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顔認証による塾の入退室管理、写真付きで保護者のLINEに通知も。『かおメル』サービス開始へ

学習教室「ガウディア」を展開している株式会社ガウディア(横浜市 小嶋 隆 社長)と、教育支援事業を展開するワン&ツーサーズ合同会社(東京都・渋谷区 井関 俊輔 代表)、およびシステム開発の株式会社カーグ(東京都・港区 悴田 垂水 社長)は、顔認証技術を活用した教室学習塾の入退室管理システム『かおメル』(AndroidアプリとWeb管理システム)を共同開発し、販売を開始した。

子供が教室塾の入室時・退室時に、『かおメル』にタッチすると、顔写真を撮影して子供の顔認証し、その写真付きで保護者にLINEやメールで通知する。特にLINEへの通知は確実に届くため、迷惑メールや拒否メールになる心配もなく安心だ。

学習塾では主にICカード等による入退室システムが導入されているが、専用のカードリーダとICカードまたはQRコードといった端末機材などが必要になる。しかし『かおメル』はスマホまたはタブレットのみで運用ができ、コスト低減することが可能だ。
また、月の利用料金が安いのも特長。新規導入だけでなく、専用カードリーダの寿命による入れ替え需要も見込んでいる。

■URL https://kaomel.facelink.jp/

■利用対象
学習塾や、水泳・空手・ダンスなどのスポーツ教室、そろばん・習字・音楽・英会話などの習い事教室、学童保育、サークル活動などで利用できる。
また、塾講師の顔写真を登録すれば、出退勤の管理にも利用できる。

■料金(以下、税別)
下記の①+②となる。
①月額利用料
・会員50名まで2500円
・51名から1名ごとに50円を追加
②月額システム運営費
・1000円固定
例1:会員50名の場合 利用料2500円+システム運営費1000円=合計3500円
例2:会員80名の場合 利用料2500円+追加30名分1500円+システム運営費1000円=合計5000円

※FC本部で採用する場合は、本部管理機能の提供ができる。詳細はお問合せへ。

atama plus、”合格しそう”をAIで判定する特許を取得

atama plus株式会社(東京都・中央区 稲田 大輔 代表取締役、以下「atama plus」)は、タブレット型AI教材の学習支援機能に関する技術について、特許権(特許第6397146号)を取得した。この特許技術は、生徒の学習進捗をもとに、”合格しそう”なタイミングをAIでリアルタイムに予測判定する技術。この技術を活用し、塾講師向け『atama+ for coach』のアラート機能を拡張した。

『atama+ for coach』は、atama plusが提供するタブレット型AI教材『atama+』の塾講師向けアプリです。この機能拡張により、塾講師によるさらに高い精度のコーチングを実現できるようになる。

■『atama+ for coach』の機能拡張
『atama+for coach』は、AIが、タブレット型AI教材『atama+ for student』を利用する生徒の集中度や学習の進捗をリアルタイムで解析し、生徒一人ひとりのコンディションを見える化した上で、いつ、どんな声かけをすると効果的かを講師にレコメンドするサービス。

生徒の過去および現在の情報をもとにした「(特定の単元を)合格しました!」「解説をきちんと見ていない可能性があります」「(特定の単元の)問題に標準の2倍以上の時間がかかっています」などのアラートに加えて、この度取得した特許技術を活用し、少し先の”合格しそう”なタイミングを予測する「(特定の単元の)合格間近です!」というアラートがあることで、講師は合格の瞬間を逃さずにさらに適切なタイミングで生徒に声をかけられるようになる。

<アラート(例)>
・三平方の定理を合格しました!
・三平方の定理の合格間近です!
・短期目標達成間近です!
・短期目標を達成しました!困っていたらサポートしましょう
・三平方の定理の問題に標準の2倍以上の時間がかかっています
・講義動画をきちんと見ていない可能性があります
・不正解時に解説をきちんと見ていない可能性があります
・三平方の定理の解説を5分以上じっくり読んでいます

「英語4技能・探究学習支援基金」創設へ

一般社団法人英語4技能・探究学習推進協会(東京都・新宿区 辻村 直也 代表理事、以下:ESIBLA)は、より多くの高校生により良い海外経験・英語学習経験を提供するために、総額2億5千万円の「英語4技能・探究学習支援基金」を創設したことを発表した。

「英語4技能・探究学習支援基金」は「子どもたちが多くの機会を活かし、これからの社会に必要な力を養うために、本協会は、英語学習・探究学習を行う環境を整備・提供することで貢献する」という設立趣旨を踏まえて設立された。これからの教育に重要な“英語 4 技能×探究学習”による日本初のプレゼンテーションコンテストChange Maker Awards( https://esibla.or.jp/change-maker-awards/ :以下CMA)と連動し、参加者に対してコンテストにおける参加過程ではより良い学習環境と機会を提供することで、子どもたちの英語4技能に関する学習と探究学習の推進を支援する。さらに、CMAの参加者で入賞者に対しては弊協会が創設した「英語4技能・探究学習支援基金」から一定の奨学金を給付し、入賞者の海外における学習経験を支援する。

基金とコンテストの相乗効果を図ることで、従来の英語系のコンテストや海外経験を目的とする基金とは異なり、生徒に対して時間軸の長い学習支援が可能となり、これによって参加する生徒の学習のみならず、生徒自身の将来にもできる限り貢献することができる。本年度は金賞・銀賞・銅賞を受賞した生徒を対象に、金賞は一人あたり50万円分、銀賞は一人あたり30万円分、銅賞は一人あたり20万円分の海外経験プログラムを提供します。正式エントリー( https://esibla.or.jp/change-maker-awards/entry )の締め切りは11月30日まで。

 基金の設立に臨み、ESIBLA代表理事の辻村直也氏は下記のように述べている。「多くの賛同者の方々によって、このような基金を創設できたことを大変うれしく思います。弊協会はCMAのさらなる展開に向けて邁進してまいります。次年度はこの基金をより有効に活用すべく、全国展開を進めてまいります」。また、同協会理事の斉藤智氏は「基金の創設によって弊協会が日本の中高生の学習にさらに貢献できる体制が整ったことはうれしい限りです。基金の創設を第一歩として、弊協会は基金のさらなる拠出者を呼びかけることをはじめ、会員企業など多くの賛同者をより一層集めてまいりたいと思います。」と語っている。Change Maker Awards実行委員長の宮田純也氏は、参加を検討する生徒に対し、「熱心にご協力をしてくださる方の存在によって、みなさんの参加する意義がさらに高まったことと思います。ぜひ、このコンテストに挑戦し、自らのより良い人生を形作っていってください。」と呼び掛けている。

【Change Maker Awards 第1回概要】
会 期 :2019年1月27日(日) 10:00-18:00(開場9:30)
会 場 :星陵会館 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目16−2
主 催 :一般社団法人 英語4技能・探究学習推進協会、CMA 実行委員会
共 催 :朝日学生新聞社
後 援 :公益社団法人 全国学習塾協会ほか
参加者 :日本全国の中学、高校生(参加費無料)
テーマ :「私の夢中は誰かを動かせるか」-Show your Potential for the Future- 
自分が夢中になっていること(=探究していること)が、どれだけ周りを巻き込め、かつ実行することができるかを英語のプレゼンテーションを通じて競い合います。

明光ネットワークジャパン、新社長に山下一仁氏が内定

明光ネットワークジャパンは10月26日、代表取締役の異動に関して内定をしたと発表した。
 経営環境の変化に迅速に対応し、更なる成長を期するためとし、同社代表取締役社長に山下一仁氏が内定したとした。
 あわせて、代表取締役会長であった渡辺弘毅氏の取締役会長、代表取締役副会長であった奥井世志子氏の相談役、代表取締役社長であった田上節朗氏の退任、常務取締役であった佐藤浩章氏の退任を発表した。
 いずれも2018年11月22日開催予定の第34回定時株主総会及びその後開催される取締役会を経て、正式に決定する予定。

■山下一仁氏略歴
山下一仁(やました かずひと)
昭和34年12月7日生まれ、北海道出身
平成19年 3月 同社入社
平成19年11月 同社取締役
平成20年11月 当社常務取締役
平成24年 9月 当社個別進学館事業本部長
当社サッカースクール事業部管掌 兼 明光キッズ事業部管掌
兼 事業開発部管掌
平成25年 7月 当社事業開発本部長
平成26年 9月 当社明光義塾事業本部長 兼 FC開発部管掌
平成26年11月 当社専務取締役
平成27年11月 当社取締役副社長
(重要な兼職の状況)
株式会社東京医進学院代表取締役会長
株式会社MAXISエデュケーション取締役
株式会社ケイライン取締役

所有株式数:18,500株(平成30年8月末現在)

■明光ネットワークジャパン

業界の垣根越えて、民間教育5団体中心に「民間教育団体連絡協議会」を発足

一般社団法人全国外国語教育振興協会、公益社団法人全国学習塾協会、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会、一般社団法人日本スイミングクラブ協会、民間語学教育事業者協議会の5団体は10月26日、「民間教育団体連絡協議会」を設立すること明らかにした。

同協議会は、日本の教育における民間教育の担う役割の重要さが増していくことに加え、教育の国際化や主体性と創造性をもった未来の人材育成の観点から、特定の民間教育サービスに偏ることなく、民間教育サービスやそれぞれの業界の垣根を越えて、子供たちの未来のために考え、行動する団体を発足した。具体的には、教育基本法第12条にある「個人の要望や社会の要請にこたえ、社会において行われる教育は、国及び地方公共団体によって奨励されなければならない」という条項にもとづいて、多様化する個人の教育ニーズや、社会が要請する多様で有為な人材の育成において、教育サービスを提供する様々な民間教育サービスプロバイダーが集まり、民間教育団体および民間教育事業者のプラットフォームの確立を目指す。民間教育に携わる多くの人たちとのネットワークを形成し、様々な教育課題の解決に向けて、情報共有や意見交換などを活発に進めていくとしている。

同協議会には今後も複数の団体が加盟する予定だといい、幹事長に就任した全国学習塾協会の安藤大作会長は、「これまで業界を隔てて垣根のあった各団体も、大人の事情を乗り越えて、お互いに子供たちの未来のために垣根をなくして前向きに取り組んでいきたい」と挨拶した。

写真左から、全国外国語教育振興協会の桜林正巳事務局長、日本スイミングクラブ協会の澁谷俊一専務理事、全国学習塾協会の安藤大作会長、民間語学教育事業者協議会の矢野三登志常務理事、全日本ピアノ指導者協会の福田成康専務理事

学研 小・中学生向けの無料プログラミングワークショップを開催

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川 宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川 碇 秀行 代表取締役社長)が運営する学研テックプログラム(https://gakken-tech.jp/)は、小・中学生向けの無料プログラミングワークショップを、11月3日(土)に東京五反田の学研本社ビルにて開催する。

《無料ワークショップ開催概要》
https://gakken-tech.jp/vyo7

◇開催日時
2018年11月3日(土)
第1回 10:00~12:00
第2回 14:00~16:00
◇開催コース
・マインクラフトコース
・スクラッチコース
◇会場:学研ビル(東京都品川区西五反田2-11-8)
◇定員:両コースとも各回10名
※応募者多数の場合は抽選となる
◇参加費:無料
◇対象:小学1年生~中学3年生
※保護者の方の送り迎えが必要

SRJ 読書スピードが計測できる「読書速度ハカルくん」がリニューアル

全国2000教室以上の教育機関で導入されている速読トレーニングプログラム「みんなの速読」の企画開発を行なう株式会社SRJ(東京都・中央区 堀川 直人 代表)は、オンラインで手軽に自分の読書スピードを計ることができるWebサイト「読書速度ハカルくん」をリニューアルした。

 今回のリニューアルで、搭載されている計測用文章の種類が3倍に増えた。初見の文章での計測を複数回実施することが可能になり、より精度が高く客観的な読書速度が計測できるようになる。
 速読は、次世代の高度情報化社会に必要な、多様な情報を読み解き、柔軟な思考を促す情報処理能力を養うための能力開発として広がりをみせており、学習や仕事の面だけではなく、スポーツや脳活性にも効果が期待できるコンテンツとしても注目されている。

【サービス概要】
タイトル:「読書速度ハカルくん」
URL:http://www.sokunousokudoku.net/hakarukun/index.php

「『未来の教室』実証事業」、委託事業者の第2次公募採択が続々追加

各国で「学びの革命」が行われている。その中、経済産業省は、「第4次産業革命」「人生100年時代」「グローバル化」などを捉え、EdTech・個別最適化・ 文理融合(STEAM)・社会課題解決をキーワードに、効率的な知識習得と創造的な課題発見・解決能力育成を両立する新たな学習プログラムの開発・実証を行う「『未来の教室』実証事業」を進めている。10月17日には、第2次公募追加採択が発表された。
 株式会社スプリックス(東京・豊島区、平石明社長)は、同社が運営する学習塾「自立学習RED」の公教育導入を実証する。自立学習REDは、AI(人工知能)を活用した個別最適化学習プログラムを提供している。この基幹エンジンに使われている「eフォレスタ」は、主に中学校の定期テストの点数獲得を目的として、教科書に準拠した形で同社が開発したもの。
 スプリックスは、「未来の教室」における「探究プロジェクト(STEAM)」に取り組む土台となる「教科学習」の体系を、eフォレスタの活用により総合的に構築する。また、将来的な公教育と民間教育の連携も視野に入れる。
 スプリックスの常石博之副社長は、「REDのeフォレスタを学校のメインシステムとして使うと想定し、その修正箇所を研究してもらうものです。実証から得られたデータをもとに、主要5教科全てについて設計し直したあと、実装していく足の長いプロジェクトになる予定です」と、本事業について語る。
 株式会社キャタル(東京・渋谷区、三石郷史代表)は、同社が提供するライティング添削プラットフォーム「Rewrites(リライツ)」を用いた学校教育プログラムが採択された。
 Rewritesは「書く」「フィードバック」「書き直す(リライト)」を繰り返すことで英語力の向上を目指す。ICTを活用し、世界の名門大学出身者やバイリンガルなど、英語の高いライティング力を持つ教師から指導を受けることができるもの。

Rewriteのフィードバック(一文ごとにコメントしたテキスト)

 生徒が、Rewritesに物語のサマリーやエッセイなどの文章を入力し提出すると、1週間程度でフィードバックが届く。フィードバックには、動画によるメッセージと、文法の指摘やネイティブがする言い回しのアドバイスなどを一文ずつ丁寧にコメントしたテキストの2種類が用意される。書き直したものを再送付すると、再度フィードバックを受け取ることができる。このサイクルを繰り返すことで、高いライティング能力の習得を目指していく。

英検がスピーキング、ライティングのAI自動採点を導入 大学入学共通テスト見据え、19年度から

日本英語検定協会(英検協会)は10月18日までに、英検のスピーキング(話す)やライティング(書く)で、人工知能(AI)を活用した自動採点を2019年度から順次導入すると発表した。従来通りの人による採点と組み合わせ、精度向上や時間短縮を目指す。

 20年度に始まる大学入学共通テストでは、英検などの民間検定試験の結果が入試に利用される。英検協会の担当者は「入試利用も見据え、より公平公正な検定結果になるよう最新のテクノロジーの活用が重要だ」と述べた。

 自動採点は、19年度に「話す」の4、5級で、「書く」の1~3級で導入される。大学入試に利用できるコンピューター端末を使った新方式では、2級、準2級、3級の全てで19年度から始める。

 英検協会は株式会社サインウェーブと共同で自動採点の精度を検証。「話す」の4級と5級で人による採点と比較すると、英文の音読や、決まった答えのある質問に英語で答える問題で、いずれも90%以上がほぼ一致した。一方、受験者が自身に関することを自由に答えられる問いでは一致率にばらつきがあり、課題もみられた。

早稲田アカデミー 新グラフィック広告「本気は無敵。」を初公開

株式会社早稲田アカデミー(東京都・豊島区 古田 信也 代表取締役社長)は、12月26日(水)~1月7日(月)※に行われる冬期講習会の募集開始に伴い、広告キャラクターの芦田愛菜さんが登場する新グラフィック広告を10月15日(月)より公開する。  ※地域によって一部日程が異なる

・タイトル :冬期講習会募集広告「本気は無敵。」篇
・出演 :芦田愛菜
・広告展開先 :交通広告
<駅構内>
実施期間:11月5日(月)~11月29日(木)
掲載場所:JR線・東京メトロ・東急線・京王線・小田急線・西武線・東武線・都営地下鉄線・横浜市営地下鉄線・相鉄線・東葉高速線・つくばEX線・京浜急行線・京成線 各線にて展開
<車両内>
実施期間:JR線 – 11月5日(月)~11月12日(月)
     私鉄各線 – 11月5日(月)~12月5日(水)
掲載場所:JR線・東京メトロ・東急線・京王線・小田急線・西武線・東武線 各線にて展開