夜間中学発の日本語授業モデル 荒川区立第九中がICT個別学習を組み合わせ

 株式会社すららネットは9月8日、荒川区立第九中学校夜間学級が、日本語の一斉指導、テキストを使った演習・対話活動、ICT教材による個別学習を組み合わせた授業モデルを体系化したと発表した。45分の授業を、一斉指導20分、テキスト演習と対話15分、ドリルやテストによる個別学習10分に分ける。テキストとICT教材の対応関係を指導計画に明示し、担当者が替わっても一定の流れで授業を進められるようにした。個別学習には、同社の日本語学習ICT教材「すらら にほんご」を使用している。

 夜間中学には、年齢、母語、日本語能力、来日前の学習歴が異なる生徒が在籍する。日本語指導が必要な児童生徒も増えるなか、指導の質を教員個人の経験だけに依存させない仕組みづくりは重要性を増している。外国人児童生徒を受け入れる学習塾にとっても、一斉説明と対話、個別演習を時間単位で組み合わせる方法は、多様な習熟度に対応する授業設計の参考となりそうだ。

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