株式会社栄光(東京都千代田区、下田勝昭代表取締役社長)が運営する栄光ゼミナールが、小中高生の家庭の新年の目標・抱負に関する調査を2020年11月11日~25日にかけて実施。小学1年生~高校3年生の子供を持つ保護者726人の有効回答を得た。同調査は、2018年に続き、2回目の実施となる。
「子どもは、2020年の目標・抱負を決めていましたか」という質問に対して、小学生の保護者48.2%、中高生の保護者44.7%が、子供が2020年の目標・抱負を「決めていた」と回答し、ともに約半数が目標・抱負を決めていた。
保護者も目標・抱負を決めていた家庭(全体の46.5%)に絞ると、子供が目標を決めていた割合はそのうち61.8%と、15ポイント以上高くなり、保護者の影響の大きさが伺える。
子供が「2020年の目標・抱負を決めていた」と回答した保護者に、子供は決めた目標・抱負を達成するために、努力をしていたかを聞くと、全体の保護者の44.8%が「とても努力している(していた)」、46.3%が「やや努力している(していた)」と回答し、目標・抱負の達成のために努力している小中高生は9割以上にのぼった。
また、「まったく努力していなかった」と回答した保護者は一人もいない。
「目標・抱負を決めた子供の多くは達成のために努力をしており、その姿を保護者も評価している、ということが明らかとなった」と栄光ゼミナールはコメントしている。
子供が目標・抱負を決める際に気を付けていること、今後気を付けたいことを聞いたところ、最も多かったのは「子ども自身が主体的に決めた目標にする」で、小学生保護者の60.8%、中高生保護者の70.6%が答えている。また、2番目に多かったのが、「子どもが頑張れば確実に手が届く目標にする」という回答で、小学生では44.4%、中高生では30.2%が答えている。
「なかなか達成できない目標よりも、少し努力すれば達成できる目標にすることで、成 功体験を積み、子供に自信を持ってもらいたい、と願う保護者が多いのではないかと考 えられる」と栄光は分析している。
この他にも、2020年の子供の目標・抱負の内容や子供の目標・抱負達成のために、保護者が助言・手助けをしたかどうかなども調査された。
〈調査概要〉
調査対象:小学1年生~高校3年生の子供を持つ栄光モニター会員(栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年11月11日(水)~11月25日(水)