東京都江東区は区立中学校の全ての常勤教員を対象にした研修を実施する。新たな研修は「中学校教科交流授業研究の日」で、6月10日に初開催した。区立全23中学の約500人の教員が、研究授業を行う19学級に分かれて参加する。授業をもとに指導法の評価や改善点などについて意見交換したり、ベテラン教員が助言したりする。2回目の研修は10月に開く予定だ。研究授業の対象となる学級以外は研修日の午後の授業を取りやめ、部活動も休みにする。若手教員が増えているため、全員参加の研修を行うことで人材育成につなげる。
論理的に考える力を育む学習塾ロジム(東京・江東区、苅野進塾長)は、小学生向けの英語教室「AIC Kids」を、代々木に開校することを明らかにした。ロジムは、小学生向けにロジカルシンキングを活用した学習塾を2004年から運営している。今回は、鷗州コーポレーション(広島市中区、宇津田敬二代表)が展開するAIC Kidsと提携し、首都圏で初めてとなる同スクールを開校させる。
開校にあたって、ロジムの野村竜一事務局長は「受験に受かるための英語ではなく、英語で学び、考える英語授業を実施することで、将来海外留学・進学を果たし、世界で活躍できる人材を育成していきたい」といい、「歌や踊りで楽しく英語に慣れるだけの英語教室ではなく、近い将来の留学、海外進学、海外生活に対応する小学生向けの英語カリキュラムを探していたところAIC Kidsと出逢った」と今回の提携に至った経緯を語る。
問答や討論中心のロジムの国語や社会の授業を英語でおこないたい、という思いが以前からあり、「英語を学ぶのではなく、英語で学ぶ習慣を身につけることで実用的な英語の力を身につける」というAIC Kidsとコンセプトが一致したことが決め手となった。今回開校するAIC Kidsロジム代々木校では、7月初旬から無料体験レッスンをはじめ、7月後半から通常授業を開始する。