花まる学習会や野外体験イベント等の教育事業を展開する、株式会社こうゆう(埼玉・さいたま市、高濱正伸 代表取締役)は、8年連続で埼玉県さいたま市の全市立小中学校162校(小学校104校、中学校58校)の運営支援を行う「チャレンジスクール事業」に採択されたことを発表した。
また、現在、公立小学校と民間学習塾が連携する「官民一体型学校」(佐賀県武雄市全11校で導入)、さらに4自治体(長野県:北相木村・南相木村・売木村、群馬県上野村)と連携した「山村留学推進プログラム」の提供なども実施しており、教育現場での30年にわたる実践を通じて築き上げた“花まるメソッド”を活かし、引き続き、公教育との連携を深めている。
さいたま市チャレンジスクール推進事業とは、チャレンジスクール推進事業として、「放課後チャレンジスクール」「土曜チャレンジスクール」を、市立小・中学校全校162校(小学校104校、中学校58校)で実施している取り組み。(中学校は土曜チャレンジスクールのみ)。
土曜日や放課後に学校の教室などを活用し、より多く、かつ多様な地域住民や団体の参加を得ながら、地域と学校が連携・協働して、子どもたちの自主的な学習、スポーツ、文化活動、そして地域住民との交流の機会を提供する。こうした多様な取り組みを通じて、地域社会の中で子どもたちが心豊かに、健やかに成長していくことを目的としている。
株式会社こうゆうは、事業の受託にあたり、30年にわたる学習支援の知見を活かし、6つの領域・30種類以上の体験プログラムを全校に提供しているほか、専門講師を派遣し、子どもたちに質の高い学びを提供している。
また、安全管理研修と緊急連絡用携帯の無償貸与により24時間対応を実現し、ボランティアは大学・地域と連携した「ボラたまWEB」告知と5,000部のチラシで年間延べ800名を確保している。これまで児童・保護者・スタッフ約5,000名の満足度調査を毎年実施し、結果を冊子化して翌年度に反映するPDCAサイクルで、参加児童の継続率は97%に達している。