
巻頭言
ビジネスの長期的な成功に創造性が不可欠であることは常識だが、多くのリーダーがその引き出し方に頭を悩ませている。
リーダーはどのようにして、自分自身やチームの発想力を引き出せばよいのか。
まず必要なのは、創造性に対する思い込みを捨てることだ。創造性は、アーティストやデザイナーなど、一部のクリエーターだけの特権ではない。
また、孤独な時間や突然のひらめきに依存する「コントロール不可能なもの」でもない。人は誰もが本来、創造性を備えており、その力は意識的な訓練によって呼び覚まし、伸ばすことができる。創造性は日々の意思決定や戦略立案、イノベーションのプロセスに組み込める「実践的なスキル」なのだ。
この創造性を養う上で、現代の課題に特に有効なのが「アナロジー(類推)思考」だ。これは、一見無関係に思える事象に構造的な類似点を見いだし、「発想の源」となる領域の知見を「発想の適用先」となる自社の課題解決に応用する手法である。
アナロジー思考は単なるテクニックではない。人間の学習プロセスの中核をなすものである。ストーリーテリングからバイオミメティクス(生物模倣)、さらには科学的ブレークスルーに至るまで、多様な分野で活用されてきた。
アナロジーを探る営みは、日常的な発想から距離を置き、一見無関係に見える事象のつながりに目を向けさせる。
読者諸氏の思考法や如何に。
(如己 一)
目次
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- 10 HOT TOPICS 新たな高校教育改革と東京都の実践例
- 14 塾長の決断(10) 株式会社 TricoLogic 世界へ羽ばたき日本の教育業界に恩返しを
- 16 挑む私学 公文国際学園中等部・高等部
- 19 目次・巻頭言
- 20 NEWS ARCHIVES
- 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
- 49 【特集①】 進む通信制高校とサポート校の連携
- 56 【特集②】 私塾界リーダーズフォーラム2026 S/S [Team It]
- 72 TOP LEADER Interview 現場をよく見れば、まだヒントはある。 進学プラザグループ
- 87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(390)
- 88 疾風の如く(204) 個別指導シェアスペース solve[株式会社勝木](東京都) 代表取締役CEO 勝木 啓文 さん
- 90 現代学習塾経営概論(40)
- 92 ぼくの糸島移住とプログラミング塾開塾史(2)
- 94 自ら動き出すチームにする方法(142) 中谷彰宏
- 96 One Target(19) 的場一成
- 98 PAPER REVIEW(27) 浅見貴則
- 100 シン・ジュクジン(56)
- 101 芸術見聞録(156)
- 102 わが子、就学中(64)
- 103 塾長の机
- 104 為田裕行の「教育ICT行」(136)
- 105 10¹⁵ PETA(62)
- 106 キクチカラ(19) 菊地香江
- 107 Opinion from School(84)
- 108 林明夫の「歩きながら考える」(251)
- 110 新・授業改革を目指して(151) 石川幸夫
- 112 私塾界インサイト(100)
- 116 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(56)
- 118 咲かせよ桜(136) 小林哲夫
- 122 論点2026(7) 少子化で変わる塾の成長戦略 「教える場」から「学びを設計する場」へ
- 126 編集後記
- 128 Book Review
- 130 塾長のためのガジェット講座



