スタディプラス調査、重要なのは「共感」と「タイミング」
スタディプラス株式会社 は5月22日、学習管理アプリ「Studyplus」の利用者を対象に実施した「受験と広告についてのアンケート」の結果を公表した。調査では、大学受験時に接した“受験生応援広告”について、約6割が「企業や商品のイメージが良くなった」と回答。受験生への理解や共感が広告効果を左右する実態が浮かび上がった。調査は2026年4月、全国の大学1年生450人を対象に実施した。
受験生応援広告を見たことがあると答えた人は88.9%に上り、接触媒体では「YouTube」が62.3%で最多となった。「テレビ」「電車・バス」も半数を超え、SNSや勉強系アプリなど日常的な接点で広告に触れている実態が明らかになった。また、応援広告によって企業や商品のイメージが良くなった経験については、「よくあった」「時々あった」を合わせて約6割となった。理由として最も多かったのは、「企業が自分たちを応援する気持ちが伝わってきたから」だった。印象に残った広告では、カロリーメイト が最多となり、キットカット、森永ラムネ、inゼリー などが続いた。長年にわたり受験生応援キャンペーンを展開してきたブランドの認知度や共感性の高さがうかがえる。一方で、広告によって企業イメージが悪化した経験が「あった」と回答した人も一定数存在した。その理由として最も多かったのが、「企業・商品が自分たちのことを理解していないように感じたから」だった。さらに、「ストーリーに共感できなかった」「広告を見るタイミングが悪かった」といった回答も目立った。
受験期は精神的負荷が大きい時期でもあり、単なる励ましだけではなく、「受験生の心理への理解」や「適切な接触タイミング」が重要であることが示された形だ。スタディプラス株式会社 は、「応援広告は受験生との重要なコミュニケーション接点となっている。理解や共感を伴う発信が、企業イメージ向上につながる」と分析している。



