みんがく、旺文社のデータに基づき歴史上の人物と対話ができる生成AIアプリ「歴史人物シミュレーター」の実証実験モデル校の募集を開始

 株式会社みんがく(東京・目黒区、佐藤 雄太 代表取締役)は、学校法人玉川学園(東京・町田市、小原芳明 理事長)の玉川大学教育学部濵田研究室(濵田英毅教授・日本史学/STEAM教育)との間で、生成AI技術を活用した歴史教育アプリ「歴史人物シミュレーター ~対話を通じて歴史を紐解く~」を開発し、実証実験モデル校を募集する。


■アプリの特長
 データベースには旺文社の書籍を採用。Microsoft Azureの厳格なセキュリティ基準に準拠したChatGPT環境を搭載し、生徒の利用履歴の確認、データ出力も可能。

・生成AIを使って歴史上の人物と会話することで歴史の理解が深まる。
・テキストや動画だけでは得られない、リアルな対話型の学習体験を提供する。
・生徒自ら、疑問を解消しながら進めることができる。

■ 共同開発の背景と目的
 現代の教育現場において、学習者のエンゲージメントを高める手法としてテクノロジーの導入が進んでいる。特に生成AIは、パーソナライズされた学習体験を提供することにおいて、その可能性が注目されている。この共同研究は、生成AI技術を用いて学生たちが歴史をより深く学習する方法を探ることを目的としている。生成AIを活用することで、歴史上の人物との対話を可能にし、教育の質を向上させることを目指す。

■ 共同開発の概要
 この共同研究プロジェクトでは、濵田教授の専門知識を活かし、歴史上の人物を歴史的事実に基づきモデル化したチャットボットを開発。これにより、学生は任意の歴史人物に質問することが可能となり、教科書だけでは、学びにくかった該当人物の視点を対話的に学ぶことができる。学校でも利用可能な教育ツールとして提供する。


■実証実験協力校
 福島県立光南高等学校 鈴木博幸先生の協力のもと、「歴史総合」「日本史探究」の授業において、「歴史人物シミュレーター」を活用した授業を実践する。

■実証実験モデル校募集
 今回、先着10校限定で「歴史人物シミュレーター」を導入いただけるモデル校を募集する。
 歴史人物シミュレーターは、生徒が歴史上の人物とその時代の出来事や選択を体験しながら学べる革新的な教育ツール。従来の教科書学習に比べ、より深く歴史を理解し、実際の歴史の流れを体感することで、記憶に残りやすい学びを提供する。
【お申し込み方法】
 申し込みは、 「歴史人物シミュレーターモデル校応募」と記載の上、info@mingaku.net へ

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