ICT教材「天神」”紙に書く”ニーズに対応するプリント印刷機能を大幅強化

 ICT学習教材「天神」を開発・販売する株式会社タオ(滋賀・草津市、黒澤 慶昭 代表取締役)は、 9月27日(火)に法人事業者向けの小学生版・中学生版の商品にてプリント機能を強化する。教育現場では、ICTでの学習をメインとして活用されるケースが多いものの、「紙に書く」ことへのニーズは根強いものがある。今回、株式会社タオはICTのメリットをより強化するため、プリント学習の利便性を高めるアップデートを実施した。 

 株式会社タオは学習教材「天神」を開発し、学校・塾・放課後等デイサービス・フリースクール等多くの法人事業者に利用されてきた。現在、EdTechとしてAIやビッグデータ活用などに注目が集まっており、「天神」もICTを活用したデジタル学習教材として活用されている。一方、教育現場からは「紙に書く」ことに対して充実を望む声も多いのも実情。例えば、”自宅での宿題やテスト対策においては、リモート学習機能よりも、学習内容を紙で印刷し生徒に渡す方法が効果的”のように今でも根強く支持されている。

 今回のプリント機能の強化では、法人事業者の運営担当者レベルでの業務負担を大きく軽減する。

  • 生徒の教科書採択に合わせ、学習しやすい状態でプリント
  • プリントでの学習結果を「天神」上で記録
  • 生徒に必要な単元だけをピックアップ
  • 複数の生徒のプリントを一括で印刷
  • 画面上で選択問題のものを、プリントでは穴埋め問題・記述問題などに変化させる

など、管理者が一元的に作成・管理できるようになる。また、学校でのペーパーテスト対策用のプリントの作成などにも対応している。プリントに対するハードルをなくすことで、学習計画にプリント学習をより柔軟に組み込みやすくし、ICT学習との相乗効果を高めたいと考えている。 


■ICT教材「天神」
・対応学年:乳幼児期の知育・育脳から小学・中学・高校の各学習課程の全学年分
・学習範囲:1学期分から3学期分までがいつでも学習可能
・対応教科:英語、数学(算数)、国語、理科、社会、生活、知育・育脳
・教科対応:全国の小学校、中学校の教科書内容を収録(高校版はオリジナル教材)
・映像講義:5~15分程度の映像講義が見放題(小・中・高校生版)
・繰り返し:選択肢のシャッフルに加え、問題そのものが変化
・プリント:ほぼ全問の印刷に対応
・読み上げ:問題文、ヒント、解説などを音声で読み上げ(小学生版)

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