Category: 塾ニュース|塾・企業

栄光が「Wacom® One 液晶ペンタブレット13」を双方向型オンライン授業向けに導入

 株式会社ワコムの液晶ペンタブレットのエントリーモデル「Wacom® One液晶ペンタブレット13」が、株式会社栄光(東京・千代田区、下田 勝昭 代表取締役社長)で導入された。紙やホワイトボードへの板書をカメラに映すアナログ方式から脱却し、より高品質な双方向型のオンライン授業を実現するためのツールとして、主に最難関・難関校受験専門オンライン塾「EIKOH LiNKSTUDY」で活用されている。

 2020年の夏以降に、栄光は「Wacom One液晶ペンタブレット13」を100台導入、講師陣に配布して使用感を試してもらうなど、実機検証を行った。検証に参加したLiNKSTUDY【グループ指導】最難関中高受験統括責任者 兼 最難関中学受験国語科責任者の内田幸仁氏は「筆圧も含めて自分の字がそのまま表現されますし、図形や線を引いてもずれたり滑ったりすることもなく描けます。Wacom One液晶ペンタブレット13の実力は予想していたもの以上でした」と振り返った。こうした講師からの後押しもあり「Wacom One液晶ペンタブレット13」の本採用を決定、2021年11月時点で121台が導入されている。

2021年度「未来の教室」実証事業に、城南進学研究社が採択

 城南進学研究社(神奈川・川崎市、 下村 勝己 代表取締役社長CEO)は、経済産業省が実施する2021 年度「未来の教室」実証事業において、「塾Xプロスポーツクラプによる放課後サービス創出の可性についての実証」をテーマに、川崎ブレイブサンダースとともに採択されました。中学校部活動の地域移行の受け皿となり得るサーピスの創出に向けた課題と可能性を検証する。

学研の保育園をリブランディング 新しい園名を「Gakken ほいくえん」へ

 株式会社学研ホールディングス(東京・品川区、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社で、子育て支援事業を行っている株式会社学研ココファン・ナーサリー(東京・品川区、山崎 知恵 代表取締役社長)は、運営している保育園「ココファン・ナーサリー」のリブランディングを進めており、その一環として園名を「Gakken ほいくえん」へと変更し、一部の園を除き、2022年4月より新園名での運営を開始することを決定した。​

 株式会社学研ココファン・ナーサリーは創業から13年、40を超える保育施設を運営し、地域の子育て支援に寄与してきましたが、外部環境の変化に対応し、より質が高く、柔軟な保育園運営を行っていくために、今回のリブランディングを行うこととした。
 学研グループ横断で「ブランディングPJ」を発足させ、学研の保育について様々な角度から検討。今まで築いてきた「子ども主体の保育」をより深化させ、新たなコンセプトや具体的な実行アクションを定めた。

学研ココファン・ナーサリーについて
「保育と教育を両立させた施設」「子育て世帯が安心して子どもを預けられ、働き続けられるための仕組みと社会」づくりを目指し、2008年に子育て支援事業を開始。
●未就学児に対する保育事業
 認可保育園…39園  認証保育園・・・2園  認定こども園…2園
●学童保育事業  公設民営…25拠点 民設民営…1拠点
●児童発達支援事業 児童発達支援施設…3施設

【訃報】リソー教育 平野 滋紀(ひらの・しげのり)代表取締役社長が死去

 株式会社リソー教育(東京・豊島区)の代表取締役社長 平野 滋紀さんは、病気のため、2022 年(令和4年)1月 15 日(土)に 永眠した。業界にとっても突然の悲報となった。

 平野滋紀さんは、1971 年8月9日生まれ、横浜国立大卒。2001年3月リソー教育に入社。取締役、代表取締役専務を経て2019年7月から代表取締役社長に就任。大分市出身。

 通夜・告別式は、近親者のみにて家族葬で執り行われる。社葬、故人を偲ぶ会等の開催については未定。

 なお、1月 17 日開催の取締役会において、代表取締役 副会長の天坊真彦氏が、2022 年(令和4年)1月 17 日より代表取締役 社長に就任した。

東証新市場区分、塾業界の選択は

 東証の市場区分は1部、2部、ジャスダック、マザーズの4つから、2022年4月に流通時価総額など新基準に基づきプライム、スタンダード、グロースの3つに再編される。学習塾17社はどの市場を選択したのか。「スタンダード」には、ナガセ、市進ホールディングス、ウィザス、成学社、京進、秀英予備校、城南進学研究社、進学会ホールディングス、クリップコーポレーション、昴の10社が移行する。「プライム」には、早稲田アカデミー、リソー教育、東京個別指導学院、明光ネットワークジャパン、スプリックス、ステップ、学究社の7社が移行する。プライム上場には流通時価総額100億円や流通株式比率35%以上といった新基準が導入され、東証はプライム市場を海外投資家から資金を呼び込む市場と位置づけている。

個別指導塾「スクールIE®」、2021年 オリコン顧客満足度®ランキング4年連続3冠、個別指導塾で唯一の4冠を獲得

 株式会社やる気スイッチグループ(東京・中央区、高橋 直司 代表取締役社長)が展開する個別指導塾「スクールIE®」は、2021 年「オリコン顧客満足度®ランキング」で、「大学受験 個別指導塾 現役 首都圏」「高校受験 個別指導塾 東北」「高校受験 個別指導塾 東海」「高校受験 個別指導塾 甲信越・北陸」の各ランキングで総合1 位を獲得した。前年の3年連続トリプル受賞を上回り4年連続、そして個別指導塾で唯一の4冠受賞を果たした。

【過去の受賞履歴(顧客満足度 総合1位)
 2020年
 小学生 個別指導塾 首都圏、高校受験 個別指導塾 甲信越・北陸、大学受験 個別指導塾 現役 首都圏
 2019年
 小学生 個別指導塾 首都圏、高校受験 個別指導塾 甲信越・北陸、高校受験 個別指導塾 東海
 2018年
 小学生 個別指導塾 首都圏、高校受験 個別指導塾 近畿、大学受験 個別指導塾 現役 首都圏

ウィザス 学研ホールディングスとの資本提携の解消、業務提携は継続

 株式会社 ウィザスは、2021年12月17日に自社HP上で「株式会社学研ホールディングスとの資本提携の解消及び業務提携の継続に関するお知らせ」を発表した。株式会社 ウィザスは、17日開催の取締役会において、株式会社学研ホールディングス(東京・品川区、宮原 博昭 代表取締役社長)との資本提携を解消することについて決定した。資本提携を解消した後も学研HDとの業務提携は継続するという。

資本提携解消及び業務提携継続の理由

 ウィザスと学研HDは、教室・学習塾事業を中心として両社がこれまで培った知見・ノウハウ等、経営支援を相互に活用し、企業を越えて広く教育領域でのサービスの開発を行い、 新たな市場への積極的進出を目指すとともに、両社の企業価値に対する利害関係を強め、 提携の基盤を強固にすることを目的として、2018 年 9 月 28 日に業務資本提携契約を締結した。

 以来、学習コンテンツ及び学習アセスメントなどにおいて連携等を進めてきており、両社の提携の基盤は整備され、資本提携の当初の目的については達成していると判断したことから、資本提携については解消することとした。なお、本資本提携の解消にかかわらず、両社は、今後もこれまで培ってきた業務上の提携関係を維持していく。

 解消に伴い、学研HDはウィザスの株式を売却する意向を有しており、ウィザスは当該株式売却による株式市場での需給への影響を回避するとともに、資本効率の向上を図る観点から自社株式の取得を12月20日に行なった。

学研ホールディングス、新社外取締役としてCaroline F. Benton氏が就任

 株式会社学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)は、2021年12月24日開催の第76回定時株主総会において、国立大学法人筑波大学副学長・理事(国際担当)のCaroline F. Benton(キャロライン ベントン)氏を社外取締役として選任し、同日付で就任した。同氏には、研究者・教育者として長年教育に携わってきた経験を活かし、専門分野である「グローバル・リーダーシップ、従業員のモティベーション、ウェルビーイング」に関して有益な指導・助言を期待している。

Caroline F. Benton(キャロライン ベントン)氏

  • 経歴

2008年筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授就任後,2013年同副学長(国際担当),2015年同理事(国際担当)を歴任し,現在に至る。(株)タウンズ社外監査役,文部科学省国立研究開発法人審議会委員。

開成アカデミー韓国語学校」を開講

 株式会社 成学社は東京・大阪に5校、「開成アカデミー韓国語学校」を開講する。マンツーマン指導、対面授業に加え、韓国からのオンライン授業も提供する。 「開成アカデミー韓国語学校」は、日本国内でニーズが高まっている中上級レベルに特化した韓国語の指導をマンツーマンで実施する。対面での授業を行うとともに、子会社である成学社コリアを通じ、韓国からオンライン授業を提供する。現地の活きた語学を体感できる。


1. 非ネイティブ向け韓国語教育のプロ講師、ベテラン講師陣
「開成アカデミー韓国語学校」では、国家資格「韓国語教員」を持つネイティブ講師や経歴10年以上のベテラン講師が指導する。講師は非ネイティブの受講生に対して適切な指導を行い、指導経験を活かして日本人が間違えやすい文法ミスや類似単語・表現の 違い、発音などを丁寧に指導する。

2.韓国文化やビジネスなど多様な知識と経験を持つ講師
韓国でビジネスマンとして活躍している者、韓国の伝統文化・サブカルチャーなどに詳し い者が講師として多数在籍。「将来韓国で働きたい」「韓国のニュースを読んでみたい」「ドラマ・音楽・伝統文化を通じて韓国語をもっと磨きたい」という受講生のニーズに応える。

3.継続しやすい環境づくり
毎レッスン後のフィードバックメールや定期的な学習成果の評価・アドバイス等のサポー ト体制、利便性の高い場所に立地する教室、すきま時間を活用したオンライン授業の受講 等、継続しやすい環境を提供し学習意欲を高める。

■教室所在地
池袋校
   東京都豊島区南池袋 3-13-7 ビジネス VIP5F
神田校
   東京都千代田区鍛冶町 1-10-6 BIZ-SMART 神田 508(ショーバ中国語センター)
梅田校
   大阪府大阪市北区茶屋町 6-18 開成茶屋町ビル 4 階
江坂校
   大阪府吹田市広芝町 10 番 8 号 董友ビル 1F
大阪本町校
   大阪府大阪市中央区南本町 2 丁目 3 番 12 号 EDGE 本町 3F

詳細はホームページへ
https://www.kls.kaisei-group.co.jp/

リソー 名門会の新ブランド「MEDIC名門会」設立

 株式会社リソー教育(東京・豊島区、平野 滋紀 代表取締役)の子会社である、株式会社名門会(東京・豊島区、吉田 信司 代表取締役)は、医学部合格を目指す新ブランド「MEDIC名門会」を2022年3月に設立するにあたり、2021年12月23日(木)、記者会見を開催した。代表の吉田信司社長が、メディアに向け、名門会が大切にしている理念や、「MEDIC名門会」にかける思いを語った。

 名門会は2003年、リソー教育の家庭教師部門が独立して誕生した。リソー教育の「すべては子供たちの未来のために」という理念のもと、”本物のサービス”を追究するため、「完全1対1」にこだわって個別指導を行ってきた。「個別指導形式の中では類を見ないほどに、進学実績を伸ばしていることが”本物のサービス”証左」と、吉田社長は語った。
 リソー教育の理念を踏まえ、吉田社長は「リソー教育が築き上げた指導体制ノウハウをそのままに、その価値を全国に広めていくことが、名門会の役割」と、名門会の位置づけをあらためて説明した。

  • 「MEDIC名門会」の特長

「MEDIC名門会」では、”生徒””保護者””科目別の社会人プロ講師””教務サポーター”の4者がワンチームとなり、生徒の合格を徹底的にサポートします。なかでも教務サポートは、「MEDIC名門会」ならではの三本柱編成。(1)カリキュラムサポーター、(2)コンシェルジュ、(3)現役医学生のティーチングアシスタントによる分厚い支援体制で、生徒の合格を全面的・徹底的にバックアップする。
 カリキュラムは、合格までの中長期スパンで検討された「鳥瞰カリキュラム」と、直近に取り組む課題を形にした「週間スケジュール」の2軸を設定して学習を管理。スケジューリングには生徒も関わり、タイムマネジメント力も身につく。

「PDCAサイクルにおける”P(=計画)”はAIに代替できても、”Ⅾ(=実行)”を支えるのは人間にしかできない。それが名門会の強みでもある。手厚いサポートが生徒を人間的にも成長させ、日本社会への貢献にもつながる」と、あらためて名門会の使命に触れ、説明は締めくくられた。