米アップルは9日(日本時間10日未明)、腕時計型の端末「アップルウオッチ」を来年初めに売り出すと発表した。スマートフォンの新機種も同時に発表した。「iPhone(アイフォーン)6」と「6プラス」で、米国や日本などで12日から予約受け付けを始め、19日に発売する。新型iPhoneの日本での価格は、携帯電話会社のプランと組み合わせない場合、税別で「6」が6万7800円、「6プラス」が7万9800円から。12日から予約受け付けを始め、19日発売する。色はそれぞれゴールド、シルバー、グレーの3色。
祖父母が孫に将来の教育費をまとめて贈っても課税されない制度を使った商品「教育資金贈与信託」の贈与額が、6月末までに5千億円を突破したことが信託協会の調査でわかった。制度に基づく教育資金贈与信託の利用件数は、信託を扱う52社が加盟する信託協会の6月末現在のまとめで7万6851件、贈与額は5193億円。導入から1年3カ月で、国の私学助成の年間予算額(14年度で約4400億円)を超える規模に膨らんだ。
教育資金一括贈与の非課税制度は、高齢者の資産を子育て世代に移し、教育費の負担を軽くするのがねらいで、2013年4月に導入された。子や孫1人あたり1500万円まで一括して教育資金を贈っても、贈与税はかからない。同協会の想定よりも利用者のすそ野が広かったためだが、祖父母の資産によって教育格差が広がる心配もある。