東京書籍とLoiLo、学習ポートフォリオ向け教科書準拠コンテンツを提供開始

 東京書籍株式会社は5月22日、株式会社LoiLoが提供する授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」で利用できる教科書準拠コンテンツの配信を開始したと発表した。

 今回提供されるのは、学習記録を整理・蓄積できるポートフォリオ機能「ロイログ」で活用する「単元カード」。児童・生徒がノートやプリント、発表資料、振り返りなどを単元ごとにまとめ、自身の学びを可視化できる。

 カードには、東京書籍の教科書に準拠した「単元の目標」や「理解度チェックシート」を掲載。子どもたちは、自分の理解状況を確認しながら学習を振り返ることができる。また、東京書籍のデジタルドリル「タブドリLive!」やデジタルコンテンツ集「みんなにもっとNIMOT!」とも連携し、理解不足の補完や定着学習へつなげる。

 対象は、小学校算数「新編 新しい算数」(3〜6年生)と、中学校理科「新編 新しい科学」(1〜3年生)。初回は1学期単元分を公開し、2学期以降も順次追加する予定だ。コンテンツは教育情報サイト「東書Eネット」から無償ダウンロードできる。

 近年、教育現場では「主体的・対話的で深い学び」や学習履歴の蓄積を重視する流れが強まっており、ポートフォリオ活用への関心が高まっている。今回の取り組みは、教科書会社と教育ICT企業が連携し、日常授業の中で学習記録を自然に残せる環境づくりを進めるものといえる。

 「ロイロノート・スクール」は国内外1万4000校以上、約300万人が利用する授業支援アプリ。東京書籍は今後も、教科書やデジタル教材のノウハウを活かし、教育DXを支援するコンテンツ提供を拡充していく方針だ。

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