千葉市の幕張地区にある神田外語大学には、アジア各国の料理が食べられる学生食堂「食神」がある。ベトナムのフォー360円、海南鶏飯390円。手ごろな値段で味も本格的だ。週替わりや日替わりで提供する約20種類のメニューは、留学生からの意見を取り入れながら味に改良を加えてきた。「ハラル認証」も取得した。土曜日の昼・夜と日曜日の昼は学生以外の一般も利用可。昼の部はプレートセットを千円、夜の部はバイキング形式で大人1人2千円で提供している。昨年9月に本格的に一般開放してから、すでに約1万8千人が訪れた。
三井物産が大学院博士課程の修了者に限定した採用活動をはじめた。期待するのは思考力の高さだ。「博士」になっても大学や研究機関のポストは限られ、研究者として働くことは難しい。そんな「ポスドク問題」を見通して優秀な人材の獲得に乗り出した。三井物産によると、今回は採用人数枠を設けておらず、「いい人がたくさんいたらたくさん採用させて頂きたい」という。博士号の取得は前提となっていない。
選考の対象者は大学院博士課程(後期)を修了済み、もしくは2016年3月末から17年3月末までに修了見込みの学生。12月1日まで募集。採用ホームページから応募できる。
株式会社鷗州コーポレーション(広島県広島市、宇津田敬二社長、以下「AIC鷗州グループ」)と株式会社ユナイテッドオーシャンホールディングス(香川県高松市、内田統夫代表、以下「USS学進グループ」)は、12月1日、両社のコンテンツやリソースを活かしながら香川県と徳島県の教育のグローバル化とICT化をけん引し、幼小中高で一貫した先進的な教育を地域に提供するため、業務提携基本契約を締結したことを明らかにした。
今回の提携により、高大接続システム改革に伴う2020年度以降の大学入試改革で求められる「思考力・判断力・表現力」を引き出すための教育コンテンツの提供を徳島・香川の両県ではじめる。具体的には、小学生向けの英語教室「AIC Kids」や、バイリンガル幼稚舎「AIC附属幼稚舎」、そして世界トップ大学の進学を目指す「AICインターナショナルハイスクール」や、中学・高校生向け英語教室の運営を協同でおこなう。また、高校生を対象とした大学進学準備プログラムの開発や提供をおこなう。