昨年4月に公募で民間から採用された大阪市生野区の市立中学校の男性校長(38)について、市教育委員会は7月31日、「信用失墜行為」があったとして減給3カ月の懲戒処分とし、校長は同日付で依願退職した。さらに、長期欠勤などで5月に更迭された民間出身の元市立小学校長の男性(51)=教務部付=についても、校長応募時の書類に経歴詐称があったとして、懲戒免職処分とした。
祖父母が孫に将来の教育費をまとめて贈っても課税されない制度を使った商品「教育資金贈与信託」の贈与額が、6月末までに5千億円を突破したことが信託協会の調査でわかった。制度に基づく教育資金贈与信託の利用件数は、信託を扱う52社が加盟する信託協会の6月末現在のまとめで7万6851件、贈与額は5193億円。導入から1年3カ月で、国の私学助成の年間予算額(14年度で約4400億円)を超える規模に膨らんだ。
教育資金一括贈与の非課税制度は、高齢者の資産を子育て世代に移し、教育費の負担を軽くするのがねらいで、2013年4月に導入された。子や孫1人あたり1500万円まで一括して教育資金を贈っても、贈与税はかからない。同協会の想定よりも利用者のすそ野が広かったためだが、祖父母の資産によって教育格差が広がる心配もある。