出産育児一時金、42万円を継続

厚生労働省は7月7日、出産時に公的な医療保険から母親に支給する「出産育児一時金」の額について、いまの42万円を継続する案を社会保障審議会の部会に示し、了承された。一時金は39万円が基本で、お産の事故に備えて「産科医療補償制度」に支払う3万円を上乗せした計42万円を支給している。来年から補償制度の掛け金が1・6万円に減額される。そのため、あわせて一時金の引き下げを求める声がでていた。お産の平均費用は年々増え、2012年度は約48万6千円となった。

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