株式会社みんがく(東京都、佐藤 雄太 代表取締役)が開発・提供する教育支援サービス「スクールAI」が、沖縄県教育委員会による「AI校務サポート推進事業」(令和7年7月公募開始)のプロポーザルにおいて、株式会社オーシーシー(沖縄県)提案のもと、業務受託事業者として選定された。
業務は、県内の学校現場において生成AIの教育的な活用可能性を調査・検証することを目的としており、以下のような取り組みが予定されている。
・県内の複数の県立高等学校及び特別支援学校における実証的な導入・検証
・教職員を対象とした研修の設計・実施(数十名規模を想定)
・生徒の学習状況や教員の活用状況に関する調査・分析
・生成AIの効果的な活用に関する指導資料・ガイドラインの作成
・教育的活用の成果と課題の整理・報告
今回の取り組みでは、県内で選定される学校において、10校の生徒および教職員を対象にした実証的な活動を通じて、生成AIの効果や課題を多面的に検証していくことが見込まれている。
「スクールAI」は、全国の自治体・学校において導入が進んでいる教育現場特化型の生成AIツールであり、教科ごとの活用テンプレートや、安全性に配慮したフィルタリング機能、管理機能などが高く評価されてきた。
株式会社みんがくは、今回の採択を契機に、株式会社オーシーシーおよび沖縄県教育委員会と連携しながら、生成AIの先進的な教育活用に関する実践モデルを構築するとともに、全国の教育現場にも役立つ知見を広く発信していくという。




