Category: 塾ニュース|経済

年金の運用損、昨年度5兆円超 GPIF公表は参院選後

2015年度の公的年金積立金の運用成績は、5兆円を超える損失となることが確定した。株安が影響したもので、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が30日の運用委員会で厚生労働省に報告した。だが、GPIFが公表するのは参院選後の7月29日で、野党は「損失隠しだ」と批判を強めている。GPIFは国民年金と厚生年金の積立金約140兆円を運用している。30日の運用委員会は非公開で開かれ、GPIFが15年度の財務諸表を報告。関係者によると、運用損は総額で5兆数千億円に上ったという。

国家公務員に夏のボーナス 一般職平均は約63万100円(平均年齢36.4歳)

国家公務員に30日、夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。管理職を除く一般行政職の平均支給額は約63万100円(平均年齢36.4歳)だった。昨夏と比べて約1万200円増え、4年連続のプラスとなった。職員の平均年齢が0.3歳下がった一方で、人事院勧告により支給月数が0.05月分引き上げられた。

 特別職の支給額は安倍晋三首相が約359万円、閣僚が約299万円だった。財政改革に基づき、首相は30%、閣僚は20%を自主返納している。

有効求人倍率、5月1.36倍に上昇 24年7カ月ぶり高水準

厚生労働省が7月1日発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は0.02ポイント上昇の1.36倍だった。上昇は3カ月連続。QUICKがまとめた市場予想(1.35倍)を上回り、1991年10月(1.36倍)以来、24年7カ月ぶりの高水準になった。企業の求人数が引き続き伸びる一方で、求職者数が減ったことで求人倍率が上昇した。教育・学習支援業や訪日外国人の恩恵を受ける宿泊・飲食サービス業での求人が2割強伸びた。

日銀短観、大企業・製造業の景況感横ばい

日銀が7月1日に発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業がプラス6だった。前回3月調査のプラス6から横ばいだった。国内外の需要低迷が景況感の悪化につながったほか、外国為替市場での円高進行が自動車産業など輸出業種の景況感を下押しした。ただ、資源価格の上昇で素材産業の景況感は改善し、全体では横ばいとなった。

日銀短観、大企業・製造業の景況感横ばい

日銀が7月1日に発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業がプラス6だった。前回3月調査のプラス6から横ばいだった。国内外の需要低迷が景況感の悪化につながったほか、外国為替市場での円高進行が自動車産業など輸出業種の景況感を下押しした。ただ、資源価格の上昇で素材産業の景況感は改善し、全体では横ばいとなった。

夏のボーナス、東京都2.5%増

東京都は6月30日、職員に夏のボーナス(期末・勤勉手当)を支給した。平均額は前年比2.5%増の85万8363円(平均41.1歳)だった。対象者は警察や消防、教育、公営企業職員を含め16万6819人で支給総額は1437億円。基準日の6月1日時点で在職中だった舛添要一前知事にも規定通りの満額381万3992円を支給した。

新パナマ運河が開通 積載量3倍の船も通航可

太平洋と大西洋を結ぶパナマ運河で6月26日、拡張工事を終えた運河を最初の船が通航し、祝賀式典がパナマで行われた。第1号船は中国遠洋運輸集団(コスコ・グループ)の大型コンテナ船で、大西洋側の新たな「アグアクララ水門」から運河に入り、太平洋側の「ココリ水門」に到達した。パナマは拡張工事に約54億ドル(約5500億円)をかけ、従来の約3倍の積載量の船が通航可能になった。米東海岸とアジアの貿易ルートとして、北米大陸の陸路やエジプトのスエズ運河を通るルートとの競争力を強化する狙いがある。

電子書籍、アマゾンが定額読み放題に

アマゾンジャパンが、電子書籍を定額で読み放題とする米国でのサービスを日本でも始めることがわかった。アマゾンで電子書籍を提供している複数の出版社が、サービスに同意したことを認めた。出版不況が続く業界内では、読者が作品に接する機会を拡大できるとの期待もあるが、紙の書籍が売れなくなることへの懸念も強い。料金はおおむね月額1千円前後となる見通し。

 アマゾンジャパンによると、アマゾンが2014年から米国で始めた読み放題サービス「Kindle(キンドル) Unlimited(アンリミテッド)」は、月額9ドル99セント。開始当初は約60万タイトルの電子書籍が読み放題となった。

日本企業、中国消費の取り込みに遅れ 16年通商白書

政府は6月21日、2016年版の通商白書を閣議に報告した。企業による投資中心の経済から、消費中心の経済へシフトを進める中国で、日本企業が消費の取り込みに出遅れている可能性を指摘した。白書では中国が輸入している各品目について、2010年から15年にかけての輸入額の伸び率に注目した。年平均で2桁を超える高い伸び率を示したのは、美術品(73.9%)や穀物(44.2%)、粉ミルク等(25.8%)、香水・化粧品(24.7%)、医薬品(21.6%)など個人消費に直結するものが多かった。

5月の貿易収支、赤字407億円 4カ月ぶり

財務省が20日発表した5月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を引いた貿易収支は407億円の赤字(前年同月は2153億円の赤字)だった。赤字は4カ月ぶり。原油安で輸入の減少が続く中、世界経済の減速により米国向け鉄鋼やアジア向け電子部品の輸出が振るわなかった。4月の熊本地震に伴う輸出減の影響はほとんどなかった。輸出額は11.3%減の5兆910億円で、8カ月連続の減少だった。2013年1月(4兆7985億円)以来の低水準で、数量も2.4%減と3カ月連続のマイナスだった。