の当たりにし、働きがいややりがいを求める中高生の心に火をつけたのではないかと考えている。他方で、長年続く日本の低成長経済を背景に、人生では好きな仕事だけでなく、プライベートも充実させ楽しみたい傾向も強くなっていると考えている。とスタディキャスト調査担当の加地さんはコメントした。

■本調査の概要

調査対象 :  全国の「StudyCast」ユーザー(中高校生)、1,738名
調査方法 :  インターネット調査
調査時期 :  2022年11月30日〜12月5日
主な調査内容:勉強への意欲や意味・必要性の実感度によって将来の夢の具体性がどう変わるか、希望年収、学年別人気職業ランキング・業界ランキング、職業選択基準や人生で大事にしたいことの学年別ランキングなど

 StudyCastは、勉強へのやる気が上がらない子どもたちのモチベーションを喚起する自習室×学習記録アプリ。全国のユーザーと安心・安全につながりながら勉強できるオンライン上の学習ルームで、累計ダウンロード数は58万を超えるアプリ。(2023年1月時点)

​調査詳細​
​ ■なりたい職業、働きたい業界
・「教師・教員・大学教授」が男女問わず人気。女子は医療関係が上位にランクインする傾向が強かった。
・コロナ禍を背景に教師との接点が相対的に厚くなったり、現場で日々奮闘する医療スタッフが活躍したりする報道をみたことで教師・医療関係の職業が上位に入っているのではないかと考えられる。

Q.あなたの将来の夢を教えてください。複数ある方は1番実現したいものを選んでください。
※単一回答、N=男子183、女子1479

Q.働いてみたい業界・分野を教えてください。※複数回答、N=男子183、女子1479

■職業選択の基準
・男女ともに「働きがい・やりがいがある」「自分のやりたいことができる」「給料・待遇がいい」が上位。
・低成長経済が続いていることもあり、給料や待遇よりも、その仕事を楽しめるか、その仕事に意味を感じられるかということに子どもたちの関心がシフトしていっていることが考えられる。

Q.職業を選ぶとき、どんなことを大切にしたいと思いますか?※複数回答、N=男子183、女子1479

■人生の中で大事にしたいこと
・男女ともに「趣味を楽しみたい」「好きな仕事がしたい」が上位。男子は趣味や恋愛・結婚、女子は仕事に関するものがより上位となっている。
・全体的な傾向として、仕事と趣味や恋愛などのプライベートの両方を充実させ、バランスを取りたいと考えている子どもが多い傾向。

Q.人生の中でどんなことを大事にしたいと思いますか?※複数回答、N=男子183、女子1479

オンラインウェビナー「EduSemi」第二回目のエントリーを開始

 株式会社Progress(秦 有樹 代表取締役CEO)は、オンラインウェビナー「EduSemi(エデュセミ)」第二回目のエントリーを開始した。

「EduSemi(エデュセミ)」は、「For the Educators」をスローガンに、学校・塾・スクールの運営者や教師・講師、保護者、これから教育の仕事に携わる方、企業人事担当者など、広く「人の教育に関わる方々」を対象にしたオンラインウェビナーを開催している。

 1月、2月に開催した第一回目には4名が登壇した。「ScratchによるAIプログラミング(株式会社インフィニットマインド・真栄喜貴弘氏)」「言語習得の観点から読解力を考える(秦有樹氏)」「学びの個性を育む個別最適化学習(一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会・野瀨まなみ氏)」「お金の教育で社会とこどもをつなげる(株式会社Progress・清水裕矢氏)」をテーマに、各登壇者による教育の現場での実践例などを解説した。参加者はのべ440名を超え、テーマへの関心の高さがうかがえた。

3月に開催する第二回目には、4名が登壇して各テーマについて解説をする。

・西村文孝氏(株式会社学研エデュケーショナル)

「発達心理学の研究から紐解く 非認知能力の可視化」

・泉名亜樹氏(ぶんトレ代表)

「読み解く力と記述力を育む作文・小論文の指導」

・村上敬一氏(教育コンサルタント)

「授業スキルを磨く 授業力を効果的に上げる方法とは」

・湯澤正通氏(広島大学大学院教授)

「子どもの伸びる学び方 見つけ方・伸ばし方」

 株式会社Progressは、「EduSemiプロジェクト」を立ち上げ、複数のパートナー企業と共に、子どもの事実に基づく実践的な教育情報の発信を強化している。

「EduSemi」の詳細はコチラ

就労・留学・生活に必要な日本語習得ICT教材「すらら にほんご」春よりリリース

 株式会社すららネット(東京・千代田区、湯野川 孝彦 代表取締役社長)は、国内外の外国にルーツを持つ人たちが就労・留学・生活に必要なレベルの日本語を楽しみながら習得できるICT教材「すらら にほんご」を新たに開発、2023年春より随時提供開始する。
 国内外での日本語学習に対するニーズの高まりとそれに伴う社会問題化を受け、すららネットでは新コンテンツで新市場の参入と同時に、社会課題解決を目指す。
 すららネットでは、これまでのコンテンツ開発のノウハウを活かし、誰でもどこでも、正しい日本語を体系的に楽しみながら学べるICT教材「すらら にほんご」を開発、提供を開始する。まずは、日本語能力試験(JLPT)のいちばんやさしいN5レベルからリリースするという。
 開発においては、株式会社JQC(東京・中央区、小柴 正浩 代表取締役会長)、1987年創立で長年の日本語教育の実績をもつ日本語教育専門校アルファ国際学院(東京本校:東京・千代田区、梶浦淳代 理事長)の協力を得て、専門的知見に基づいたICT教材による日本語学習を可能にした。

 すららネットでは、「すらら にほんご」の開発により、海外では中等教育機関、送り出し機関など、国内では小中学校、日本語学校、特定技能の資格を持つ外国人を受け入れる企業等、日本語学習市場に参入し、新たなチャネルの開拓を行っていく。日本語学習機会の需要は海外のみならず日本国内でも高まっているが、日本語教員不足や教育の質が社会問題にもなっている。経済や地域など様々な格差による教育格差をなくすため、事業で社会課題解決に取り組んでいるすららは、この事業を軌道に乗せることで、社会課題の解決につなげていきたいと考えている。

世界32カ国で実施 国際基礎学力検定「TOFAS」第9回を2023年2月17日(金)より実施

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、国際基礎学力検定「TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)」の第9回検定を、2023年2月17日(金)より、受験料無料にて実施する。実施国数はのべ32カ国、累計受験者数は300,000名を超える見込みだ。海外では国や地域単位での実施が拡がりつつあり、また、日本国内では全国の教育委員会における導入が拡大している。海外・国内ともに、TOFASの受験者数は引き続き伸長している。
「TOFAS」公式Webサイト:https://tofas.education/jp

TOFAS第9回検定の概要
受験日・時間
2023年2月17日(金) ~ 2023年2月23日(木)

申込期間
~ 2023年2月14日(火)
基本情報
対象科目:計算、英単語、漢字・語い
検定時間:各40分
合格ライン:正答率80%以上
出題形式:回答選択方式(一部、回答入力方式および回答書き込み方式)
必要な物:PCまたはタブレット、受験情報が示されたメール、計算用紙、筆記用具
(漢字・語い、はタブレットおよびタブレットに対応したペンが必要)
受験結果:受験期間終了から2週間後以降にメールを配信。Web上で結果の閲覧が可能
    :合格者には合格証(サーティフィケート)をデータにて発行
受 験 料:無料

申込方法
「TOFAS」公式Webサイト(https://tofas.education/jp )より申込める。申込みページにてメールアドレスを入力後、フローに従い必要情報を登録、科目やレベルなどを選択すると手続き完了となる。

iUが株式会社Luupと連携協定を締結

 情報経営イノベーション専門職大学(東京・墨田区、中村伊知哉 学長)は、株式会社Luup(東京・千代田区、岡井大輝 代表取締役社長兼CEO)と2023年2月1日(水)に連携協定を締結した。この締結により、墨田地区の二次交通活性化と、学生支援を通じた地域社会の一層の活性化に向けて、相互の協力が可能な分野における連携を推進する。なお、Luupが産学連携の協定を締結するのは今回が初となる。

 Luupは、電動アシスト自転車や電動キックボードをはじめとした電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリティを包括的に取り扱い、街じゅうを「駅前化」する新しい短距離移動インフラをつくることで、全ての人が自由に移動できる未来を目指している。これまでも、LuupとiUは連携し、学内での交流会や学園祭(iU Fes)といったイベントで、電動キックボードの安全講習会などを行ってまいりました。今回、電動マイクロモビリティのインフラ整備の可能性を検討し、墨田地区の活性化と市民生活の向上に寄与すること、またその活動を通じて学生の教育・活動に資する支援を行うため、連携協定の締結に至った。

連携協定の内容
 電動マイクロモビリティのインフラ整備の可能性を検討し、墨田地区の活性化と市民生活の向上に寄与すること、またその活動を通じてiUに通う学生の教育・活動に資する支援を目的とし、協定を締結する。
 目的を達成すべく、主に次に掲げる事項に関する企画、実施等について連携し、協力していく。

(1)墨田地区における電動キックボードを用いた実証実験での安全対策と利用マナー普及
(2)墨田地区におけるポートの導入
(3)その他、墨田地区の二次交通活性化への相互協力

半数の学校が休校 公務員などによる大規模ストライキ、50万人が参加 イギリス

 イギリスで2月1日、公務員など最大50万人が参加し、賃上げを求める大規模なストライキが行われた。イギリス地元メディアによるとこの10年で最大のストライキだという。4か月連続で10%を超える記録的なインフレが続いていることが影響しているとみられる。ストライキが行われたのは、省庁や学校、鉄道など。大学や小中学校の教職員も参加し、半数の学校が休校となった。様々な業種でストライキが行われ、大英博物館も臨時休館となった。

IBMとNASA、AIを活用した気候変動の影響に関する研究で協業開始

 IBMとNASAのマーシャル宇宙飛行センターは2月1日米国ニューヨーク州アーモンク(現地時間)にて、NASAが有する地球および地理空間の膨大なデータから、IBMのAI技術を使用して新たな洞察の発見を目指す協業を発表した。今回の共同研究( https://research.ibm.com/blog/ibm-nasa-foundation-models )では、AIファウンデーション・モデル(基盤モデル)技術を、NASAの地球観測衛星データに初めて適用する。

 ファウンデーション・モデル( https://research.ibm.com/blog/what-are-foundation-models )は、ラベルの付いていない幅広いデータで学習できるAIモデルの一種で、さまざまな異なるタスクに使用でき、ある状況に関する情報を別の状況で利用することができる。これらのモデルは、過去5年間で自然言語処理(NLP)の分野を急速に進化させてきた。IBMは、言語分野を超えて、ファウンデーション・モデルの適用事例を開拓している。

 科学者による地球の研究および監視を可能にする地球観測データは、かつてないほどの速度と量で収集されている。これらの膨大なデータ資源から知識を抽出するためには、新しく革新的なアプローチが必要となる。この研究の目標は、研究者が大規模なデータ・セットを分析し、そこから洞察を導き出すことを、より容易にすること。IBMのファウンデーション・モデル技術は、地球に関する科学的理解と気候変動問題への課題解決をより迅速に進めるための、データの発見と分析を加速させる可能性がある。

 IBMとNASAは、地球観測データからの洞察を抽出するため、いくつかの新しいテクノロジーを開発する予定だ。あるプロジェクトでは、地球周回衛星によって取り込まれた土地被覆と土地利用の変化の記録データが含まれている、NASAのHarmonized Landsat Sentinel-2(HLS)( https://hls.gsfc.nasa.gov/ )データ・セットに基づき、IBMの地理空間情報ファウンデーション・モデルを学習する。そしてペタバイト級の衛星データを分析し、自然災害や周期的な作物の収穫量、野生生物の生息地といった現象の地理的な広がりの変化を識別することで,このファウンデーション・モデル技術は、研究者が地球の環境システムを分析するために重要な役割を担う。

 この協業のもう一つの成果として、簡単に検索できる地球科学文献や資料などの構築が期待されている。IBMは、文献を整理し、新しい知識の発見を容易にするため、30万件近くの地球科学雑誌の記事で学習された自然言語処理モデルを開発した。これまで、Red HatのOpenShift( https://www.redhat.com/en/technologies/cloud-computing/openshift )ソフトウェアで学習された最大のAIワークロードの1つを含む、完全に学習済みのモデルは、IBMのオープン・ソースの多言語質問応答システムであるPrimeQA( https://research.ibm.com/blog/primeqa-for-non-english-speakers )で使用される。地球科学の新しい言語モデルは、研究者にリソースを提供するだけでなく、NASAの科学データ管理とスチュワードシップのプロセスに組み込むことができる。

広島工業大学 私立大学初となる広島県と包括的連携協定を締結

 広島工業大学(学校法人鶴学園、広島市・佐伯区 )と広島県は、ひろしまで活躍できる専門性の高い技術系人材の育成・デジタル技術等を活用したさまざまな地域課題の解決を目的として、包括的連携協定を締結した。

 広島工業大学では、以前より、学生の県内就職に向けた取り組みや、デジタル技術等を活用した県内の様々な課題解決の推進を行っており、より地域の課題解決に向けた活動をするべく、広島県と協議を重ねた結果、協定締結に至った。
 協定締結により、教育・文化の振興、地域防災や地域の安全・安心などを中心とした領域で連携して取り組み、広島県との連携を一層強化し、今後も地域に根差した大学として、継続的に地域の課題解決に向けた活動を推進していく。

【主な連携内容】

学生の県内就職に向けた取組
・県の企画として初の理系学生向けパッケージ型プログラムの共同開発
・県が運営する「ひろしま業界研究講座」の広島工業大学における開催

県民の知識習得機会の提供
・広島工業大学のデジタルリテラシー関連講義をベースとした公開講座の開催、県内大学・短大の学生の受講促進
・広島工業大学が実施するリカレント教育プログラムについて、社会人や県内企業等への広報

デジタル技術等を活用した県内の様々な課題の解決
・人工衛星等の画像解析データを用いた災害復旧事業に係る業務の迅速化
・顔画像解析など、県警の科学捜査に対する大学からの技術支援・情報交換