Category: 塾ニュース|大学

北海道の私大、学費下げ続々

過去10年間でみると、道内に本拠地を置く私大23校のうち、一部の学部のみを含め学費を減額改定したのは7大学。値上げした4大学を上回る。北海道の2013年度の18歳人口は5万1359人で、10年間で23%(1万5821人)減った。全国平均の16%を7ポイントも上回る。13年度の短大・大学への進学率は39.9%で、全国平均(53.2%)との差は10ポイント以上。昨年5月時点で道内の23大学のうち、半数近い11大学が定員割れしている。

 

立命館大「国際食文化研究センター」

昨年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が和食を無形文化遺産に登録するなど、食をめぐるニュースが国内外で関心を呼ぶ中、立命館大は「国際食文化研究センター」を1月、同大学のびわこ・くさつキャンパスに発足させた。文学や歴史学、情報工学、心理学を専攻する教授陣のほか、長年日本の文化人類学、民族学の研究をリードしてきた国立民族学博物館(大阪府吹田市)の研究者も参加している。研究テーマは、世界各地の食文化の研究に加え「食のビッグデータ利用」「風評被害」なども。

九州大に新講堂完成 3千人収容

九州大の椎木講堂が伊都キャンパス(福岡市西区)に完成し、3月4日、落成式があった。直径100メートルの円柱形で、4階建て。1~4階を貫くホールには約3千人を収容でき、大学の講堂としては最大規模だ。中央大のクレセントホール(約2100席)、東北大の川内萩ホール(1235席)、名古屋大の豊田講堂(1206席)、東京大の安田講堂(改修中で終了後は1136席)、早稲田大の大隈講堂(1121席)などを上回っている。椎木講堂の2階にはレストランなどがある。

富山大、災害対策研究で協定

富山大学と国土交通省北陸地方整備局は、自然災害の予防策や災害発生時の対策の研究などで連携する協定を結んだ。教育面でも情報共有するなどして連携する。北陸地方整備局は金沢大学や金沢工業大学と同様の協定を結んでいるが、富山県内の大学とは初めてという。北陸地方整備局は大学が持つ専門的な研究成果や技術を防災対策やインフラ整備などの社会資本整備に活用する。

札幌医科大学とニプロ  脳梗塞治療薬量産で共同研究

札幌医科大学とニプロは、患者の骨髄幹細胞を使って脳梗塞を治療する医薬品を大量生産するための研究に乗り出す。生産技術の確立や製造ラインの自動化などで製造コストを削減し、大量生産につなげる狙い。研究期間は約3年で、ニプロが約5億円を提供する。2017年以降の実用化を目指す。患者の骨髄幹細胞を使った脳梗塞の治療は再生医療と呼ばれ、札幌医大が治験を進めている。

産学連携で人材育てる

堺市の大阪府立大学キャンパスにある東北大学金属材料研究所の関西センターは、大阪を中心に集積する金属加工関連の中小企業の技術相談に応じ、状況に応じて共同研究も手がける。中小企業の間には従業員に対する技術教育のニーズも高いと見ており、今後の連携活動の中で重点を置く方針だ。東北大金属材料研究所は世界から高い評価を受けている。地元の東北には金属関係の企業が多くないため、産学連携を強化する目的で関東、関西への進出を検討したところ、大阪府が誘致の意向を示し、府立大キャンパスに拠点を設けることになった。

早大が中野に学生寮

早稲田大学は3月、東京都中野区内に定員872人の大規模な国際学生寮「WISH」を開設する。場所はJR中野駅北口から徒歩約15分の警察大学校跡地。敷地面積は約7700平方メートルで、建物は地上11階地下1階。1階には教室などが入り、2階以上が宿舎になる。ほとんどは4人部屋だが、室内は各学生ごとにベッドやクローゼットが配備された8,6平方メートルの個別スペースに区切られる。入寮期間は2年間。寮生同士が議論をしたり、課題を解決したりする独自の寮内教育も行う。寮生には週1回の参加が義務づけられる。

大学中退 全国調査へ 年6万人以上、文科省

フリーターなど非正規雇用に結びつきがちになる「大学中退」について、文部科学省は今年度から全ての国公私立大を対象に実態調査する方針を決めた。大学の中退者は少なくとも年間6万人以上とみられ、非正規雇用増加の要因になっているなど社会的損失が大きい。同省は継続して毎年調査し、背景など詳細を分析。中退防止策を探るとともに就職状況の改善にもつなげたい方針だ。調査は、全大学から中退者数や中退理由を回答してもらい内容を分析する。2012年度分は近く全大学へ調査書を発送し、3月末までに集計する予定。

新潟大学 キノコ栽培の「廃菌床」活用

新潟大学が新潟県十日町市で、キノコ栽培で使い終わった「廃菌床」の有効利用に取り組んでいる。水分が多い廃菌床を発酵させて燃えやすくし、農業や公共施設向けの熱エネルギーとして活用する。燃え残りは農業肥料にする。実験を重ね、2015年度の実用化を目指す。キノコ栽培が盛んな新潟では廃菌床の処分が課題となっているが、資源として再利用を促す。

東京理科大 近代科学資料館

近代科学資料館はJR飯田橋駅に近い東京理科大学の神楽坂キャンパスにある。科学技術の発展を支えた計算技術の歴史を紹介。日本に一つしかない貴重な計算機の数々が集まる。昔の計算機といえば、そろばん。日本へは中国から伝来、室町時代末には普及していた。機械式計算機のコーナーでは、手動式の「タイガー計算機」に触れられる。電子式計算機のコーナーを見ると、1964年に25kgで53万5000円だったデスクトップ型の電卓が、83年には名刺サイズで12g、5900円に。実物を前に、計算機の日進月歩の発展を感じることができる。