Category: 塾ニュース|地域教育

大阪市立加美南部小学校5年生が『医誠会国際総合病院』を見学

 医療法人医誠会(大阪市北区、谷幸治 理事長)は、2023年11月22日(水)、大阪市北区南扇町の医誠会国際総合病院で市立加美南部小学校5年生の見学を受け入れる。大阪府での令和3年度救急搬送件数第1位であり、救急患者を同時に12床対応することも可能な救急車5台を所有する救急外来。AIで制御された搬送ロボット『ホスピ―』や『お掃除ロボット』等を案内し、子どもの教育支援と地域貢献を行う。

見学概要
大阪市立加美南部小学校 5年生 院内見学
日程:2023年11月22日(水曜日)
内容:ER(救急外来)見学/搬送ロボット ホスピ―、お掃除ロボット見学 他
スケジュール
13:00~  ヘルシーカフェ「さくらテラス」2階で昼食
13:30頃~ 院内見学
14:00頃  終了予定

高校生と「水と暮らすサステナブルなまち 北杜市」を考える 世界に誇る「水の山」ユースアイディアプロジェクト

 山梨県北杜市(上村英司 市長)は、今年6月から令和6年2月までの期間、市内で水資源の保全活動を積極的に行う企業(「水の山」パートナー企業)と共に、市内の三つの高校(山梨県立北杜高等学校、学校法人帝京大学帝京第三高等学校、北杜市立甲陵高等学校)と連携し、高校生とサステナブルなまちを考える「世界に誇る「水の山」ユースアイディアプロジェクト」に取り組んでいる。
 プロジェクト全体スケジュール第3回目となる11月15日(水)、市内で水資源の保全活動を積極的に行う「水の山」パートナー企業のうち5社6か所(株式会社アルソア慧央グループ、株式会社シャトレーゼ 白州工場、サントリー食品インターナショナル株式会社萌木の村株式会社、北杜市農業企業コンソーシアム(NXアグリグロウ株式会社、株式会社明野九州屋ファーム))を市内3校の高校生85名が視察し、企業での未来に向けて水源を保全している取り組みを学び、「水と暮らすサステナブルなまち」のためにできることを探究する貴重な機会となった。
 来年3月18日(月)の合同発表交流会に向けて、生徒たちは引き続き探究学習を進めていく。

■世界に誇る「水の山」ユースアイディアプロジェクト概要
「水と暮らすサステナブルなまち 北杜市」のブランド価値が構築されるよう、地域の特徴(水や自然環境)を知る機会、考える機会を創出し、市内に通う高校生の北杜市へのシビックプライドの醸成と持続可能なまちづくりの必要性の浸透を図る取り組み。市内高校と水の山パートナー企業が相互に行き来し、全4回(次回が最終回)にわたり講義、ワークショップと、数回の課外活動を行う。3月には、最終回として3校合同の発表交流会を開催し、企業視察などから得た経験や知識から、これまで探究を続けてきた成果として、北杜市における水と暮らすサステナブルなまちの実現に向けたアイデアを報告する。
 北杜市はこれらの取り組んだ内容を、以下の公式ホームページで発信し、高校生との連帯感と達成感を共に高めるとともに、世界に誇る「水の山」として価値を広め、理解促進を図る。

▼第1回(6月1日(木)開催)の様子
https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/mizunoyama/columns/009.html
▼第2回(9月7日(木)開催)の様子
https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/mizunoyama/columns/010.html

■世界に誇る「水の山」ユースアイディアプロジェクト 第3回企業視察 開催概要
開催日時 : 令和5年11月15日(水) 9:30~11:20   
開催企業 : パートナー企業のうちの以下5企業(6か所)

▶プロジェクト全体スケジュール
【研究・発表】

第1回:6月1日(木) 全体オリエンテーション、「水の山セミナー」(実施済)
第2回:9月7日(木) 企業視察・研究(実施済)
第3回:11月15日(水) 企業視察・研究(今回)
合同発表交流会:令和6年3月18日(月)
【その他活動】
南アルプスの天然水かき氷販売会
(それぞれ学校の学園祭で販売)
6月24日(土):甲陵高校(実施済)
9月21日(木):帝京第三高校(実施済)
10月7日(土):北杜高校(実施済)

▶水の山パートナー企業 (パートナーシップ協定締結順)
・サントリー食品インターナショナル株式会社  
・山梨銘醸株式会社
・金精軒製菓株式会社
・北杜市農業企業コンソーシアム
・萌木の村株式会社
・株式会社アルソア慧央グループ
・株式会社シャトレーゼホールディングス

木バット不適格材を活用しSDGs教育 ミズノ株式会社から寄贈

 豊中市は、11月18日(土)・19日(日)に開催されるショコラフェスタ2023で、木バット不適格材に塗装する、体験コーナーを設置する。使用する不適格材はミズノ株式会社(大阪市・住之江区)から寄贈されたもの。また、ミズノテクニクス株式会社(岐阜・養老郡養老町)からバット削りの技術者を派遣し、プロの技術を子どもたちが見学するコーナーも設置。不適格材を有効活用することで、SDGs教育に加え、さまざまな職業を知り将来の選択肢を広げるキャリア教育の機会とする。
 ミズノ株式会社から地方自治体への木バット不適格材の寄贈は初となる。豊中市が高校野球発祥の地であることから、協定を締結する株式会社官民連携事業研究所の仲介により、寄贈が実現した。

一般社団法人公民連携推進機構が支援する奈良県宇陀市で、地域活性化を目指す「食の未来プロジェクト」がスタート

 一般社団法人公民連携推進機構(東京・港区、高瀬 亜富 代表理事、略称「C+G」)では、自治体会員である「奈良県宇陀市(金剛 一智 市長)」が、昨年 11月 に自治体として日本初の「オーガニックビレッジ」認定を受けたことから、農村地域の新しいビジネスモデル構築という社会的課題の解決策の一環として、民間資金を活用した「食の未来プロジェクト」を開始した。

 C+Gでは、自治体会員である「奈良県宇陀市」への支援施策として、宇陀市の「知名度向上・観光活性化・農業生産者の活性化・ふるさと納税増収」を目的に、「宇陀市オーガニックフェア」をC+Gの法人会員である有名シェフや観光事業者と連携しスタートする。

 この公民連携事業のポイントは、宇陀市の食材生産者(オーガニック野菜、幻と言われる大和榛原牛、プレミアム米「にじのきらめき」、希少な日本在来鶏「おうはん」の平買い卵等)から、直接買い取り都内有名レストランへ、宇陀市食材を無償で提供することにより、有名レストランでの宇陀市食材使用を拡大させ、宇陀市生産者の売上増加を目指す新たな取組。

【食の未来プロジェクト 実施内容】

  1. 小学生が自分で収穫した食材で、一般社団法人ChefooDo副会長の日髙良実(ひだか・よしみ)シェフ(Ristorante ACQUA PAZZA・オーナーシェフ)と一緒に料理を作る食育イベントを、令和5年11月19日(日)あきののゆにて開催する。
  2. 日本を代表する東京都内有名シェフの6店舗で宇陀市の食材を使用した「宇陀市オーガニックフェア」を令和5年1月~3月まで開催する。
    なお、このオーガニックフェアは宇陀市の食材を、コース全体の70%を使用しているため、宇陀市の「ふるさと納税返礼品」としても提供する。
  3. 美榛温泉美榛苑(奈良県宇陀市)レストラン榛奈にて、令和5年12月1日から12月31日まで、日高良美シェフ(リストランテ アクアパツッアオーナーシェフ)考案のメニューを提供.
  4. エアトリグループの株式会社かんざしによる、宇陀市の地産地消メニューと美榛苑の宿泊をセットにした旅行プラン販売。

オーチスが主催するSTEMプレゼンコンテスト「Made to Move Communities™」の国内予選大会でかえつ有明中・高等学校 (東京) が優勝

 日本オーチス・エレベータ株式会社(東京・中央区、ティボー・ルフェビュール 代表取締役社長)は、オーチス・ワールドワイド・コーポレーションが主催する国際STEM (科学・工学・エンジニアリング・数学) プレゼンテーションコンテスト「Made to Move Communities™(メイド・トゥ・ムーブ・コミュニティズ)」プログラムの国内予選大会を10月12日に開催した。

 Made to Move Communitiesプログラムは、オーチスの4つの地域(アメリカ地域、アジア太平洋地域、中国地域、欧州・中東・アフリカ地域)で毎年開催されるコンテストで、今年で4年目を迎える。Made to Move Communitiesは、学生のSTEM教育を促進することを目的とした世界規模のCSR(企業の社会的責任)プログラム。

 国内予選大会には日本全国の9校から17の学生チーム (計115名) の応募があり、オーチスの審査員による書類審査を経て5チームがファイナリストとして選出された。そして、10月12日にその5チームが、オンラインで審査員に英語でプレゼンテーションを披露した結果、かえつ有明中・高等学校(https://www.ariake.kaetsu.ac.jp/)(東京都江東区)のチームが優勝した。

 かえつ有明中・高等学校のチームは、STEMのスキルや知識を駆使し、オーチスの社員サポーターたちから助言を受けながら、予選大会のテーマである「コミュニティの課題を解決する包括的なモビリティ・ソリューションの構築」に取り組んだ。予選大会で、学生たちは、人混みの多い東京で暮らす視覚障害者がより安心安全に移動できるよう、杖にIoT技術と微細な振動を発するハプティック技術を組み合わせたソリューションを発表した。そのソリューションにおいて、視覚障害者は杖から発する振動を感知することで、障害物を避け、道を間違えることなく目的地まで到着することが可能になる。学生たちのプレゼンテーションは審査員から高い評価を受けた。

 かえつ有明中・高等学校のチームは日本を代表して12月から8週間に渡って開催されるMade to Move Communitiesの国際大会に挑む。今年の国際大会のテーマは「心身の健康の増進のために、緑地へのアクセスを改善する包括的なモビリティ・ソリューションの構築」。都市化が進んだ現代では、世界人口の50%以上が都市で暮らし、2050年にはその割合が70%近くまで上昇すると予想されている。学生たちは、全ての住民のために、緑地を保全・提供するためのソリューションを考案する。学校でSTEMプログラムを推進する助成金の獲得を目指し、オーチスの審査員に向けて、そのソリューションを発表する。

ブックオフが特定非営利活動法人「三楽」が運営する放課後児童クラブ3施設に絵本等を寄贈

 ブックオフグループホールディングス株式会社(神奈川・相模原市、堀内 康隆 代表取締役社長)は、全国に放課後児童クラブを運営する特定非営利活動法人三楽(埼玉・さいたま市、遠藤めぐみ 代表)が運営する放課後児童クラブ3施設へ、各地域のブックオフ店舗より児童書、絵本を中心とした書籍(合計約300冊)を寄贈した。

 ブックオフは、年間約2.6億冊の書籍買取後に一定期間販売に至らなかった書籍をリサイクルし再び国内循環をさせている。書籍を必要としているけれど十分に集め切れない施設に対し、「持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals)」達成に向けたマテリアリティの一つである、「次世代への教育機会の推進」の一環として、寄贈する取組みを行っている。

 三楽は、「保護者が安心して働ける環境を整える手助けをする」、「子どもに安心して楽しく過ごせる場所を与えたい」という考えのもと、子どもたちがいつでも喜んで、自ら進んで参加できる第二の家としてもらえる居場所づくりを目指しており、すべての子どもを対象として、安心・安全な活動拠点(居場所)設け、地域の方々の参画を得て、学習やスポーツ・文化芸術活動、地域住民との交流活動等を提供している。

■寄贈施設
・キッズクラブ浦和みその北第3    
(埼玉県さいたま市緑区美園4-6-14)
・キッズクラブ浦和みその北第4
(埼玉県さいたま市緑区美園4-6-7)
・キッズクラブ蔵前
(東京都台東区蔵前3-1-11)
寄贈本(キッズクラブ蔵前)
寄贈本(キッズクラブ蔵前)

大正大学表現学部の産学連携プロジェクト 10月28日(土)に「映像祭2023」を開催

 大正大学(東京・豊島区、髙橋 秀裕 学長)は、2023年10月28日(土)に表現学部表現文化学科アート&エンターテインメントワークコースの2年生が主体となり、PBL(課題解決型学習)の一環として、学生がゼロから企画・運営をおこなう「映像祭2023」を開催する。
 今年は、TBS系「プレバト!!」や「初耳学」など数多くの番組を企画した水野雅之プロデューサーを招待し、番組作りの裏側や企画術を学ぶ。
 当日は関連作品の上映会も実施予定。学生がアートという視点から街の魅力を再発見するために調査を行った関西アートプロジェクトの研究発表や、表現学部表現文化学科アート&エンターテインメントワークコースの学生による授業紹介や相談会を同日に開催するので、高校生や保護者にもおすすめのイベント。

■「映像祭2023」詳細
日 時:2023年10月28日(土)
11:00~16:00 (開場は10:30。入退場自由)
11:00~11:40 関西アートプロジェクト班発表
11:45~13:45 作品上映 (水野雅之氏の作品を上映予定)
14:00~15:30頃 公開授業(講演会)
水野雅之氏「地上波テレビ・ネット動画・広告…あのヒットコンテンツの“才能アリ”企画術」
※10:00~13:45及び15:30~16:30は在学生による相談会も常設
会 場:
大正大学3号館3階 大教室(〒170-8470 東京都豊島区西巣鴨3-20-1)
都営地下鉄三田線 西巣鴨駅 A3出口から徒歩2分、JR埼京線 板橋駅 東口から徒歩10分
※イベントの開催時間、会場は変更になる場合があります
参加費:無料   
申 込:不要
主 催:
大正大学表現学部表現文化学科アート&エンターテインメントワークコース

千葉と岡山の中学校で、地域探究の合同授業を開催。Inspire Highを活用し、地域ごとの違いや共通点をディスカッション

 EdTech教材を提供する株式会社Inspire High(東京・千代田区、杉浦 太一 代表)と、千葉県市川市立東国分中学校、岡山県総社市立昭和中学校が、オンラインで千葉と岡山の両校を繋ぎ、中学1年生を対象に地域探究の合同授業を実施した。

 Inspire Highは世界中の創造力と10代をつなぐEdTechプログラム。世界中で活躍する大人たちの多様な生き方や価値観・社会課題に触れ、「答えのない問い」に挑戦することで、自己理解/表現力を養うと同時に、全国の10代と意見を共有することで、他者を知る心も育む。

 千葉県の東国分中学校と岡山県の昭和中学校は、今年度からInspire Highを活用し、探究的な学びを促進している。今回、普段コミュニケーションをとる機会がない他の地域に住む同年代との交流を促し、生徒自身の世界を広げるきっかけを創ることを目的とし、オンラインで両校を繋いだ合同授業を実施した。

 また「地域によって変わるもの、変わらないものはなんだろう?」というテーマの元、2校の生徒が、地域の違いと共通点をディスカッションし、「なぜその違い・共通点が生まれるか」についても掘り下げて考えることで、地域の性質を深掘りし、多角的な視点から学びを深めることを目指した。

 生徒たちは夏休み期間中に、Inspire Highのセッション「建築家 隈研吾と考える、居場所ってなんだろう?」を視聴し、事前に「自分の住む地域のお気に入りの場所」を考えた上で合同授業に臨んだ。

 当日は少人数のグループに分かれ、「地域によって変わるもの・変わらないものは何か」「なぜその違い・共通点が生まれるか」について、ディスカッションを行った。
 各グループ、生徒主導の活発な意見交換が行われ、「変わる点は建物や景色。その土地の文化や歴史、人口、気候の違いによるものではないか」「公園や学校、図書館などの公共施設は変わらない。地域は違っても、同じ日本で、同じ時代に生きているから」「どちらにも緑がある。自然があると癒やされるなど、感じ方や価値観で共通する部分があるのでは」など、様々な意見が飛び交った。

宮城県教育委員会、県内9市町におけるLITALICO教育ソフトのトライアル導入開始

「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を展開する株式会社LITALICO(東京・目黒区、山口 文洋 代表取締役社長)は、宮城県教育委員会(佐藤 靖彦 教育長)との連携協定の締結を受けて、県内9市町に対し、学校現場の特別支援教育を支えるICTサービス「LITALICO教育ソフト」のトライアル導入を開始したことを発表した。

■ 導入の背景
 今年度5月に締結をした連携協定において掲げていた「未就学の段階から、小・中学校および高等学校段階までの切れ目のない支援の実現」を目指すため、今年度当初よりトライアル導入を進めていた4市(大崎市、気仙沼市、白石市、多賀城市)に加えて、新たに以下9市町にて「LITALICO教育ソフト」のトライアル導入を新たに開始することとなった。

・石巻市 
・栗原市 
・登米市 
・松島町 
・美里町 
・村田町 
・利府町 
・涌谷町 
・亘理町 
(五十音順)

株式会社伊藤園が、「茶育」の取組の一環として、小中学校に急須を提供

 農林水産省が取り組む、お茶の食育「茶育」プロジェクトに参加している株式会社伊藤園は、茶育を実施した小・中学校を対象に急須を提供した。

 農林水産省は、茶の消費量が長期的に減少する中、子どもの頃から茶に親しむ習慣を育むため、学校教育の場での茶を活用した食育(茶育)を推進する「茶業関係者×農林水産省『茶育』プロジェクト」を令和5年1月から実施している。
 具体的には、小・中学校向けの茶育に取り組んでいる茶業関係者から応募を募り、茶の淹れ方体験や茶の植樹・摘採、茶製造工場見学等、各地域で提供可能な茶育の取組をリスト化して農林水産省のHP等で情報発信し、学校関係者に共有することで、茶育の実施を希望する小・中学校関係者とマッチングを図り、茶育の取組を推進している。

「茶育」プロジェクトに参加する茶業関係者の一つである株式会社伊藤園から、このプロジェクトを活用して茶育を実施した小・中学校における茶育の定着・拡大に資するため、急須の提供を行う。
 提供される急須の数は、10月1日の「日本茶の日」に株式会社伊藤園が開催する日本茶の消費拡大イベント『10 万杯チャレンジ』の中で、消費者が試飲する日本茶の杯数に応じて決定される。