Category: 塾ニュース|塾・企業

学習塾ステップ、3年連続となる教師給与の引き上げを実施

 株式会社ステップ(神奈川・藤沢市、遠藤 陽介 代表取締役社⻑)は、3月6日に正社員教師の給与等の増額を発表した。同社は人材力強化のため、2022年度より3年連続の給与⽔準の引き上げを計画し、実施してきたが、2024年度はその3年目に当たる。

 ステップは、生徒を前向きにリードし、生徒に信頼される魅力のある教師陣とそれを支えるスタッフが集い成長していくことが、発展の原動力になると考えている。競争力の源泉である人的資源への投資を積極的に行うことで、採用力・従業員満足度を高め、さらなる発展を遂げていくことを目指す。

■賃上げの概要

(1)対象者  : 全正社員

(2)実施内容 :教師職 ⽉額15,000円から20,000円の引き上げ(事務職等の給与引き上げも同時に実施)

(3)実施時期 : 2024年4⽉分給与より

■新卒社員(教師職)初任給の概要

対象者 :2024年度⼊社の新卒社員

初任給 :⼤卒 290,000円(諸⼿当込み)現⾏より15,000円の増額

POPER、ティエラコムから学習塾経営支援システムに関する事業を承継

 株式会社POPERは、2024年3月7日開催の取締役会において、株式会社ティエラコム(兵庫・神戸市)との間で学習塾領域における業務提携契約を締結すること、及び2024年5月1日(予定)を効力発生日として、ティエラコムの事業のうち、学習塾経営支援システムとして提供する「BIT CAMPUS」に関する事業を会社分割の方法により、承継することを決議した。

 POPERは、教育事業者等向けSaaS型業務管理プラットフォーム事業を行う。
 ティエラコムは、受験学習指導、合宿教育、語学教育、留学、国際交流、環境教育、研修企画、教育旅行、塾経営支援システム提供などの総合教育サービス事業を行う。「BIT CAMPUS」は、学習塾における教室、講師、生徒・保護者の情報やスケジュール管理、請求管理などのあらゆる情報を一元化し、煩雑で非効率な事務作業を支援するクラウドサービスとして、10年以上多くの学習塾の運営を支援している。

 POPERは、この業務提携を通じて、ティエラコムの学習塾経営のノウハウを「Comiru」の導入教育機関に提供し、さらに、同社がティエラコムの「BIT CAMPUS」を承継することで、顧客基盤の拡大及びシェア向上を図り、ひいては同社として、より競争力のある強固なビジネスへと進化させていくことが可能であると考えている。また、両社がそれぞれの強みを活かし、学習塾の運営及びシステムサポートの両面から、業界全体の発展に貢献し、両社の事業拡大に資するものと考えている。

 両社は、ティエラコムが有する学習塾経営に関する知見、当社が有するシステム構築・運用ノウハウを基に、両社の経営資源やノウハウを相互活用し、相乗的な事業拡大に向けて共同して行う取り組みを協議・検討していく。

ライフイズテック、神山まるごと高専のプログラミングを学ぶ中学生の奨学金制度と連携

 ライフイズテック株式会社(東京・港区、水野 雄介 代表取締役CEO)は、私立高等専門学校「神山まるごと高専」(徳島県神山町)と連携し、5名の中学生を受け入れ、神山まるごと高専から奨学金の支援を受けながら「ライフイズテック スクール」でAI・プログラミングを学ぶ機会を提供する。

 神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校した、5年制の私立高等専門学校。「テクノロジー x デザイン x 起業家精神」を教育の土台としながら、神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指している。ライフイズテックは、「神山まるごと高専」が掲げる想いに共感し、テクノロジーを利活用できるイノベーション人材の育成に寄与するため連携に至った。

奨学金プログラム概要
募集期間:2024年3月7日(木)13時00分〜2024年3月26日(火)17時00分
結果通知:2024年3月29日(金)
応募方法:フォームにて、生徒の情報と選考課題を送信
選考課題:
あなたが過去に作ったモノを、その特徴や工夫した点、それを見た周りの反応や変化の様子とともに、400字以上800字以内で教えてください。
選考方法:神山まるごと高専の奨学生選考委員により実施
選考基準:
神山まるごと高専のアドミッションポリシーから、「モノづくりに興味や関心がある人」と「正解のない問いに対して、独自の解を出せる人」におけるマッチ度を重視し選考(参照 https://kamiyama.ac.jp/admission/ 
応募資格:2024年度中学1年生〜中学3年生
定員:5名
費用:無償(年間331,100円をサポート)
対象コース:
iPhoneアプリプログラミングコース、Androidアプリプログラミングコース、Unity®ゲームプログラミングコース(2D・3D)、Webデザインコース(HTML/CSS)、Webサービスプログラミングコース(Ruby)、AIクリエイティブコース
※出願時に志望コースを指定いただきます。
対象期間:2024年4月~2025年3月
スクール詳細:https://life-is-tech.com/school/
応募フォーム:https://lstep.app/BUYNM7X

学研塾ホールディングス社長に勝野哲也氏が就任、創造学園社長には中島竜也氏

 学研グループの教室・塾事業を統括する株式会社学研塾ホールディングス(HD、東京・品川区)は3月1日、勝野哲也氏が代表取締役社長に就任したと発表した。

学研塾HDの勝野哲也社長

 勝野氏は、2015年から学研塾HDのグループ会社である株式会社創造学園(神戸市中央区)の代表取締役社長を務めており、18年には学研塾HDの取締役に就任。創造学園の社長としては、海外教育事業の展開、ICT教育とライブ授業との融合型教育の実現、教職員のメンタリングスキル向上をめざす測定システムの開発、創造学園独自のアクティブ・ラーニング手法の構築という四つの主要ミッションを掲げ、事業改革を牽引してきた。学研塾HDと創造学園はこれまで通り連携を維持しつつ業務を進めていくとしている。なお、創造学園の代表取締役社長には、同社の常務取締役を務めていた中島竜也が就任した。

駿台予備学校 新課程入試 『 情報Ⅰ 』特別講義 全国16校舎で開催

 駿台予備学校は、2025年度からの新課程新出題科目 『情報Ⅰ』に特化した特別講義を全国16校舎で開催する。講義では、受験に必要な知識とやるべきことを駿台予備学校教育DX本部長・樋田 稔が説明をする。この講義は、2025年度大学入学共通テストに向け、どのように学習を進めていけばいいのか、抑えるポイントはどこなのか、などを明らかにすることができ、スタートができます。本人のみ、保護者の方のみのご参加も可能。

特別講義 : なぜいま、新出題科目の「情報Ⅰ」を学習すべきなのか?
◆講義テーマ 
・なぜ、高卒生は旧課程ではなく新課程の「情報Ⅰ」で共通テストを受験すべきなのか?
・共通テスト新科目「情報Ⅰ」はどのような山でどのような登り方をすればよいのか?
(出題方法、プログラミングレクチャー、DNCL、出題ポイント、今後の学習の対策他)
◆実施会場
札幌校、仙台校、お茶の水校2号館、池袋校、町田校、大宮校、横浜校2号館、千葉校、津田沼校、名古屋校、

丸の内校、京都校、大阪校、神戸校、広島校、福岡校
◆対象
高校生、高卒生、保護者
◆参加無料・事前申込制
お申し込みはこちら www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/sundai/event/event_D/1539885213474.html

リソー教育オンラインストアを開設 記憶定着特化プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」提供開始

 株式会社リソー教育(東京・豊島区、天坊 真彦 代表取締役社長)は3月1日(金)にリソー教育オンラインストアを開設した。その第一弾として記憶定着特化プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」のサービス提供を開始する。全国各地、TOMAS会員以外の方も利用ができる。

 リソー教育では「2〜3ランク上の夢の志望校をめざすすべての受験生へ」をコンセプトにオンラインストアを開設した。オンラインストアではこれまでの知見を活かした取り組みを予定しており、第一弾としてMonoxer(モノグサ)と連携した学習サービスの提供を開始する。
 これまで記憶定着は紙のプリントによる学習がメインでしたが、Monoxer(モノグサ)の「あらゆる知識を確実かつ最小限の負荷で身につけることができる」という点に魅力を感じ、昨年より活用を開始。今後はリソー教育グループに所属する生徒はもちろん、全国各地の幅広い学習者に向けて、Monoxer(モノグサ)を活用した質の高い教育を提供する。

Monoxer(モノグサ)を活⽤したTOMAS⽣徒の今年度合格実績(2月28日時点の実績から一部抜粋)
・中学受験 合格実績 
開成中・桜蔭中・聖光学院中・栄光学園中・渋谷教育渋谷中・駒場東邦中・慶應義塾普通部・慶應義塾湘南藤沢中・早稲田中・浅野中・東邦大付東邦中・海城中・鷗友学園女子中・浦和明の星女子中・西大和学園中・ラ・サール中・桐朋中・洗足学園中
・高校受験 合格実績 
慶應義塾高・慶應義塾志木高・早稲田実業高等部・桐朋高
・大学受験 合格実績 
防衛医科大(医)・順天堂大(医)・北里大(医)・東京医科大(医)・昭和大(医)・国際医療福祉大(医)・早稲田大(文化構想、基幹理工、国際教養、人間科学)・慶應義塾大(文、理工、経済、総合政策)

リソー教育オンラインストア第一弾 記憶定着特化プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」概要
■名称:Monoxer(モノグサ)
■対象学年:小学生・中学生・高校生
■料金:プラットフォーム提供料月額770円および教材費
■申込:リソー教育オンラインストア(URL: https://shop.riso-kyoikugroup.com/

 TOMASでは少しでも生徒の暗記にまつわる負担を軽減すべく、AIを活用した学習プラットフォームを導入している。このプラットフォームは「Monoxer(モノグサ)」と言い、問題を繰り返し解いて覚えるという特徴がある。近年の脳科学の研究により、最も暗記に適している方法は、音読でも書き写しでもなく、「たくさん思い出すこと」であることが明らかになっているからだ。このプラットフォームはすべての知識事項を問題として出題してくれるため、解いているうちに自然とたくさん思い出して記憶が進むという仕組みになっている。

久保田学園グループが、2024年3月より「FLENS School Manager」を久保田学園・河合塾マナビスの全教室で利用開始

 FLENS(フレンズ)株式会社(東京・港区、大生 隆洋 代表取締役)は、同社が提供する塾生保護者のファン化が狙えるコミュケーションアプリ「FLENS School Manager」を、「久保田学園」を中心に運営する株式会社神戸教育研究所(兵庫・神戸市、久保田 勤 代表取締役)が、2024年3月より久保田学園・河合塾マナビスの全教室で利用開始されることを発表した。

 これまで久保田学園グループでは、保護者・生徒向けの情報発信、相互コミュニケーションの手段として、自社ポータルサイトを中心に入退室管理・通知システム、外部のチャットアプリ、予約、申込システムなど、目的別に複数のツールを利用していた。そのため、複数ツールを利用することで生じる、社内業務効率と顧客満足に課題があった。今回FSMアプリに情報の経路を一元化することで、業務効率化と顧客利便性の向上を図り、同社が掲げる「協育空間」の提供の加速のため、教室と保護者・生徒間のコミュニケーションをより円滑にすることを目指す。

 久保田学園グループは、神戸市・明石市を中心に27拠点を展開する創業50年以上の学習塾「久保田学園」を中心にした学習塾グループ。創塾時から変わらぬ『生徒一人ひとりに適切な指導』を常に心掛け、『受験指導を通じて人間教育も行なう』という大きな方針のもと、現在は公立トップ高校専門集団授業の「久保田学園」(高校部4教室、小中学部10教室)、成績アップにとことんこだわる「進学個別指導スリーアップ」(4教室)と、現役大学受験予備校の「河合塾マナビス」(9校舎)を運営し、『わかる感動』『できる喜び』を通して自ら学ぶ人が育つ”協育空間”を提供している。

URL :https://www.kubotag.com/group

スプリックス 山形県山形市の公立学校と協働研究を開始

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、山形市立第二中学校(小関 広明 校長)、山形市立山寺小・中学校(高橋 郁子 校長)との協働研究を開始する。スプリックスが開発した基礎学力・プログラミング・主要教科の理解を評価できる、3つのCBT(Computer Based Testing)を学校向けにパッケージ化したCBT for schoolを提供し、基礎的・基本的な知識・技能をはじめとした確かな学力を定着させる授業デザインや、教員の働き方改革に関する事例をともに創造する。
『CBT for school』公式Webサイト:https://www.cbt-for-school.com/

 CBT for schoolは、2023年9月末時点で受験者数が350万人を超えたTOFASをはじめとした3つのCBTから成る学校向けパッケージ。2021年11月に開始して以来、日本の公教育において導入が拡大しており、山形県では酒田市において既に正式採用されている。一方、山形市では、山形市教育大綱・山形市教育振興基本計画のもと、学校を創る重点の1つに「魅力ある学校づくり」を掲げ、確かな学力の育成や時代の変化に対応した教育施策を進めている。また、市としてデジタル技術を活用したスマートシティの推進に取り組んでいる。

具体的な内容
山形市立第二中学校
 2023年度において、CBT活用のあり方に関して教員による検討が進められた。2024年4月から、各教科の特性や実態に合わせて、基礎学力CBTのTOFASや学校現場の声をもとに開発された単元別テスト等の活用による基礎・基本の確実な定着に向けた研究を開始する。

山形市立山寺小・中学校
 小学校が特認校に指定されている同校では、特色ある環境の中で小中一貫教育を推進している。情報活用能力は学習の基盤となる資質能力であり、教科横断的に育成するものと捉えている。CBT for schoolの内、プログラミングの能力を測るプロ検を試行することで、同校のプログラミング教育を評価・点検していく。

各校長からのコメント
山形市立第二中学校 校長 小関広明 氏
 同校では、「未来に向かって主体的に生きぬく生徒の育成」を学校教育目標に掲げており、生徒どうしの話し合いを大切にした協働的な学びを展開している。その土台となるのが、基礎的・基本的な知識・技能。CBT for schoolを活用して、教員の業務効率化を進めながら基礎学力の確実な定着を図っていきたいと考えている。

山形市立山寺小・中学校 校長 高橋郁子 氏
 小中一貫教育や少人数教育の強みを生かした活動を展開する中で、児童の学習意欲に目を向けると、プログラミングに対する関心が高まっていることを実感している。その関心を更に伸ばし能力として可視化することで、適切な指導に繋げていきたいと考えている。

ベネッセ「こどもちゃれんじ」×ソフトバンクロボティクス 生成AI搭載 幼児向け会話型 新サービスAI「しまじろう」を共同開発

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)とソフトバンクロボティクス株式会社(東京・港区、冨澤 文秀 代表取締役社長 兼 CEO)は、生成AIを搭載した幼児向け会話型新サービスAI「しまじろう」を共同開発した。
 ベネッセは、資質の基盤となる「言葉の豊かさ」を育むために、「こどもちゃれんじ」で培った35年にわたる幼児教育の知見を活かし、生成AIを活用したサービスの開発を検討していた。この考えに「生成AIの活用知見」とロボット開発において豊かな実績がありつソフトバンクロボティクスが賛同し、両社で共同開発を行うことを決定した。今回は研究開発という位置づけで、「こどもちゃれんじ」年少向け講座「ほっぷ」受講者限定でモニターを募集(1万人)し無料で体験を提供する。多くの意見を参考にしながら、今後の本格導入に向け、ブラッシュアップを続けていく考えだ。今後の本格導入に向けての詳細は両社で検討中。

 AI「しまじろう」は、専用のスマートフォンアプリと、スマートフォンをホールドできる専用の「しまじろうぬいぐるみ」を組み合わせて使用する。しまじろうの声を再現したAI「しまじろう」とお子さまが自由に会話できる「おしゃべり」機能や、子供一人でも飽きずに取り組める「あそび」機能などを搭載している。さらに、会話中の感情や興味の動きについて、保護者の方に専用サイトでレポートする。

①しまじろうと自由に会話できる「おしゃべり」機能
「こどもちゃれんじ」で培った35年のノウハウを活かし、生成AIを独自にカスタマイズ。年少に合った会話テーマをしまじろうから投げかけるため、自然とお子さまの語彙を増やしていける。
②お子さま一人で取り組める「あそび」機能
 しまじろうと一緒にできるごっこ遊び・連想ゲームなどの「あそび」(20種以上)や一緒に歌える「うた」や「おはなし」 (40種以上)の読み聞かせまで、お子さまが一人でも継続的に遊べて、しまじろうと楽しめるコンテンツが充実。
③全機能「英語」に対応
「おしゃべり」「あそび」「うた」「おはなし」は、日本語だけでなく英語にも対応。しまじろうと会話しながらたっぷり英語を聞くことができるので、年少さんのうちに伸ばしておきたい英語力の基礎が身につく。
④しまじろうとの会話内容を保護者の方へレポート
 しまじろうとの「おしゃべり」や「あそび」の中で見えた「興味」や「感情」をAIが分析し、専用サイトでレポートを表示する。子供の成長が見えることに加え、気づかなかった興味や好きを発見し、伸ばしてあげることをサポートできる。


詳しくは以下のURLへ
https://shimajiro.benesse.ne.jp/cp/35th/

駿台予備学校と株式会社カルペ・ディエム 東大受験生のための革新的な学習支援オプションを新設

 駿台予備学校お茶の水校3号館(以下、駿台)は、東京大学受験生に向けて、株式会社カルペ・ディエムとの協力のもと、新しい学習支援オプションを2024年度高卒(浪人生)クラス入学生向けに新規設置する。
 多様化する東大受験生のニーズへより一層対応するため、このオプション講座では、駿台が長年にわたり培ってきた受験指導のノウハウと、カルペ・ディエムの学習指導のエキスパートの知見を組み合わせることで、受験及び教科指導のみならず学生の学習面での不安をより手厚くサポート、東大合格への道をさらに明確する。

 このオプション講座「東大特化学習支援」ではスタートの学力によらず、東大合格をめざすことを目標とし、また、地方と首都圏の教育格差を是正し、東京大学をめざす全ての学生の夢を実現することをめざす。東大合格をめざす意欲はあるが、まだ実力が十分に伸びていない学生や東大合格のロールモデルが希少な地域、高等学校等に在籍をしていてどのように学んでいくべきかが分からずに受験を終えてしまった学生に、さらなる可能性を広げる機会を提供することを目的としている。

 この「東大特化学習支援」は、既存の「東大理系コース」と「東大文系コース」に追加される。「東大理系コース」と「東大文系コース」は東大合格者を多数排出してきている伝統的なコースであり、東大合格に向けた全てが内包されている。基礎から東大合格までをめざす総合的なサポートを提供、在籍し学習を進めることで東大合格へ近づくことが可能だ。

「東大特化学習支援」は特に東大合格に向けた明確な学習プランを必要とする学生に焦点を当てている。これから東大をめざしたい、東大をめざしてきたが自身の取り組み方に不安がある、スケジュールを立てる・管理するのが苦手といった方などに対して東大合格に向けたサポートを行っていく。月曜日から金曜日は既存コースに在籍し授業を受講する。毎週土曜日に限定講座を開講し、一人ひとりの不安の解消や目標への到達を目的にカリキュラムの作成をしている。また、カリキュラムの特性から定員数を絞って設定している。

 カルペ・ディエムとの連携による週一回のフォローアップを通じて、学習方法に不安を感じている学生に対しても手厚いサポートを提供する。東大に逆転合格した講師が多数在籍するカルペ・ディエムからのノウハウ共有は、学生たちに新たな視点と刺激をもたらすと確信している。