通信添削の「ドラゼミ」が4~5月、全国約800人の保護者に昨年の夏休みの宿題について尋ねたところ、小学生の56%が夏休み中盤までに終え、このうち14%は開始直後に済ませていた。終盤に終えたのは36%で、最終日が7%。夏休み後も宿題を残したままだったのは1%だった。「毎日」あるいは「週に3~4日以上」勉強する子供は計85%。宿題の量については、保護者の40%が「ちょうど良い」と感じていた。「多い」「やや多い」は計14%、「やや少ない」「少ない」は計46%だった。
国立社会保障・人口問題研究所が行った2013年の「全国家庭動向調査」は昨年7月に全国の約1万2千世帯に調査票を配布し、有効回答が得られた夫のいる女性6409人の回答を分析した結果、ゴミ出しや日常の買い物など夫が行っている家事の割合は以前より上昇しているものの、なお妻の48%が夫の家事に不満を持っていることが分かった。夫婦で行う家事全体のうち夫が行っている割合は平均で14.9%だった。08年の前回調査から0.4ポイント増え、初めてこの質問をした98年の第2回調査からは3.6ポイント上昇した。家事の中で「夫が週1~2回以上している」との回答が最も多かったのは「ゴミ出し」の40.6%。次いで「日常の買い物」の36.6%だった。