筑波大の「国際統合睡眠医科学研究機構」(機構長・柳沢正史教授)の研究棟が完成した。同機構は、睡眠のメカニズム解明とともに、睡眠障害や関連疾患を治す創薬研究を進める。柳沢機構長は、眠りにかかわる神経伝達物質オレキシンを発見するなど、この分野の世界的権威だ。完成した研究棟だは6階建てで、2~4階が研究室領域。吹き抜けの空間には、芸術系教員が制作した眠りながら飛ぶブタ親子のオブジェがつるされるなど、医学系と芸術系の両方を持つ唯一の国立大ならではのユニークな内装となっている。
ダイバーシティーという単語を耳にするようになって久しい。
しかし、その捉え方、適用は時代とともに変化する。当初は、人種、民族、哲学、宗教、思想などの多様性を認める、という意味で捉えられていた。企業などでは、人種、国籍、性、年齢を問わずに人材を活用することにより、ビジネス環境の変化に柔軟、迅速に対応できると考えられた。グローバリゼーションの中、企業がどのように成長していくか、活路を見出すかに焦点が当てられていた。
それが現在では、個々人の価値観の多様性を受け入れることにまで拡がる。
読者諸兄の学習塾では、このダイバーシティーの課題をどう克服しているであろうか。自塾は海外展開の予定がないから、関係ないとお考えだろうか。
否。英語教育が小学校でも義務化されるほど盛んになっている。ネイティヴ・スピーカーの雇用を考えなければならないのではないだろうか。その時、日本人講師だけの雇用しか念頭にない、規則・規程では対応できない。
更に近年では、LGBT(レズビアン=Lesbian、ゲイ=Gay、バイセクシュアル=Bisexual、トランスジェンダー=Transgender)問題が加わる。LGBTは究極のダイバーシティーと云われる。東京都渋谷区は、同性カップルを結婚に相当する関係として認める「同性パートナーシップ証明書」の発行を始める。そういう時代になったのだ。
LGBTの人は、13人に一人。貴塾の対応や如何に。
(如己 一)