福岡女子商業高等学校がELSAと共に新時代の英語教育に挑戦

 ELSA (Vu Van CEO、アメリカ合衆国カリフォルニア州、玉置 俊也 日本法人代表、渋谷区千駄ヶ谷) は、福岡女子商業高等学校(柴山 翔太 校長、那珂川市)と協力し、新時代の英語教育を開始したことを発表した。
 2023年9月より、高校1年生を対象に、AI技術を駆使した話題の発話支援サービス「ELSA Speak」を導入したCLIL形式の授業を展開してきた。
 この取り組みでは、久留米工業高等専門学校の白井龍馬助教から助言を頂きながら、他校への波及を見据えた先進的な教育モデル授業の開発を目指す。ELSA(English Language Speech Assistant)の最先端技術は、学生たちが英語を自信を持って、正しく、そして明瞭に話す手助けをすることを目的としたもので、全世界で注目を集めている。
 福岡女子商業高等学校とELSAのこの実験的なコラボレーションは、日本の英語教育の未来を塗り替え、生徒たちが国際舞台で活躍するための道を切り開く切っ掛けとなると願う。


ELSA CLIL研究授業開始の背景   
 福岡女子商業高等学校は、商業教育の一環として社会との連携を重視し、その集大成として「女子商マルシェ」というイベントを開催している。福岡女子商業高等学校の英語は外部と繋がるコミュニケーションツールとしての役割を重視し、より実用的な英語教育の方法を模索してきた。その中で今回、CLIL(Content and Language Integrated Learning)という教育手法に注目した。

 CLILは、言語と内容を統合した学習方法として、生徒たちの実用的な英語スキルの習得を促進する効果が期待される。そこで、福岡女子商業高等学校は日本CLIL教育学会九州支部長の白井先生の協力を得て、「女子商マルシェ」を題材にしたCLIL授業を1年生を対象に実施することにした。

 新しい形式の授業の方針として、非英語圏の人々ともスムーズにコミュニケーションをとるための「シンプルイングリッシュ」を軸に授業を進めていくことにした。この目標を達成するため、最先端テクノロジーのAI機能を搭載したELSAの導入を決定した。ELSAをCLIL形式の授業と組み合わせて活用することにより、生徒たちの発音がよりわかりやすく、相手に伝わるようになると期待している。

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