河合塾グループ、高校生の「頭脳スポーツ麻雀」支援へ

全国高校麻雀選手権に協賛、思考力の可視化も

 河合塾グループ は5月22日、朝日新聞社 が主催する 全国高等学校麻雀選手権大会 に教育探究パートナーとして協賛すると発表した。頭脳スポーツとしての麻雀に取り組む高校生を支援し、競技を通じた思考力や判断力の育成につなげる狙いがある。

 近年、10代を中心に麻雀人気が拡大している。河合塾グループによると、10代の競技人口は2018年の25万人から2023年には78万人へと約3倍に増加した。背景には、麻雀が論理的思考力や判断力、戦略性を必要とする「頭脳スポーツ」として認知が広がっていることがある。2017年には国際マインドスポーツに認定され、プロリーグ「Mリーグ」や動画コンテンツの普及も追い風となっている。高校現場でも動きが広がる。兵庫県立姫路東高校や神奈川県立岸根高校、藤沢総合高校など全国20校弱で麻雀部・同好会が設立されているという。河合塾グループは、競技を通じて生徒が論理的思考や洞察力を磨くだけでなく、振り返りや議論を通じてチームとして成長する教育的価値に注目している。

 今回の協賛では、2026年7月開催予定の第2回大会において、「感想戦」や「思考力賞」を導入。試合結果だけでなく、思考プロセスや学びの過程を可視化する取り組みを進める。また、高校の部活動や練習会を活用し、頭脳スポーツ麻雀が学習や成長に与える影響についても継続的に検証する方針だ。大会は7月に東京、大阪、福岡で地区予選を実施し、8月13~15日に東京で全国大会を開催予定。前回大会には、灘、麻布、筑波大学附属駒場、県立浦和、横浜サイエンスフロンティアなど全国180校から286チーム572人が参加した。河合塾グループの担当者は、「高校生たちが麻雀に真剣に向き合い、仲間と議論しながら成長していく姿に教育的可能性を感じた。高度な頭脳スポーツに挑戦する若者を応援したい」とコメントしている。

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