Archive for: 6月 2020

Z会とソニー・グローバルエデュケーション ロボット・プログラミングとSTEAM教育を融合した新たな小学生向け通信教育講座を共同開発

 株式会社Z会(藤井 孝昭 代表取締役社長)と株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(礒津 政明 代表取締役社長)は、プログラミング教育サービスの拡大に向けて協業する。ソニー・グローバルエデュケーションが開発した創造性を育むためのロボット・プログラミング学習キットKOOV(R)と、Z会の小学生向け指導ノウハウを融合し、新たな学びを提供するZ会の通信教育「Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」を共同開発した。2020年6月11日から申込受付を開始する講座は、子どもたちが自宅で好きな時間に自分のペースで取り組みながら新たな社会を生き抜く力を育むことを目指している。

「Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」ウェブサイト
https://www.zkai.co.jp/z-programming/mirai/

「Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」概要

提供対象:
全国の小学生

提供講座:
スタンダード1
 小学1~3年生推奨
スタンダード2 1を修了した方(小学2年生以上推奨)
スタンダード3 2を修了した方(小学3年生以上推奨)

提供開始時期:
2020年7月

スタンダード1
2020年12月
スタンダード2
スタンダード3

カリキュラム:
各講座とも月1回、全12回の1年間カリキュラム
KOOVアプリケーションとオリジナルテキスト「みらいワーク」による構成
プログラミングを行うには、タブレットまたはパソコンが必要となります

受講料金(税抜):
スタンダード1
 月額4,000円(12カ月一括払い時 3,400円)
スタンダード2 月額5,000円(12カ月一括払い時 4,250円)
スタンダード3 月額5,000円(12カ月一括払い時 4,250円)
最初のお申し込み時にKOOVアドバンスキットを別途ご購入いただきます(47,520円)

2020年5月度 アルバイト平均時給 ディップ バイトル集計

 ディップ株式会社(東京・港区、冨田 英揮 代表取締役社長 兼 CEO)は、2020年5月のアルバイト時給データを発表した。調査は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データをもとに集計したものだ。5月のアルバイト平均時給は、1,065円(前月比20円減、前年比11円減)となった。エリア別では、関西・九州エリアで前年を上回った。職種別では、9職種中4職種が全エリアで前年を上回った。「バイトル」に掲載された求人件数は約104,000件で、前月比35.9%減、前年比40.9%減となった。
「バイトル」:https://www.baitoru.com

■概要
【全国】 平均時給は1,065円(前月比20円減、前年比11円減)
全国の平均時給は1,065円(前月比20円減、前年比11円減)と前月比・前年比ともに下回っている。

【職種別】看護・介護など「専門的職業」前月比13円増、前年比35円減
職種別平均時給は、「教育・保育」など「教育の職業」1,467円(前月比30円増、前年89円増)、「看護・介護」など「専門的職業」1,226円(前月比13円増、前年比35円減)と、9職種中2職種が前月を上回った。前年同月比では、9職種中4職種で上回っている。

【エリア別】関西・九州エリアで前年を上回る。
関東エリアの平均時給は1,125円(前月比18円減、前年比5円減)、東海エリアの平均時給は1,026円(前月比47円減、前年比13円減)、関西エリアの平均時給は1,098円(前月比46円減、前年比14円増)、九州エリアの平均時給は945円(前月比7円減、前年比1円増)となり、関西・九州エリアで前年を上回った。

若手芸術家応援プロジェクト 東京藝術大学『若手芸術家支援基金』設置 クラウドファンディングも

 6月9日、東京藝術大学とREADYFOR株式会社は、『新型コロナウイルス感染症緊急対策。「東京藝術大学若手芸術家支援基金」』を設置し、若手芸術家応援プロジェクトとしてクラウドファンディング『【東京藝術大学】若手芸術家支援基金始動!#POWERTOTHEARTS.』を開始すると発表した。新型コロナウイルス感染防止のため、芸術活動に影響を受けている同大学の在校生や同大学出身の若手芸術家に対し、芸術活動の持続化を支援するための施策だ。
 若手芸術家の対象となるのは、在学生のほか、同大学卒業生・修了生のうち主に40歳までの人が対象となる予定。基金のキャンペーン期間は、6月9日から2022年3月末日まで。
 基金設置にあわせ、クラウドファンディングもスタート。実施期間は6月9日から7月31日午後11時まで。目標額は5000万円。支援者には、支援金100万円以上で「顕彰銘板の設置」「感謝状の授与」、30万円以上で「各イベントの招待」「称号授与」を予定。

 基金の使命は、若手芸術家たちの、今を救うこと、未来のカタチを模索すること。東京藝術大学の自己財源に加えて、一般企業からの協賛金や東京藝術大学基金への寄附のほか、クラウドファンディングで集まった支援金を原資として、各プロジェクトを実施する。
 集まった基金や支援金は、活動の場の創設や、在学生を対象とした修学支援などに充てられる。また、『オンラインプロジェクト』として、展覧会、演奏会を開催。「オンライン藝大アートフェスティバル』(仮称)を開催し、オンライン上に美術館、奏楽堂(音楽ホール)を設置し、若手芸術家による展覧会、演奏会を行う。参加者を公募し、賞と賞金を設定。「新たなWEBコンテンツの開発」では、アプリの開発や、若手芸術家支援プラットフォームの構築に取り組む。

 会見で東京藝術大学の澤和樹学長は、3密を避けるため演奏会や展覧会の開催が厳しい現状を受け、オンラインによる展開の仕方について知恵を絞りながら新しい芸術表現として確立すべく頑張っている若手芸術家を支援したいと語った。

カシオ計算機 パソコンやタブレットで関数計算やグラフ描画ができる数学学習ツールの提供を開始

 カシオ計算機は、パソコンやタブレット上で関数計算やグラフ描画ができるオンライン学習ツール『ClassPad.net(https://classpad.net/)』を、6月9日より提供を開始する。また、新型コロナウイルス感染拡大防止により需要が高まっているオンライン授業にも利用できるよう、『ClassPad.net』のすべての機能を今年8月31日まで無料で公開する。
 『ClassPad.net』は、数学計算やグラフ化が直感的に行え、数学や統計のオンライン授業に役立つ学習ツール。動画配信型のオンライン授業や電子黒板を使った授業では、『ClassPad.net』を用いてグラフや図形を投影することで、板書の時間を短縮できるなど効率的に授業を進めることができる。係数の増減によるグラフの傾きや変化などを動かしながら生徒に見せることで、数学の本質的な理解にも役立つ。授業中に作成したグラフや図形は、URLひとつで簡単に生徒と共有もでき、オンライン授業の質の向上をサポートする。プランは、無料の“FREE” “BASIC”と、有料の“PLUS”※の3種類ある。
※ 6月9日より2020年8月31日まで無料。9月1日以降は有料となる。

■『ClassPad.net』サイト
https://classpad.net/
https://edu.casio.com/ja/(紹介ページ)

コンビニ初の生命保険、非対面契約 セブンのコピー機を利用して

 6月8日、セブンイレブンジャパンは、三井住友海上あいおい生命保険との提携を発表。セブンイレブンのコンビニ全国約2万店で生命保険の販売を始める。これまで自動車保険や1日レジャー保険などの取り扱うコンビニはあったが、生命保険販売は、初。生命保険の販売は、通常営業職員の対面販売が原則である。コンビニでの非対面販売が可能となれば、新たな契約スタイルの誕生となる。新型コロナウイルスの感染拡大で顧客と対面での営業が厳しいが、非対面で契約ができれば感染リスクが抑えられる。
 保険料は、店舗にあるマルチコピー機を使用し、レジで支払う。まずは、がん保険の販売を6月16日から開始する。

思考力育成アプリ「シンクシンク」、米Fingerprintが運営する教育コンテンツプラットフォームアプリにコンテンツ提供を開始

 ワンダーラボ株式会社(東京・文京区、川島 慶 代表取締役)は、米Fingerprint社が運営する人気教育コンテンツプラットフォームアプリに、思考力育成アプリ「Think!Think!(シンクシンク)」の一部コンテンツ提供を開始したことを発表した。Fingerprint社のプラットフォームによって、世界的に知られる多くのアプリ・動画コンテンツとともに、北米の家庭に届けられる。

• Fingerprint概要
 Fingerprintは米国サンフランシスコにあるモバイルテクノロジー企業。世界中の子ども向けに学習コンテンツのプラットフォームを運営し、世界有数の技術、エデュテインメント(educationとentertainmentの掛け合わせ)、コンテンツのキュレーションを行う。
主力サービス「Kidomi」を含めた、同社がキュレートするサービスは、モバイルネットワークを通して、ユーザーの家庭に良質な幼児教育を提供する。

所在地:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ市
代表:Nancy MacIntyre氏
ホームページ:https://www.fingerprintplay.com/
主要サービス:Kidomi(National Parenting Product Awards受賞)
投資元:米Corus Entertainment、DreamWorks Animation、Reed Elsevier Ventures, Trinity Capital Investment、GSV等

海外小学生向け算数eラーニング「Surala Ninja!」スリランカのNGO「SOS子供の村」へIDを無償提供

 株式会社すららネット(東京・千代田区、湯野川 孝彦 代表取締役社長)は、新型コロナウイルス感染拡大により、長期間にわたり休校となっているスリランカにおいて、6月からインターナショナルNGOである「SOS子供の村(SOS Children’s Village)Sri Lanka」の児童を対象に、eラーニング教材「Surala Ninja!」の無償提供を開始します。すららネットと現地パートナーのNext Learners (Pvt) Ltd.が、SOSスタッフと連携し、休校が続く児童230名への学習支援を実施する。

 スリランカにおけるすららネットの活動は、2014年に国際協力機構(JICA)によるBOPビジネス連携促進の採択を受け始まった。そのころより、国内最大級のマイクロファイナンス組織である女性銀行とアライアンスを組み、低所得層の家庭の子供たちに向けた算数教室「Surala JUKU」を展開している。この「Surala JUKU」を通じて、教師のレベルに左右されずに効果性の高い算数教育を低所得者層の子どもに低価格で提供する塾をスリランカ各地に拡大する活動が評価され、2017年には「SDGs ビジネスアワード」において、「スケールアウト賞」を受賞した。

ENGLISH JOURNAL×佐久間宣行のオールナイトニッポン0、タイアップTwitter企画第3弾開始

 株式会社アルク(東京・千代田区、天野 智之 代表取締役社長)は、英語学習誌『ENGLISH JOURNAL』とニッポン放送「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」のタイアップTwitterキャンペーン第3弾の実施を発表した。

 アルクの英語学習誌『ENGLISH JOURNAL』は創刊50周年を目前に控え、ニッポン放送の大人気深夜ラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(毎週水曜深夜27時~)において、3カ月限定のコーナー“カンペinハリウッド”を届けている。

 “カンペinハリウッド”では、番組パーソナリティであり、テレビ東京のプロデューサーである佐久間宣行さんが、ハリウッド進出をもくろみ、英語学習に挑む。ハリウッドの現場で出されていそうな「カンペ(出演者に指示を出す際に用いる用紙)」を募集し、リスナーと一緒に英語を学んでいく企画。4月、5月と実施したタイアップ記念Twitterキャンペーンでは、好評の声が多数あり、これを受け第3弾として、「番組リスナーと『ENGLISH JOURNAL』とのコラボ」をテーマに、新たなキャンペーンを実施する。
 今回のキャンペーンでは、WEBメディア「ENGLISH JOURNAL ONLINE」に掲載されている佐久間宣行さんのインタビュー記事の内容から作成したクイズを番組公式Twitterアカウント(@SakumaANN0)にて出題する。Twitter上でクイズに回答し、正解した方の中から抽選で30名様に、番組オリジナル「ENGLISH JOURNAL特別号」をプレゼントする。
「ENGLISH JOURNAL特別号」は、番組でのコラボコーナー“カンペinハリウッド”で紹介されたリスナーからの「カンペ」をENGLISH JOURNAL編集部がマジメに添削し、コメント付きでまとめた完全オリジナル小冊子。表紙を飾るのはもちろん、番組パーソナリティの佐久間宣行さん。番組コラボ企画の記念となる一冊になること、必須です。

キャンペーン詳細は以下のとおり。

■ 応募方法:
番組公式Twitterアカウント(@SakumaANN0)をフォローし、本キャンペーンのクイズに答えてツイートしてください。クイズのヒントは、「ENGLISH JOURNAL ONLINE」に掲載されている佐久間宣行さんのインタビュー記事にあります。

■ 期間:
2020年6月4日(木)~6月25日(木)

■賞品:
番組オリジナル「ENGLISH JOURNAL特別号」30名様

■当選発表:
番組公式Twitterアカウント(@SakumaANN0)より、当選者の方へのDMでの連絡とさせていただきます。

佐久間宣行プロフィール:
1975年生まれ。テレビ東京社員。番組プロデューサー、演出家、作家、ラジオパーソナリティ。「芸人マジ歌選手権」や「ゴッドタン」「青春高校3年C組」「ウレロ☆未確認少女」など数々の番組を手掛ける。

フジロックフェスティバル 初の中止決定

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、「フジロックフェスティバル ’20(FUJI ROCK FESTIVAL ’20)」が中止になることが6月4日、関係者への取材でわかった。8月21~23日での開催を予定していた。今年で24回目を迎え、国内外から多くのアーティストが新潟県湯沢町の苗場スキー場に集う同フェスは、これまで悪天候での一部中止はあったものの、全日程が開催されない完全な中止は初となる。

 購入済みのチケットは払い戻し、もしくは「フジロック ’21」で使用可能な対応をしていく。

 1997年に始まったフジロックフェスティバルは、日本のロックフェスティバルの先駆者的存在として知られ、昨年は3日間で13万人を動員した。過去にはニール・ヤングやエミネムなどが参加、一昨年はノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランが登場するなど、毎年世界的ミュージシャンが多数参加する。4月3日には全29組の第2弾出演アーティストが発表され、既に60組以上の参加が発表されていた。

 政府は5月25日に発表したイベント開催制限の段階的緩和で、全国的・広域的な野外フェスについては一定の留保や「できれば2メートルの十分な間隔」を保つという条件付きで、8月1日以降をめどに開催は可能だとする目安を公表していた。フジロックを運営するスマッシュもぎりぎりまで開催の可能性を探っていたが、海外からのアーティストの来日も困難になっており、中止を決断した。

学研のプライム講座 全国の中高一貫校・高校を対象に、「EdTech導入補助金」を活用した各種オンラインサービス実証校の募集を開始

 株式会社学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社学研プラス(東京・品川、碇 秀行 代表取締役社長)は、経済産業省が実施する「EdTech導入補助金」を活用した実証事業に参加する公立中高一貫校・高校の募集を開始する。

■補助金を活用したEdTech導入の提案
 EdTech教材・サービスへの関心の高まりを受け、株式会社学研プラスは、経済産業省が実施する「令和元年度補正先端的教育ソフトウェア導入実証事業」への参加を申請する。この事業は、学校と教育産業の協力による教育イノベーションの全国的な普及の後押しを目的としたもので、EdTechソフトウェアやITを活用した教育サービスの学校への導入に必要な経費の一部が「EdTech導入補助金」として交付されるもの。
 本補助金交付対象として学研プラスとともに採択された場合、対象期間中は弊社の各種EdTechコンテンツを無償で利用することが可能となる。

◆EdTech補助金については以下へ
「EdTech導入補助金事務局ポータルサイト」https://edtech-hojo.jp/

■活用できるコンテンツ​
 オンライン映像講座「学研のプライム講座」のうち、今回の実証事業では、高校生を対象とした以下①~③のオンライン映像授業を導入できる。いずれも、端末を問わず学校でも自宅でも受講可能な、映像コンテンツとなっている。

①学研プライムゼミ
「共通テスト対策」や「難関大対策」など、多彩な講座ラインアップの中から、希望に応じた講座を提供する。高3生向け講座だけでなく、高1・2生向け講座も用意している。

②学研AO・推薦ゼミ
小論文や志望理由書の書き方、面接の対応術を学ぶ講座を提供する。映像講座と添削指導がセットになっているため、無理なく効率よく学校推薦型・総合型選抜対策が行える。

③学研英検ゼミ
竹岡広信先生による英検2級、準1級対策映像講座。

◆各教材の詳細以下URLへ。
https://gpzemi.gakken.jp/

■備考
・コンテンツは無償で利用できるが、運用にかかわる電気料・通信料、サービス利用端末(PC等)の購入費等は補助金の対象外となる。
・導入までのスケジュールは下記のとおり(予定)
 交付申請期間:2020年6月5日~2020年7月17日17:00
 交付決定:2020年 7月中旬~8月上旬(順次)
 事業実施期間:交付決定後~2020年12月25日17:00