コクヨ、「まなびかた研究所」設立 学びの在り方を再定義し“自律的に学び続ける社会”へ

 コクヨ株式会社(大阪市、社長:黒田英邦)は、人々の学びを広義に探究する新組織「まなびかた研究所」を設立した。Well-being や内省、協働に関する知見を軸に、自己実現を後押しする学びのメカニズムを研究し、「自律的に学び続ける社会」の実現を目指す。

 研究所は11月1日に発足。予防医学研究者の石川善樹氏が代表を務める公益財団法人Well-being for Planet Earth(WPE財団)との連携に加え、2025年11月に設立予定の一般財団法人「対話による教育実践センター(CoDE)」への参画を決定した。

■ 社会の変化に対応した学びの研究拠点に

 コクヨは長期ビジョン「CCC2030」で、未来像として“自律協働社会”を掲げる。デジタル化の進展や価値観の多様化が進むなか、学びは知識の習得にとどまらず、主体性や社会性を育むプロセスへと変化している。

 同社はこうした変化を踏まえ、人々の「まなびかた」に着目。企業活動を通じて蓄積した知見を再整理し、まなびの構造化と社会への還元を図るため研究所を立ち上げた。

 今後は国内外の機関や研究者と連携し、学びとWell-beingの関係性や、個人が自律的に学び続けるための仕組みを探求。「まなびかた」に関する知のプラットフォームを構築し、企業・行政・教育機関をつなぐ“ナレッジハブ”の形成を目指す。

■ WPE財団・CoDEとの連携で研究深化

 2025年9月から連携するWPE財団とは、Well-being研究の知見を共有し、研究所の活動に多角的な視点を導入する。石川氏が持つ国際的ネットワークも活用し、まなびの社会的価値の可視化を進める。

 また、CoDEには設立段階から参画。現場で対話型教育を実践してきた研究員との共同研究を通じ、研究成果の教育現場への実装を推進する。

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