上海ディズニー 感染防止対策を強化し、5月11日から再開

 5月6日、上海ディズニーリゾートは、上海ディズニーランドの営業を11日から再開すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け1月24日から休園していた。再開は約3カ月ぶりとなる。米ウォルト・ディズニーが運営する12のテーマパークは、東京ディズニーランド・シーを含め全てのパークで休園が続いている。再開は上海が初。

 防疫措置を取るなど対策を設けた上で再開を決定した。感染拡大を防ぐため、来場客にはマスクの着用を義務付ける。また、レストランや乗り物などの施設でも利用者の数を制限し、ソーシャル・ディスタンシングを促す床表示を導入。キャラクターと来場客が直接触れ合うような近距離での写真撮影、キッズスペースなど来場客間の接触が多いエリアやイベントは当面の間中止。消毒も徹底し、キャストには、洗浄やソーシャル・ディスタンシングを含めてゲストとの接し方などの研修を受けさせて、マスクなどの防護具も支給する。
 5月8日からチケット販売を開始。1日の販売枚数に制限あり。当日券の販売は中止。上海ディズニーリゾートのウェブサイトなどで販売し、購入者は氏名や身分証番号などを登録が必要となる。

 上海では、5月1日からの労働節の5連休に合わせ、営業を始める観光施設が相次いだほか、各地で学校再開の動きも出ている。日本の国会に相当する全国人民代表大会が5月22日から開催することから、経済の正常化をアピールする狙いがあるとみられる。

推し進めてきたICT化が、非常事態で力を発揮

 新型コロナは塾や学校といった教育機関にも大打撃を与えているが、こうした状況へ柔軟に対応している学校もある。大阪府富田林市に校舎を構える私立 初芝富田林中学校高等学校は、平井正朗氏が2018年に校長に着任して以降、「超進学校化宣言」の下、ツールの一つとしてICT化とグローバル化を推進してきた。

 例えば中1〜高2までの数学で導入しているのが、AI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」だ。キュビナを活用すれば自宅学習を学校でチェックできるほか、誤答問題の類題を自動的に出題してくれたり、自動採点もしてくれる。それによって、教師の勤務時間や労力の削減が可能だ。また、最短1分から学べる映像授業「スタディサプリ」や「スタディサプリEnglish」も全校生徒に導入し、カリキュラム・マネジメントの一助としている。ICT化を進めた背景には、働き方改革への意識もあった。長時間労働になりがちな教師の負担を軽くしようと、ICT教材で効率化を図ることとした。

 そうしてICT化を推し進めている最中、折しもコロナショックが起こった。全国的に休校が余儀なくされているが、初芝富田林はICTを駆使して遠隔指導をおこなっている。例えば、タブレットにZOOM(ズーム)というビデオ会議アプリをダウンロードさせ、担任が毎朝朝礼を実施。子供たちにクラスの連帯感を感じさせながら、各生徒の健康状態のチェックや学習の進捗状況管理もできている。

「本校の生徒は意欲が高く、制度設計をうまくすればまだまだ伸びると着任初年度に感じました。そこでICTを導入して“学びの選択”を与えながら、アダプティブ・ラーニング(個別最適学習)を進めているのです。到達度が上がるほど、自己調整学習ができており、PDCAサイクルを回せています。コロナショックという国難に直面している今、学校も厳しい局面に立たされていますが、ある程度ICTの素地があったことが、よい結果を生んでいるのだと思います」と平井校長は話す。

私立 初芝富田林中学校高等学校 平井正朗校長

 こうした取り組みは生徒募集にも好影響を及ぼしていて、2020年の中学入試では受験者数が過去最多の500名を突破。14年ぶりに定員を満たしただけでなく、最上位は東大・京大・医学部医学科を目標とする「S特進探求コース」が1クラス増え、4クラスとなった。高校も今年度は1クラス増の8クラスとなったほか、最上位が東大・京大・医学部医学科を目標とする「Ⅲ類」が開学来初の2クラスとなっている。 進学校としての立ち位置を強固にすべく、ICT化とグローバル化をさらに強めていくとしている平井校長。今後は同校教師の授業動画も配信する予定で、教師の動画は基礎基本用、スタディサプリは大学受験対策用と、使用目的を明確にすみ分ける考えだ。コロナが終息したあとも、ICT化は同校の教育の質を高めていくだろう。

[私塾界リーダーズフォーラム 2020S/S] 開催中止のご案内

 新型コロナウイルス感染症に罹患されたみなさまとご家族ならびに、関係者のみなさまにお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 また、感染拡大防止にご尽力されているみなさまには深く感謝申し上げます。 さて、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が4月7日に発出され、4月21日現在においても一向に終息の目処がたたない状況を鑑み、参加者および関係者の健康・安全面を考慮した結果、誠に残念ではありますが5月25日に開催を予定しておりました「私塾界リーダーズフォーラム 2020S/S」の開催を中止することといたしました。

 みなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

宮城県私立小学校 休校中の教育支援として教員が直接訪問 夏休み中の授業・土曜授業も検討

 宮城県仙台市立学校は、5月31日まで休校延長し6月1日からの再開が決まった。それに伴い、仙台市教委は2カ月遅れを取り戻すべくゴールデンウィーク明けの対応に向け準備を加速させいる。休校期間中は、教職員が電話や訪問で直接、児童生徒の家庭学習を支援する。
 授業数を確保するため、夏休み中の授業日設定や土曜日の活用などを検討。既に中学校は全校にエアコンが導入されているが、小学校は一部が未設置のため、夏休み中の授業日に向け整備を進めるという。土曜授業や秋、冬休みの活用に伴い、場合によっては、延期されていた修学旅行や運動会などの学校行事の取りやめも検討する。

 5月7日以降各学校は、学習プリントなどの課題と児童生徒が勉強時間などの目標を設定する「週間計画書」を作成し、教職員が自宅を訪れるなどして各家庭に届ける。18日の週は1回、25日の週は2回の臨時登校日を設定し、学年別に時間をずらすなど新型コロナウイルスの感染防止策取り組みつつ登校してもらう。生徒がおこなった課題は学校に郵送するか、または登校日に提出する。担任が学習状況を確かめてアドバイスを送る。
 さらに、教委もサイトに新しい教科書で勉強するこつを学年別に掲載。仙台のアナウンサーや落語家の講話を通して職業意識を育む動画や運動不足解消のための動画も配信する。
 4月30日の記者会見で「家庭学習ができているか確認し、先生が手を差し伸べる関係を持たないと、長期の休校は乗り越えられない。学校再開のステップにもなればいい」と佐々木洋教育長は語った。

文科省が休校解除の選択肢を明示 小1.6と中3から登校先行の可能性

 文部科学省が4月30日、新型コロナウイルスの影響で長期化している休校の解除を巡り、小1・小6・中3の3学年の登校を先行させる案を選択肢として示す方針を固めた。学校では密閉、密集、密接の「3密」条件がそろいやすく、登校再開を段階的に行うことで、感染拡大を防ぐ狙いがある。

 小6と中3は、受験や卒業を控えているため、翌年度に休校で足りなくなった授業時間を補うことができない。小1は、学校での集団生活に慣れ始める時期であることなどから優先度が高いと判断。

 文科省は政府の専門家会議の見解を踏まえ、学校再開時の考え方を近く公表し、学校の設置者である全国の教育委員会などに参考にしてもらう。

Z会 学びサポートとして、ゴールデンウィークに親子で一緒に取り組める教材を無料公開

 株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社である株式会社Z会(藤井 孝昭 代表取締役社長)は、自宅で過ごす年少・年中・年長のお子さまの学びサポートとして、4月28日(火)から取り組める教材を公開する。「Z会の通信教育 幼児コース」の受講有無を問わず、だれでも登録不要で利用できる。

■無料公開期間
2020年4月28日(火)より

■対象と内容
年少・年中・年長児向け
ご家庭にあるものを使って、親子で一緒に楽しく遊びながら、将来につながる学びの芽を育てる教材。

「あるみんの きらきらおふね」
ご家庭にあるアルミ箔を使って舟を作り、水に浮かべる実験。
「さわって あてよう」
布の中に隠されたものを、手で触った感覚だけをたよりに想像力をはたらかせて当てるゲーム。

■ダウンロード方法
Z会Webサイトの特設ページより、対象の教材をダウンロード。
▼【Z会無料提供教材】幼児のための体験型教材
https://www.zkai.co.jp/muryoukyouzai-pre/

葵 学校・塾向けオンライン学習管理システム『Aoi For School』を5月6日より提供開始

 株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社、株式会社葵(東京・千代田区、内藤 正史 代表取締役社長)は、中学校・高校・大学などの教育機関や学習塾向けのオンライン学習管理システム「Aoi For School」の提供を5月6日より開始する。株式会社葵は、80万人の中学生・高校生が利用するオンライン学習塾「アオイゼミ」で培ったナレッジ、学習コンテンツを最大限に活かした学習管理システム(LMS)「Aoi For School」の提供を開始する。生徒はPC・タブレット・スマートフォンを用い、学校や塾、家庭など場所を問わず、いつでも学習できる。指導者は、生徒の学習状況を詳細に把握できるので、生徒一人ひとりに応じた指導が可能となる。

※学習管理システム(Learning management system、以下 LMS)
LMSとは、PCやタブレット、スマートフォン等を用いたオンライン学習プラットフォーム。指導者・管理者は、受講者の学習状況や成績管理、受講者へのお知らせなどを一括管理することができる。

白鴎大学 学生に対し1人当たり一律5万円の支援金を給付

 4月29日、白鴎大学(栃木県)は、学生に対し1人当たり一律5万円の支援金を給付すると発表した。同大学では、新型コロナウイルス感染拡大を受け、5月末までの授業を遠隔授業とし、学生に遠隔授業を受講するための環境の整備を呼びかけている。今回の給付金は、そのための経費負担を少しでも軽減し、学修環境全般を整えるための緊急支援策だ。支援金は在学生の約5千人に対し、普通為替を利用して給付する。返還不要。領収書などの提出も必要ないため、受講環境の整備だけでなくアルバイトの収入減などで困っている学生は生活維持に役立てほしいとしている。支援金は、5月末までの配布を目指し準備中。今後の状況次第ではさらなる支援金給付も検討しているという。
 また、学費の延納期限を6月末日から8月末日に延長する。後期分は通常より約1カ月長い12月末ごろまで延長予定。

駿台予備学校、7月中旬まで全校舎の対面授業を休講 同期間中、全生徒にatama+を活用したオンライン授業を提供

 新型コロナウイルス感染拡大の長期化を見込み、atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役)と学校法人駿河台学園(東京・千代田区、山﨑 良子 理事長)は、今後大幅な状況改善が見られない限り、前期・1学期(2020年7月中旬まで)の間「駿台予備学校」の全校舎の対面授業を休講すること、および同期間中、atama plusが提供する「atama+ Web版」を活用したオンライン授業を、駿台予備学校に通う高校生・既卒生の全生徒に提供することを発表した。
 atama plusでは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、生徒が自宅でも学びを継続できるatama+Web版を2020年2月25日より提供開始した。4月24日時点ではatama+を導入する全国の塾・予備校のおよそ7割にあたる1300教室以上で、atama+Web版を使ったオンライン授業が開かれている。
 2019年9月に業務提携をしたatama plusと駿台は、2020年4月より駿台予備学校の一部講座でatama+ Web版を使ったオンライン授業を開始。この度、新型コロナウイルスの影響長期化を見込み、駿台は駿台予備学校の全校舎の対面授業について前期・1学期(2020年7月中旬まで)の間の休講を決定した。それに伴い、駿台予備学校に通う高校生・既卒生の全生徒を対象に、5月7日よりatama+ Web版を活用したオンライン授業を提供する。

ドラえもん「STAY HOME」プロジェクト

 4月29日、藤子・F・不二雄プロ(藤子プロ) と 藤子・F・不二雄ミュージアム(以下、藤子ミュージアム)は、ドラえもんとともに「STAY HOME」プロジェクトを開始すると発表した。
 初めに、4月29日の朝日新聞朝刊にドラえもんからのメッセージを掲載した。メッセージは、英語、中国語、タイ語、韓国語、ヒンディー語、インドネシア語、アラビア語の7カ国語に訳し、ドラえもんのSNSアカウント等を通じて海外へも発信する。
 既にドラえもん公式サイト「ドラえもんチャンネル」にて、ドラえもんの「STAY HOME」特別かべがみのプレゼントやビデオ会議用かべがみの配布、『ドラえもん』のまんがの無料公開などに取り組んでいたが、新たにメッセージ広告を発信するに至った経緯について、これまでに経験のない外出自粛のゴールデンウィークに向け、皆さまの不安やストレスをドラえもんからのメッセージで少しでも和らげることはできないかと考えた結果としている。今後も「STAY HOME」をテーマに、発信していく。

 また、飲食店、配達員へ自由に使えるオリジナル応援ポスターのダウンロード配布も開始する。営業自粛などに伴い、飲食店でテイクアウトやデリバリーの販売需要が増えていること、ネットショッピングの増加で宅配需要が増えていることに鑑みての取り組みだ。

【ドラえもん「STAY HOME」プロジェクト 概要】
①『ドラえもん』のまんがの無料公開、ぬりえの配布、スマートフォンやパソコンで使える「STAY HOME特別かべがみ」、「ビデオ会議用かべがみ」の配布など。
②STAY HOMEなゴールデンウィークに向けて、ドラえもんからのメッセージを発信するとともに、飲食店や配達員を支援する具体的施策(無料ポスター配布等)を行う。
③新たに、藤子ミュージアムから、ビデオ会議の際にまるでミュージアムで会話しているような気分になれるかべがみを配布。

・ドラえもんチャンネル公式HP:https://dora-world.com/
・藤子ミュージアム公式HP:http://fujiko-museum.com/
・ドラえもん「STAY HOME」プロジェクト 特別かべがみページ:https://dora-world.com/contents/1405
・ドラえもん「STAY HOME」プロジェクトのまとめページ URL:https://dora-world.com/stayhome/

■ドラえもんメッセージ広告 新聞広告:2020年4月29日(水)朝日新聞 朝刊

<ドラえもんからのメッセージ>

きみがおうちにいてくれたから。
ちゃんと手を洗ってくれたから。
家族を想ってくれたから。
ともだちと支え合ってくれたから。
やさしい気持ちでいてくれたから。
病気の人を助けてくれたから。
みんなのために働いてくれたから。
未来をあきらめないでいてくれたから。

だいじょうぶ。未来は元気だよ。

【問い合わせ先】
ドラえもん「STAY HOME」プロジェクト事務局
連絡先:info@fujiko-museum.com