Category: 塾ニュース|塾・企業

進研ゼミ ブレンディッド学習の提供を2021年4月からスタート

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)の通信教育講座「進研ゼミ」は、ニューノーマル時代における小・中・高校生一人ひとりのリアルな学習課題や困りごとを解決する新たな学び方「ブレンディッド学習」の提供を、2021年4月号よりスタートする。

「進研ゼミ」は、学びのモチベーションを引き出すオンラインによる人の指導や学習内容の理解度を確認しながら自分で学ぶデジタル学習教材を強化し、新学期スタートの4月から最適な組み合わせの「ブレンディッド学習」として提供を開始する。子どもたちの学びが確実に進むように支援していく。

駿台予備学校、「オンライン授業」を新規開講

 学校法人駿河台学園 駿台予備学校(東京・千代田区、山﨑 良子 理事長)は、2021年4月より駿台の主要コース・講座の授業をライブ配信によりオンライン受講できる「オンライン授業対応コース(高卒クラス)」「現役オンライン授業(高校生クラス)」を開講する。
 近隣に駿台の校舎がなく通学が困難だった高卒生・高校生に対して、駿台各校舎で実際に教壇に立つ講師の授業を、ライブ配信で提供する。また、オンライン専任のクラス担任・進路アドバイザーによる学習コーチングや、多彩なICTコンテンツを組み合わせることにより、一人ひとりの学力向上を徹底サポートする。オンライン授業でありながらも、モチベーションを高く保ち学力を最大限伸ばせる環境「全国どこにいても」を実現する。

 オンライン授業の受講生は、受講コース・講座の配信授業をタブレット・パソコン・スマートフォンのいずれかを使いリアルタイムで受講できる(一部選択科目は録画配信を予定)。また、駿台模試の自宅受験、ICT学習コンテンツの利用、オンライン専任のクラス担任・進路アドバイザーによる進学相談・学習コーチング等により、校舎通学生と同等の学習サポートを受けることができる。
 開講初年度となる2021年度の設置コース・講座は、駿台が最も強みとする「東大・京大・国公立大学医学部医学科、北大・東北大・名大・阪大・神戸大・九大・早慶上智大などの難関国公私立大学志望者向け」を中心とした講座ラインナップとなる。今後は、講座レベル・ラインナップを順次拡大していく予定。

□設置コース・講座概要
<2021年4月15日(木)より開講>

「オンライン授業対応コース」(高卒クラス)
・設置コース:
スーパー東大文系コース
スーパー東大理系コース
スーパー京大文系コース
スーパー京大理系コース
スーパー国公立大文系コース
スーパー国公立大理系コース
スーパー国公立大医系コース
スーパー早慶大文系コース
・学費: 入学金+授業料¥790,000~¥860,000(年間授業料)
・学習サービス: ICT教材、タブレット貸与、駿台模試、担任による進路指導・学習コーチング、入試情報提供など

「現役オンライン授業」(高校生クラス/現役フロンティア)
・設置講座: 難関大を対象とした計35講座
・対象学年: 高1~高3
・対象科目: 英語、数学、国語(現代文・古典)、物理、化学、生物、日本史、世界史、地理
・学費: 入学金+授業料¥112,000~¥180,000(年間授業料)※1講座あたり
・学習サービス: ICT教材、駿台模試、専任アドバイザーによる進路指導・学習コーチング、入試情報提供など

全国学習塾協会がIT導入普及推進などを目的とした「JJA IT コンソーシアム」を新設

 公益社団法人全国学習塾協会(東京・豊島区、安藤 大作 会長)は、ITベンダーを中心とした企業集合体である「JJA IT コンソーシアム」を新設した。

 2021年2月、全国学習塾協会は、ニューノーマルに適応した持続可能な学習塾運営の確立や業界の課題である低い労働生産性の解消等に取り組むため、生産性向上推進事業部(地福 武史 常任理事)を創設した。「JJA IT コンソーシアム」は、公益目的事業として様々な取り組みを行うために創設された本事業部の活動主体として、目下のところ、IT導入補助金2021の普及推進や学習塾とITベンダー間の情報共有などに注力する。さらに、コンソーシアムの創設とあわせて、学習塾で使えるITツールのポータルサイト「塾ツール」を開設。

 コンソーシアム参画企業は随時募集中でセミナー等も定期的に開催予定。全国学習塾協会はITベンダーの英知を結集して学習塾業界のさらなる発展に努める。

セイハネットワーク、AICエデュケーション(鷗州塾)と子ども英会話のセイハネットワーク、相互送客に関しての業務提携を開始

 セイハネットワーク株式会社(福岡市、坂口 正美 代表取締役)と株式会社A I Cエデュケーション(広島市、桑原 克己 代表取締役社長)との間で、業務提携を行うことで合意したことを発表した。

 セイハネットワークは、0歳からの子ども英会話教室などを全国で750の教室をショッピングセンターに展開しており、幼少のころから英語を楽しみながら学ぶ環境を提供している。 セイハネットワークに通っている子供は、成長と共に学習塾に移行することが多い。そこでセイハネットワークから学習塾に通う子供に、鷗州塾を紹介し、いっぽうAICエデュケーションは、セイハネットワークの自宅型オンライン英会話レッスンを鷗州塾の在校生に紹介をする、新たな相互送客で業務提携を開始することとなった。
 AICエデュケーションが展開する鷗州塾等にセイハネットワークが展開するセイハ英語学院などの生徒が入会するときには、入塾料無料などの特典がある。

学書 デジタルドリル 中学版を先着50拠点限定で期間利用登録&生徒ID(20名分)を無償提供

 教育図書教材の出版社の株式会社学書(愛知・名古屋、田村 茂彦 代表取締役)は中学単元の徹底学習 繰り返し学べる【デジタルドリル(中学版)】の期間利用登録&生徒ID(20名分)の無償提供を開始した。拠点数に限りがあり先着順で50拠点までとなっている。

 学書の【デジタルドリル(中学版)】は中学単元を繰り返し徹底学習できるオンライン教材。表⽰された問題を⾒て解答をノートに書き、画⾯上で答えを確認し⾃⼰採点する学習形式だ。「BUILDER受験版」をはじめとした様々なテキスト教材から集めた問題を、単元(Chapter)ごとに集約して収録している。各Chapterは⼤きく6つのStepを⽤意しそれぞれ、Step1・2は基本問題、Step3・4は応⽤問題、Step5・6は発展問題にレベルが分かれている。

〇 対象学年:中学1~3年生(高校入試向け)。

〇 対象教科:英語・数学・理科・社会。
〇 民間教育業界向け
〇 先着50拠点迄:期間利用登録&生徒ID(20名分)を無償提供
〇 利用受付:2021/03/01~2021/03/31
〇 利用期間:2021/03/08~2021/03/31
〇 申込の流れ:株式会社学書/【デジタルドリル(中学版)】特設WEBサイトへ。(https://www.gakusho.com/digital-drill-jh/

新渡戸文化アフタースクールとSTEMONがSTEAM教育で提携

 新渡戸文化アフタースクール(学校法人 新渡戸文化学園、平岩 国泰 理事長)と株式会社ヴィリング(東京・杉並区、中村 一彰 代表取締役)は、ヴィリングが運営するSTEAM教育スクールSTEMON(ステモン)を活用し、小学生向けSTEAM教育の実践を連携していくこととした。

 STEAM教育は低年齢期から「つくる活動」を通じて、物理の知識やコンピュータを活用する力を育むと同時に、好奇心、粘り強さ、コミュニケーション力、問題解決能力、多様性の理解などを養うことができることから、これからの新しい学びとして期待されている。公教育ではプログラミング教育の必修化やGIGAスクール構想が推進され、小中学生を対象としたプログラミング教育やSTEAM教育は全国に広まりつつある。

 新渡戸文化アフタースクールは日本初のSTEAM教育スクールとして実績が豊富なステモンを導入し、新渡戸文化アフタースクールに通う小学生向けに体系的なSTEAM教育を提供することを決めた。

学習塾専用コミュニケーション&業務管理システム「Comiru」導入教室数No.1を達成 集客系機能を無料で使えるプラン「ComiruFree」の先行申し込みを受付開始

 株式会社POPER(東京・中央区、栗原 慎吾 代表取締役)は、デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社が発表した「ミックITリポート2021年2月号」において、学習塾専用コミュニケーション&業務管理システム「Comiru(コミル)」が、クラウド型学習塾向け業務管理システムにおける導入教室数No.1を獲得したことを発表した。

 またComiruに新しく実装された集客系機能を無料で利用可能なプラン「ComiruFree」の提供を2021年3月22日より開始する。以下の申し込み用フォームよりこのプランへの先行申し込みを2021年2月22日より受付開始する。Comiruの利用は不要で、完全に無料で利用できる。
Comiru サービスページ:https://comiru.jp/
ミックITリポート2021年2月号:https://mic-r.co.jp/micit/2021/

▼ComiruFree 先行申し込み用フォーム URL
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdh8kMGh9x0y2AF0Y0Ar26RCBQ_9fp6BX_NA5tqGt3xAPFBBw/viewform

■新プラン・ComiruFreeとは
 学習塾の集客をサポートする新機能を4つ実装。厳しい状況に置かれた学習塾をサポートするため、生徒の獲得、ひいては学習塾の売上に直結する集客機能を目指した。

1)口コミ収集
・保護者・生徒から口コミを集めるフォームを、Comiru内に作成可能
・自塾HPにバナーを設置したり生徒・保護者に連絡するだけで、口コミを簡単に収集することが可能

2)口コミ掲載
・口コミ収集機能で集めた口コミをそのまま自塾HPに掲載可能
・受験の合格実績を収集・サイト掲載することで、入塾検討中の生徒・保護者にアピールすることが可能

3)申し込みフォーム作成
・資料請求や無料体験会の申し込みフォームを作成することができる機能
・必要な情報を取得できるフォームの設定だけではなく、申し込みに対して自動返信メールの設定も可能

4)進捗状況管理
・申し込みがあった顧客情報を一括で管理できる機能
・資料請求・入塾体験済みなどのステータスを設定することで、顧客の最新状況を把握することができる

通信制高校サポート校の「中央高等学院」。東京ヴェルディおよび日テレ・東京ヴェルディベレーザと2021年シーズンコーポレート・パートナー契約を締結

 創立40年以上の通信制高校サポート校「中央高等学院」を運営する、株式会社ディー・エヌ・ケー(東京・武蔵野市、斉藤 暁 代表取締役社長)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する「東京ヴェルディ」と、日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ1部)に加盟する「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」のコーポレート・パートナー契約を2021年シーズンも更新しましたことを発表した。
  東京ヴェルディへの協賛は、2021年で13年目、日テレ・東京ヴェルディベレーザは2017年から5年目となる。

 東京ヴェルディとは、高校卒業のための勉強をしながらサッカーを集中的に学べる「biomサッカーコース」「biomなでしこサッカーコース」の運営など、多角的に連携を続けており、今後も高校生がサッカーを通じて社会で生き抜く力を身につけられる教育を実践していく。

タブレット教材「フォレスタ学習道場」で株式会社松尾研究所と共同開発

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、基礎学力の育成を目指すタブレット教材である「フォレスタ学習道場」について、株式会社松尾研究所との共同開発体制に移行したことを発表した。

 フォレスタ学習道場は、基礎学力の育成に特化したタブレット教材。タブレットに直接書き込むスタイルで、正誤判定の機能も搭載されているため、学習はタブレットだけで完結する。
 フォレスタ学習道場が持つ豊富な学習ログデータに最先端のAI技術を活用することで、一人ひとりに最適な学習カリキュラムを提供する。共同開発の実業務は、東京大学大学院工学系研究科の松尾研究室の成果活用型企業である株式会社松尾研究所が担う。共同開発にあわせ、これまで森塾の一部校舎に限定していた「フォレスタ学習道場」の展開を今春以降、同社が運営するほぼ全ての森塾校舎に拡大する。

スタディラボ×文理 オンライン英会話の新教材をリリース

 マンツーマンレッスンの学習塾向けオンライン英会話「OLECO(オレコ)」「GeT(ゲット)」の販売を手掛ける株式会社スタディラボ(東京・豊島区、地福 武史 代表取締役)は、株式会社文理(東京・新宿区、⼟屋 徹 代表取締役社⻑)が提供する「⼩学ウィンパス」「中学WinPass」を新たに学習教材のラインナップに加える。
 サービススタートより6年目を迎え、更なる⼤型コンテンツ「⼩学ウィンパス」「中学WinPass」を追加することで、「英語の4技能入試改革」に取り組む全国の学習塾を支援していく。

 これまでも、「OLECO」「GeT」は学研を基本教材の提供元として、多くの教材出版社のコンテンツと連携し、国内の学習塾におけるオンライン英会話市場を牽引してきた。今回、そのラインナップに、⽂理の「⼩学ウィンパス」「中学WinPass」が加わることで、より⼀層、全国の学習塾に通う多くの⼦どもたちに、受験に役⽴つ英語を外国人とマンツーマンで話す機会を提供する。
「⼩学ウィンパス」「中学WinPass」は、それぞれ⼩学⽣、中学⽣に対応し、30分レッスンを基本とするOLECO、15分レッスンを基本とするGeTの両⽅にコンテンツを提供する。幅広い学年に対応した「OLECO」「GeT」ならではの商品設計となっている。

 オンラインの学習ツールは、時間・場所を選ばない学習を可能にする。「OLECO」「GeT」は本来、学習塾内での利⽤を原則としてきたが、2020年のコロナ禍において方針を見直し、自宅で受講ができるよう再開発した。これにより、通塾回数を増やさずとも、学習環境を整えることができるようになった。また、自宅での利活用がスムーズに進むよう、サポートセンターを設置することで、学習塾の先⽣は、各家庭の通信環境を把握したり、不通の際の対応に追われたりすることが無く、学習履歴を残しながら、いつも通りの授業を⾏うことができる。
 ⽇ごろ塾での学習の様子を⾒ることができない保護者にとっても、⾃宅で⼦どもが楽しそうに英語を話す姿を⾒る機会が増え好評だ。現在、受講生は例年以上に増加しており、今後もサポート体制の強化に努める。