ヒューリック、教育DXのManabieに出資 リソー教育と連携し社会実装後押し

 不動産大手ヒューリックのグループ会社、ヒューリックスタートアップ株式会社(東京・中央区、上杉 孝 代表取締役)は7月1日、同社が運営するファンド「ヒューリックスタートアップ1号投資事業有限責任組合」を通じ、教育DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するスタートアップ、Manabie International Private Limited.(シンガポール、本間 拓也 代表取締役CEO)への出資を実施したと発表した。

 Manabieは、教育事業者向けに学習管理や教材管理、コミュニケーション、請求管理までを一括で支援するDXプラットフォームを提供する。AIやデジタル化対応が求められる教育現場の効率化と質の向上を目指す。ヒューリックグループは、傘下のリソー教育と連携し、Manabieのサービス拡大と社会実装を後押しする方針だ。

 Manabieは2019年に設立され、シンガポールを拠点に、ベトナムでは学習塾事業も展開している。ヒューリックは今回の出資を通じて、教育分野での事業領域拡大と社会課題の解決に貢献するとしている。

みんなが私塾界!