Archive for: 4月 2020

月刊私塾界2020年5月号(通巻469号)

巻頭言

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、緊急事態宣言が発出され、7都府県では緊急事態措置が講じられた。休業要請があった業種に学習塾が入った。一報に触れたとき、驚きとともに違和感を覚えた。

 各塾では様々な対応を行っていることと思う。電話やFAXを使用し学習支持を出したり、課題を課したり。ICTを利用しオンライン授業を導入するところもある。

 先月号の本欄で「これを機に、ICT利用が増加するであろう。授業方法を考えてみては如何であろうか」と問題提起した。それが図らずも現実のものとなった。

 3月の学校休校により、こと「知育」に関しては集合教育の必要性低下が実証された。オンライン授業を導入した学校はそれを強く感じたことであろう。学校には「徳育」や「体育」の役割もあるが、週5日毎日通学する必要があるだろうか。次年度の予算編成において財務省から圧力がかかるかも知れない。とは言え学校での児童生徒のコミュニケーションは、個人が学ぶ支えになる。

 学習塾ではオンライン教育への移行が全てを解決する訳ではない。

 多くの学習塾は地域密着で、狭い商圏内での競争をしている。だから各地で読者諸氏は地域に根付いている。

 しかし、オンライン教育に移行した先には大きな落とし穴が待ち構えている。競争が全国区になるということだ。 コロナ対策は長期戦を覚悟する必要があるが、新型コロナ後を考えなければならない。

(如己 一)

目次

  • 12 CatchUp① キャニオンマインド 個別オンラインシステム「エイドネット」が広げる可能性
  • 14 CatchUp② tyotto みんなハッピーになるための人間教育を。
  • 20 【特別企画】やる気スイッチグループ Owner’s Story③
  • 24 挑む私学 洛南高等学校附属小学校 〝洛南精神〟が生んだ小中高一貫教育
  • 27 目次・巻頭言
  • 28 NEWS ARCHIVES
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 49 【特集】教育ICT考  2020S/S
  • 74 TOP LEADER Interview AIC鷗州グループ V字回復を果たし新たな高みへ
  • 88 教育サービス業界 企業研究(90) 株式会社スマートエデュケーション
  • 91 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(316)
  • 92 疾風の如く(130)カジきたラボ(京都府) 代表 梶 卓磨 さん
  • 94 好機到来(61) 番匠塾(福島県福島市) 代表 番匠 啓太 さん
  • 96 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(84)
  • 98 白書界隈徘徊話(62) 西村克之
  • 100 自ら動き出すチームにする方法(68) 中谷彰宏
  • 102 塾の家計簿(36)
  • 104 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(82)
  • 105 芸術見聞録(82)
  • 106 ぼくの幼児教育考(23)
  • 107 塾長の机
  • 108 為田裕行の「教育ICT行」(62)
  • 109 1981(13)
  • 111 Opinion from School(11)
  • 112 林明夫の「歩きながら考える」(177)
  • 114 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(30)
  • 116 私塾界インサイト(25)
  • 122 咲かせよ桜(62) 小林哲夫
  • 126 論点2020(5) キャリア・パスポートとは
  • 130 編集後記
  • 132 Book Review
  • 134 塾長のためのガジェット講座

創英ゼミナールが緊急事態宣言への対応策として独自の「オンライン自宅受講システム」を開発 GW中は「オンライン自習室」を開講

 新型コロナウイルスに対する政府の緊急事態宣言を受け、生活はもちろんこと、学校の休校など教育にも甚大な影響がでている。その中で、様々な塾が創意工夫をして、子供たちの学習を支えている。神奈川県で個別指導専門塾を展開する創英ゼミナールもそのうちの一つだ。

 創英ゼミナールを運営する株式会社創英コーポレーション(神奈川県横浜市、豊川忠紀代表取締役)は、緊急事態宣言発出後の子供たちの学びを継続させるため、独自の「オンライン自宅受講システム」を開発。県内に展開する全101校で提供をしている。対象は創英ゼミナールに通う小学生から高校生だ。

「学校に通っていれば、子供たちは毎日4時間30分の学習を受けています(45分×6校時)。この学習時間は子供たちの大切な権利。その権利を少しでも守るために、今私たちができることを考え、今回の「自宅受講」を実施しています」(同社プレスリリースより)

 創英ゼミナールの「オンライン自宅受講システム」は、『オンライン受講』、『家庭学習課題の指導』、『カウンセリング』の3つを柱にし、家庭学習を促進する。緊急事態宣言が解除され、学校が再開されるまで提供する予定だ。

『オンライン受講』は、今まで受講していた科目を、教科書対応の動画教材により自宅で受講できるもの。『家庭学習課題の指導』では、今までの受講科目はもちろん、本来は学校で進めるべきであったカリキュラムに沿って、家庭学習を進めることができる(小学生は2科、中1は3科、中2・中3は5科、高校生は2科)。『カウンセリング』は、WEB会議システムを使用し、生徒と対面で、学習の進捗を確認し、悩み事や普段の生活も含めて話しあい、学習への意欲を引き出していく。

 また、4月27日には、「学校が長期休業を余儀なくされる中、『子どもたちの学習を絶対に止めてはいけない」』(創英ゼミナール)という考えのもと、GWの特別企画として「オンライン自習室」を無料で開室することを決定した。

 生徒は、決められた時間になると、教室にアクセス。講師と対面で現在の状況を確認し、講師が見守る中、自宅で自習を進める。自分一人ではない緊張感ある環境を作りだし、わからない問題などは、いつでもオンライン上で講師に質問できる。

 創英ゼミナールは、ゴールデンウイーク期間中、生徒の自習をより効果的なものにするために、教室の講師と自宅にいる生徒をオンラインで結びサポートしていくという。

マクドナルド 全店舗で客席利用終日中止 4月29日から

 日本マクドナルドは、4月29日午前5時から、全国の全店舗約2,900店舗を対象に、店内客席の利用を終日中止すると4月28日に発表した。客や従業員をはじめ全ての人の安全を最優先し、新型コロナウイルス感染の拡大を抑制するための措置。
 同社では、4月20日より政府の「特定警戒都道府県」対象地域13都道府県で同様の取り組みを実施していたが、更なる安全強化と新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、全店舗に対象を拡大する。
 なお、客と従業員の対面での接触を軽減できる「モバイルオーダー」や「ドライブスルー」、「デリバリーサービス」といったサービスの利用も呼びかけている。

■概要
対象期間:4月29日(水・祝)午前5時~5月6日(水・祝)24時(予定)
対象店舗:全国の全店舗約2,900店舗(臨時休業中の一部店舗を除く)
(特定警戒都道府県対象の13都道府県約1,910店舗では4月20日から実施中)対象時間帯:全営業時間中(営業時間は店舗によって異なる)
営業形態:店内でのご飲食を中止し、お持ち帰り、ドライブスルー・デリバリー(店舗によって異なる)のみでの提供。
※準備が整った店舗より順次開始する。

「速読解・思考力講座」の自宅受講コースの提供開始

 株式会社SRJ(東京・中央区、堀川 直人 代表)は、全国2,000教室以上に導入されている自立学習型能力開発プラットフォーム「TERRACE」を通して配信している「速読解・思考力講座」の自宅受講コースの提供を開始する。
 新規で申し込みがあった受講者には、5月の1ヶ月間無料で体験できるIDを発行し、自宅で実施したトレーニングの履歴を今後の教室での受講に引き継ぐことができる。SRJでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により一時的に休校となる開講教室に対し、速読解力トレーニングを自宅で受講できるIDを提供するサポートを3月に先行実施したところ、1ヶ月間の実施期間中に約15,000件の利用申し込みがあった。
 自宅受講に対する利用者ならびに導入教室のニーズの高まりと、学校・塾の休業措置や外出自粛の長期化をふまえて、ICT教材の利点を活かした、“教室での授業”と“自宅での自立学習型トレーニング”の両方が可能なハイブリッド型能力開発コースの提供を開始する。
 自宅受講コースの提供開始に合わせて、新規の申し込み者を対象に、速読解・思考力講座を5月の1ヶ月間無料で体験できるキャンペーンを実施する。最寄りの開講教室へ申し込むことで、教室で受講する講座と同等のトレーニングを自宅でも学習できるようになる(※)。

 講座の詳細や体験のお申し込み、また、導入に関するお問い合わせは下記URLへ。
https://www.sokunousokudoku.net/
(※)講座やトレーニングの内容は開講教室によって異なる。詳細はお申し込み先の教室へ

志望校選びで重視したこと親子とも「学校の教育方針・校風」が最多 栄光ゼミナールが受験生と保護者にアンケート

 株式会社栄光(東京都千代田区、下田勝昭代表取締役社長)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、この春国立・私立中学の受験生(261人)とその保護者(339人)と、公立中高一貫校の受検生(116人)とその保護者(138人)を対象に「受験生アンケート」を実施しその結果を発表した。調査は今年1月19日から3月12日にインターネットで実施した。

『中高一貫校受験(検)をしようと最初に考えたのはどなたですか』という問いには、私立・国立中学を受験した家庭の52.4%、公立中高一貫校を受検した家庭の37.7%が「母」と回答した一方で、「本人」(国立・私立29.8%、公立35.5%)や「父」(国立・私立14.9%、公立中高21.7%)と、比較すると公立中高一貫校の受検生の方が自主的に受験を考えていることがわかる。

(1)私国立中学受験・公立中高一貫校受検をしようと最初に考えたのはどなたですか。(保護者)
私立・国立中学を受験した家庭の半数以上が「母」が受験のきっかけとなっている一方、公立中高一貫校受検では「本人」や「父」の割合も高く、きっかけにも違いがあることが明らかとなった。

 また、志望校を決定する上で重視したポイントについて「授業料などの経費」を挙げた保護者は、国立・私立中高一貫校受験は1.9%に対して、公立中高一貫校受検は31.6%と大きく差が出た。

『習い事やクラブはいつ頃まで続けましたか』の問いには、国立・私学受験生の5人に1人以上、公立中高一貫では半数以上が、習い事やクラブを“辞めずに続けていた”ことがわかった。

『志望校を決定する上で重視したポイント』として最も多かったのは、私立・国立中学はともに「教育方針・校風」。私立・国立中学は受験生49.0%・保護者67.3%、公立中高一貫校は受験生53.9%・保護者57.9%となった。受験生が保護者よりも重視していることは、「校舎や設備が整っている」など、学校生活に纏わる項目だった。

『受検を乗り越える上で精神的な支えになってくれたのは誰ですか』との質問では、いずれも「母」に次いで「塾の先生」が挙げられた。また、「学校の友達」よりも「塾の友達」が精神的な支えになっていることも明らかに。栄光ゼミナールは、「“志望校合格”という同じ目標をもつ 塾の友人も、受験生にとっては重要な存在であることが明らかとなった」とコメントしている。

カンボジアで「シンクシンク」を用いたオンライン授業を無償提供

 ワンダーラボ株式会社(東京・文京区、川島 慶 代表取締役)は、子ども向け思考力育成アプリ「シンクシンク」を用いたオンライン授業を無償提供する旨、カンボジア教育省と合意し、授業が開始されたことを発表した。同オンライン授業は、来月よりカンボジア国営テレビ放送にも展開されることが決定している。

 2017年より独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)の委託を受け、アプリ教材「シンクシンク」を用いた思考力教育の導入に関する実証実験を行ってきた。実証実験の結果、学力やIQへの大きな効果が確認された他、学ぶ意欲や自己肯定感といった非認知能力にもポジティブな影響を及ぼすことが実証されている(※)。こうした取組がカンボジア政府にも評価され、現在、同国への思考力教育の導入を進めている。
(※) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000012970.html

 新型コロナウイルスの影響で、カンボジアでも休校措置により学校に通えない子ども達への教育が課題となっており、そうした状況を受け、シンクシンクを用いたオンライン授業を実施する旨、教育省・JICA・ワンダーラボの3者間で正式合意した。

写真:カンボジア教育省 ハン・チュオン・ナロン大臣と

スタディプラス株式会社、「オンライン指導コミュニティ」を設立

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)が運営する「Studyplus for School」は、教育現場でのオンライン指導のノウハウや悩みなどを情報交換する「オンライン指導コミュニティ supported by Studyplus for School」を設立した。
 また教育現場に求められる「オンライン指導」体制の整備をサポートするため、4月よりZoomを活用して開催していた「オンライン指導」に関する情報共有会を、5月も追加開催することを決定した。
 新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて、学習塾業界では、生徒が通塾できない、教育サービスを提供できず事業の継続が困難となるリスクがあり、「オンライン指導」体制の整備の重要性が急速に高まっている。 オンライン指導に関する事例は少なく、Studyplus for School導入校で既にオンライン指導に取り組まれている方に協力してもらい、オンライン指導に関する情報共有会を、Zoomを活用し4月より開催してきた。
 また、今回コミュニティ設立にあたって、これまで約250以上の企業や団体のコミュニティ構築支援を行われている、株式会社Asobica に支援をしてもらっている。

◆株式会社Asobika 概要
• “サービスのファン”を増やすをテーマに、法人向けに顧客エンゲージメント向上ツール「coorum(コーラム)」を提供。顧客の成長を促し、解約率の削減や、LTVの向上を促します。
• coorum(コーラム)サービスサイト:https://coorum.jp/

◆「オンライン指導コミュニティ supported by Studyplus for School」概要
◻︎活動内容(予定)
・オンライン指導に関する意見交換、ノウハウ共有
・オンライン指導に関する事例の提供
◻︎参加対象:教育事業者のみなさま
※「Studyplus for School」導入の有無に関わらずご参加いただけます。
◻︎参加方法:以下のリンクより会員登録いただくと、どなたでもご参加いただけます。
https://studyplus.coorum.jp/

◆オンライン指導についての情報共有会 追加開催概要
第17回:5/1(金)12:00-13:00:藤わら塾 藤原先生
第18回:5/7(木)12:00-13:00:進学塾MUGEN 小牧先生・坂元先生
第19回:5/12(火)11:00-12:00:進学塾SOIL 村東先生
第20回:5/13(水)11:00-12:00:個太郎塾 新高島平教室 清水先生 
第21回:5/14(木)12:00-13:00:さくら個別指導学院 國立先生
第22回:5/15(金)12:00-13:00:ドリームラーナーズ 石原先生
第23回:5/18(月)13:00-14:00:皆星ゼミナール 権田先生
第24回:5/20(水)11:00-12:00:C.school 風間先生
第25回:5/21(木)12:00-13:00:UTUWA 安部先生
第26回:5/22(金)12:00-13:00:ウィル個別指導教室 土田先生
第27回:5/28(木)12:00-13:00:ナカジュク 岩瀬先生・小泉先生

・参加対象:教育事業者のみなさま
※「Studyplus for School」導入の有無に関わらずご参加いただけます。
・定員:各回100名
・参加費:無料
・開催方法:Zoomを活用し、オンラインで行います。
・参加方法:以下のフォームより申し込み登録を行なってください。
https://forms.gle/LNcq86bN663JG4sv7
詳細はこちらをご覧ください。
https://note.com/notes/n67cb381d7a08
※情報共有会に関する情報は、随時更新する。

PERSOL Global Workforceが「Monoxer」の活用を強化 フィリピンの特定技能ビザ取得を目指す外国人材を対象にリモート日本語トレーニングを開始

 外国人材に特化した人材サービスを提供するPERSOL Global Workforce(パーソル グローバルワークフォース)株式会社(東京・千代田区、多田 盛弘 代表取締役社長)は、モノグサ株式会社(東京・千代田区、竹内 孝太朗 代表取締役 畔柳 圭佑 代表取締役)の提供する学習プラットフォーム「Monoxer」(モノグサ)を活用し、新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出・移動制限下にあるフィリピンにおいて、リモートでの日本語トレーニング体制を構築・開始したことを発表した。
 フィリピンでは3月中旬より、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、外出・移動制限措置がとられている。それに伴い、フィリピン・ルソン島の学校・教育機関などは閉鎖を決定、PERSOL Language Instituteも、政府の要請に従い、対面授業を休止した。(3月17日)
 一方で、日本語力を身につけて、日本ではたらきたいという高い意欲を持つ受講生と、今後の人材不足の対策として対面授業休止期間中も学習を継続できる体制を整えることが必要だった。ネットワーク環境が不十分なフィリピン国内ではライブ型オンライン授業を行うのが困難な現状であることから、PERSOL Global Workforceでは、チャットツールを活用したトレーナーと受講生との1:1のフォローを行うとともに、これまでも使用していた学習プラットフォーム「Monoxer」を積極的に活用することで、対面授業中止の状況の中でもリモートで日本語を習得できる体制を構築・トレーニングを継続している。

音楽配信サービス「Spotify」アーティストへ募金ができる「Artist Fundraising Pick」がリリース

 Spotifyは、2020年4月22日に新型コロナウイルスの影響で苦難に立たされているアーティストを経済的に支援するプロジェクト「Artist Fundraising Pick」をリリースした。このプロジェクトは新型コロナウイルスの影響を受け困窮している音楽業界で働く人々へ経済的支援を提供するもの。 プロジェクトの一環として、近日中にSpotify上でアーティストがファンから直接募金を集めることができる機能のリリースを予定している。

2020年度「将棋日本シリーズ」 7月までのこども大会(東北・四国・静岡)開催見送り

「将棋日本シリーズ」総合事務局は、4月24日、2020年度「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」の開催見送りを発表した。6月から7月までのこども大会(東北・四国・静岡)が新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から開催見送りとなった。
 こども大会3会場の見送りに伴い、「JTプロ公式戦」一回戦第一局~第三局は、ABEMAスタジオ シャトーアメーバ(東京都渋谷区神宮前)にて実施する。当日の対局は、「無観客対局」となるが、ABEMAでの生中継および大会ホームページでの棋譜中継は実施する。8月以降の大会については、今後の状況を踏まえ総合的に判断し、確定次第発表される。