トランスコスモス、教員の働き方改革への取り組みとして文部科学省「学校における保護者等への対応の高度化事業」に採択

 トランスコスモスは、学校現場における保護者等対応に関する課題解決に向けた実証事業(文部科学省「学校における保護者等への対応の高度化事業(学校における保護者等対応の高度化のための調査研究)」)の事業者に採択された。本年6月より、静岡県裾野市教育委員会と連携し、保護者や地域住民からの学校への問い合わせ業務に関する実証事業(以下、本事業)を開始している。

 この事業では、保護者や地域住民からのさまざまな学校への問い合わせを、トランスコスモスのコンタクトセンターで受付し、一義的な対応を行うことで学校教職員の負担を軽減し、保護者や地域住民との円滑な連携をはかるよう取り組みを行う。裾野市教育委員会および裾野市立小中学校13校を実証フィールドとして、学校のさまざまな課題に関する専門家と連携し、教職員の負担軽減や保護者の満足度向上に加え学校現場対応の高度化・効率化を目指す。

 近年保護者や地域からの過剰な苦情や不当な要求など、学校だけでは解決が難しい事案が学校運営上の大きな課題になっており、さまざまな専門家と連携した行政による支援が必要な状況になっている。また、学校現場における電話等による相談・苦情等の連絡対応が、必要以上に教職員の負担になっているとの指摘もあり、学校における働き方改革を加速させる観点からも、案件を外部の機関が一度整理することが教職員の負担軽減や保護者等対応の質の向上へどのように影響するのかを明らかにすることが求められている。


■実証スケジュール及び今後の展開
令和7年6月1日(日)から令和8年1月31日(土)の間での実証を予定しており、今回の実証の結果得られた知見を広く共有していくことを目指す。

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